お掃除機能付きエアコン4
更新日:2025年04月06日 ご家庭向け
お掃除機能付きエアコンをご自分で内部洗浄するリスク
エアコンの奥にあるパーツなど、分解洗浄が必要な場所は業者へ修理をご依頼ください。
お掃除機能きエアコンをご自分で内部洗浄すると、故障や不具合などのリスクがあります。
具体的なリスクを2つご紹介します。
分解後に元に戻せなくなる
お掃除機能付きエアコンは、通常のエアコンよりも内部構造が複雑です。
しかし、エアコンの内部洗浄をするには、フィン、ファン、ドレンパンなどのパーツをご自分で分解しなければなりません。
また、エアコンのパーツの位置や取り外し方法は、メーカーによって異なります。
エアコンに関する知識がない人が安易に分解した場合、パーツを取り外したものの取り付け方がわからず、もとに戻せなくなってしまうケースも少なくないでしょう。
故障リスクが高くなる
個人でエアコンの内部洗浄を行う場合、市販のエアコンクリーナーを使用することが一般的です。
しかし、エアコンクリーナーは誤った使い方をすると、エアコンの故障や不具合の原因になります。
例えば、エアコンクリーナーの水分が電気系統に入ると、漏電や火災につながる恐れがあります。
また、エアコンクリーナーのすすぎ残しがあると、エアコンが水漏れを起こすかもしれません。
市販のエアコンクリーナーを使った内部洗浄は、故障のリスクがあるため、クリーニングをご依頼ください。
お掃除機能付きエアコンのクリーニングを業者へ依頼するときの注意事項
お掃除機能付きエアコンのクリーニングが出来ない業者がある
お掃除機能付きエアコンは、業者によってクリーニングが断られることがあります。
お掃除機能無しの壁掛けエアコンは、構造が比較的シンプルなため、ほとんどの業者でクリーニングに対応可能です。
しかし、構造が複雑なお掃除機能付きエアコンは、経験と知識が必要なため、業者によって対応不可なケースがあります。
お掃除機能付きエアコンのクリーニングを依頼する場合は、まず業者のホームページを確認し、対応可能かどうか確認することが大切です。
繁忙期のクリーニングは避ける
エアコンクリーニングは、長いと数時間かかる作業です。
業者にもよりますが、一般的な壁掛けエアコンのクリーニングは約1時間~2時間、お掃除機能付きエアコンは約2時間~3時間かかります。
クリーニング中はエアコンが使えないため、時間に余裕をもって依頼することが大切です。
特に真冬や真夏など、エアコンの使用頻度が高い時期のクリーニングは避けましょう。
エアコンを使用できず部屋の温度が調整できないため、時間に余裕をもって依頼することが大切です。
特に真冬や真夏など、エアコンの使用頻度が高い時期のクリーニングは避けましょう。
エアコンを使用できず、部屋の温度が調整できないため、暑さや寒さが原因で体調不良を起こす可能性があります。
また、冷房の需要が高まる5~9月や、大掃除が始まる年末などの繁忙期はクリーニング業者も忙しいため、予約がいっぱいになっているかもしれません。
お掃除機能付きエアコンのクリーニングは、真冬や真夏を避け、過ごしやすい気候の時期にクリーニングをご依頼ください。
お掃除機能付きエアコンは費用が高い
お掃除機能付きエアコンは、購入価格が高いだけでなくクリーニング費用も高くなる傾向にあります。
その理由は、お掃除機能付きエアコンの場合エアコンパーツの取り外しや高圧洗浄といった通常の工程に加えて、お掃除ユニットを分解洗浄する工程が加わるためです。
業者によってはお掃除ユニットを取り外さずにエアコン洗浄だけしてくれるケースもありますが、簡易清掃ではエアコン内部の汚れまで除去できません。
また、ホコリをダストボックスに排出タイプのエアコンの場合、ダストボックス内部の洗浄も必要です。
そのため、スタンダードなタイプのエアコンと比較して、クリーニング費用が高くなりやすいことを知っておきましょう。
お掃除機能の有無にかかわらず、エアコンクリーニングの頻度は一般的に年1回または2年に一回は行うのが良いとされています。
春から夏にかけて、秋から冬にかけてなど、エアコンの使用頻度が比較的低い時期にクリーニングをご依頼ください。
ただし、エアコンの臭いが気になったり、目に見える場所にカビが発生したりしている場合は、すぐにクリーニングを検討しましょう。
お掃除機能付きエアコンなら、フィルターのお手入れがより簡単になります。
しかし、エアコンのお掃除機能があれば日頃のメンテナンスが一切不要になるわけではありません。
ダストボックスの掃除や本体の外側の拭き掃除など、ご自分でできるところは定期的にセルフクリーニングをすることをおすすめします。
ただし、エアコン内部の汚れを落とすには、お掃除ユニットなどの分解が必要なため、セルフクリーニングでは限界があります。
年に1回または2年に1回をめいぇすとして、専門の業者に内部クリーニングを依頼しましょう。