浄化槽
更新日:2024年10月27日 ご家庭向け
浄化槽の仕組み
水の流れには、固形物と溶解性物質とがありますが、固形物は沈むものと浮かぶものに分けたり、フィルターでこしたりします。
そして溶解性物質は、バクテリアの働きで分解して除去します。
さらに最後は、きれいになった水を消毒してから放流するという仕組みになっています。
浄化槽からの臭いが気になるとき、原因としてまず考えられるのは、バクテリアの数が少ない、もしくは働きが弱まっているということ。
バクテリアは栄養素を取り込むことで活性、増殖しますが、急に増えるわけではないので、浄化槽を使い始めたばかりの頃は臭いが気になることがあるかもしれません。また、誤って浄化槽の電源を切ってしまったり、使用する洗剤が適切でなかったりすることで、バクテリアが死滅したり、働きが弱まったりしてしまうこともあります。
ほかにも、装置のトラブル、浄化槽の清掃が不十分、マンホールの蓋がしっかりしまっていない、汚れがひどく浄化槽に負担がかかりすぎているといった可能性も考えられますので、なかなか臭いが解消されないという場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
浄化槽の臭い対策
トイレットペーパー以外は流さない。
トイレットペーパー以外のものを流すと、浄化槽内のバクテリアに悪影響を与える可能性があるだけではなく、装置のトラブルや配管のつまりの原因になることもあります。
タバコの吸い殻や、トイレに流せると記載のあるトイレクリーナーや猫砂なども、できるだけ流さないほうがよいでしょう。
油やゴミはできるだけ流さない。
浄化槽内のバクテリアは、大量の油を一度に分解することはできません。
浄化槽に能力以上の負担をかけると、排水を浄化しきれず汚れが残った水が放流されてしまうことになります。
また、油が冷えて固まることで、装置にトラブルが発生したり、配管が詰まったりすることも。
油はできるだけキッチンペーパーで拭き取って燃えるごみに捨てる、排水口にはゴミ受けネットをするなど、油やゴミを浄化槽に流さないようにキッチンの使い方を工夫しましょう。
洗剤は適量を守る。
洗剤は、たくさん使うほど汚れが落ちてきれいになるというものではありません。
余分な洗剤は汚れになります。
浄化槽にとっても負担になりますので、洗濯洗剤、食器用洗剤、掃除用洗剤などどんな洗剤であっても、適量を守って使用することが大切です。
また、浄化槽を使っているご家庭では、洗剤の種類にも注意する必要があります。
お風呂のお湯は冷ましてから流す。
熱いお湯を大量に流すと、浄化槽内のバクテリアの働きに悪影響が出る恐れがあります。
お風呂のお湯は、ある程度冷ましてから排水するようにしましょう。
また、お風呂の排水溝にも、ネットやカバーなどを取り付けて、髪の毛もできるだけ流さないようにしましょう。
ちなみに、入浴剤は硫黄酸化物含まれたもの以外であれば使用しても問題ありません。