お掃除機能付きエアコン
更新日:2025年03月07日
エアコンのCMやカタログを見ていると、お掃除機能付きという表示を見かけます。
まずは、この機能がどのようなものなのか知っておきましょう。
エアコンのお掃除機能とは、基本的にフィルターを自動でクリーニングする機能のことをいいます。
近年では、フィルターに加えてフィンや送風ファンを自動でクリーニングするエアコンも開発されています。
自動でクリーニングするという点から、全くお手入れする必要がないと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、掃除機能がついていたとしても、エアコンの内部や吹き出し口、ルーバーなどのフィルター以外の場所は、基本的に人の手で掃除をする必要があります。
エアコンのお掃除機能は、通称でフィルターを自動で掃除する機能であっても、メーカーごとに名称が変わる場合があります。
また、メーカーごとに特徴や構造に違いがある場合もあります。
お掃除機能付きのエアコンを購入する際やご自身で掃除をする際は、必ずエアコンに付属されている説明書を確認しましょう。
エアコンのお掃除機能で、フィルターが自動クリーニングされるとホコリが発生します。
このホコリは、何らかの形で外に排出する仕組みになっています。
ダストボックスにホコリを溜めるタイプの場合は、半年に1度ほどの頻度で人の手で掃除をしなくてはいけません。
ダストボックスの取り出し、中のホコリを処理します。
ホコリが溜まりすぎるとエラーが出たり、自動クリーニングが正常に行われなくなったりします。
使用している環境によっては、数か月でダストボックスが一杯になることもあるため、定期的な確認が必要です。
自動で外に排出するタイプでは、自動クリーニングのたびにホコリを自動で排出します。
そのため、溜まったホコリを手動で処分する必要がありません。
しかし、長年使っているとホコリを外に排出するホースが詰まることがあります。
ホースが詰まると、ホコリが戻ったり内部に詰まったりしやすくなり、故障の原因につながります。
ご自宅にあるエアコンに、お掃除機能があるか見分ける方法はとても簡単です。
説明書が手元にあり、すぐに確認ができる場合は、お掃除機能の記載があるか確認しましょう。
自動お掃除機能やダストボックスの記載があれば、おそうじ機能が付いている証拠です。
お掃除機能の説明だけが別冊になっていることもあるため、付属の説明書や冊子も念のため確認してみてください。
リモコンにお掃除やフィルター掃除などのボタンや表示がある場合は、お掃除機能が付いています。
これは定期的な自動清掃に加えて、手動でお掃除機能を使う際に操作する部分です。
そのため、お掃除機能がないエアコンのリモコンには存在しません。
ただし、リモコンだけを買い替えて居たり、他の機種を使っていたりする場合は例外です。
お掃除機能付きのエアコンは、基本的にお掃除機能無しのエアコンよりもサイズが大きいことが多いです。
本体の厚みがかなりあるため、一般的なエアコンと比べて分厚いと感じる場合はお掃除機能付きの可能性が高くなります。
しかし、エアコンの大きさはメーカーや機種によってさまざまです。
あくまでも目安であるため、確実な判断はできません。
正しく判断するためには、説明書の記載やリモコンの表示をチェックしましょう。
説明書やリモコンでは判断できない場合は、エアコンのカバーを開けてフィルター周りを確認しましょう。
お掃除機能付きのえあこんには、フィルターの前面に掃除用のパーツが付いています。
そのため、フィルターが半分くらいしか見えておらず、取り外すにはロックを解除したり、先にパーツを外したりしないといけません。
お掃除機能がないエアコンは、フィルター全体が見えてワンタッチで取り外しが出来ます。
簡単にフィルターが外せない場合は、お掃除機能が付いている可能性が高いです。
お掃除機能付きのエアコンは、お掃除機能無しのエアコンよりも、掃除の頻度が少なく済みます。
自動で掃除されるフィルターは一年に一回程度の掃除で大丈夫です。
しかし、使用頻度が高い場合や、お掃除機能が正常に動作していない場合は、こまめに掃除をしないといけません。
定期的にフィルターの状態を確認し、ホコリが付着していたら掃除しましょう。
ダストボックスが付いている場合は、半年に一度は掃除をするのがおすすめです。
ホコリが溜まりすぎると、お掃除機能が動作しなくなり、フィルターにホコリが溜まるようになってしまいます。
掃除のタイミングは、エアコンの稼働率が高くなる少し前がおすすめです。
冷房が必要になる前の5月や6月、暖房を使い始める前の10月頃に行うのが丁度よいでしょう。
お掃除機能付きのエアコンの内部までしっかりクリーニングしたい場合は、基本的にはプロにお願いしましょう。
エアコン内部を掃除するには、お掃除ユニットを取り外し、高圧洗浄機や特殊な洗剤を使う必要があります。
それらを一般の家庭で準備するのは難しく、用意が出来たとしても掃除中にエアコンを故障させてしまう可能性があります。
また、けがや感電してしまったり、周囲の壁や家具を汚してしまったりする恐れもあります。
ご自宅でクリーニングをする際は、目視できる範囲にとどめて、外せないパーツには手を出さないことが大切です。
フィルターやダストボックスも、外し方がわからない場合は、プロにおねがいしましょう。
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