車の洗車
更新日:2025年01月21日 その他コラム
日々の運転で付着する砂やホコリ、海からの潮風や融雪剤の塩化カルシウムなどで、車体にはダメージが蓄積されます。
洗車はこうした汚れを落として美しさを保つだけでなく、車のメンテナンスにも大切な作業です。
基本的な洗車のやり方
1、水で汚れを流す
まずは、カーシャンプーの前に、水だけで車体に付着した汚れを流します。
ホースを使って、車体全体に一定の水流を当て、ボディ表面の砂や泥などの大きな汚れを流し落としましょう。
これにより、スポンジで洗う際、砂などの汚れで車の塗装面が傷つくのを防ぎます。
水をかける順番は、上から下を意識しましょう。
屋根から初めて、窓ガラス、ボンネット、ドア、タイヤホイールの順番に水をかけてください。
水が自然に下に流れるように、上から下へと水をかけることで、汚れを効率よく洗い落とせます。
2,ボディを洗う
カーシャンプーを使ってボディを洗います。
カーシャンプーの液をバケツに入れ、水を勢いよく注いで泡立てます。
このとき、強めの水圧で円を描くように水を入れると、より泡立ちやすくなります。
泡立てて、泡をきめ細かくクリーミーなものにしておくと、ボディとスポンジの間にクッションが作られ、ボディに傷がつきにくくなります。
泡立てが終わったら、スポンジにシャンプーを含ませてボディ全体を洗います。
洗うときは、上から下に向かってスポンジを動かすのがポイントです。
3,タイヤホイールを洗う
タイヤホイールは車の中でも特に汚れがひどい部分です。
専用のブラシを使ってゴシゴシと擦り、汚れを落としていきましょう。
4,カーシャンプーを水で流す
カーシャンプーの泡を水で洗い流します。
洗車した部位から順に、上から下に向かって水をかけていきましょう。
そのさい、カーシャンプーが残らないようにしっかりと全体を流すことが大切です。
カーシャンプーが車体に残って乾燥すると、シミになったり、塗装面にダメージを与えてしまいます。
高圧洗浄機を使う場合は、ノズルから車体までの距離に注意しましょう。
近すぎると車体に傷がつく可能性がありますので、適度な距離を保ってください。
5,クロスで拭き取る
最後に、クロスで水分を拭いとってください。
吸水性の高いセームタオルやマイクロファイバークロスを使うと、車体の水分を効率よく取り除けます。
水分を拭き取ったクロスは、次回の洗車に備えて清潔にしておきましょう。
それにより、クロスに付着したホコリや砂などが、次回の洗車で車体を傷つけることを防げます。