~お掃除の歴史~
更新日:2024年05月15日
~お掃除の歴史~
平安時代編
皆さんこんにちは、おそうじ革命町田鶴川店の那珂です。
今回は「平安時代」のお掃除について調べました。
平安時代
遣隋使や遣唐使によって、中国との関係を持ち発展した奈良時代。平安時代は、中心地を奈良から京都に移し、「枕草子」「源氏物語」などの作品が作られ、陰陽道が表に出てきた時代。一見、華やかに見えるが、貧富の差が大きく、源平合戦などの大きな争いもあった時代です。
庶民の生活に根付いたお掃除
奈良時代では、貴族間の儀式だったのが、平安時代では庶民にもお掃除が習慣になっていたようです。
土間での生活が多かったので、煮炊き場やカマド周辺くらいしか、お掃除の場所はなかったようです。
庭掃
平安時代の清掃業者といっていい「庭掃」は、その名の通り、庭を掃除する人を指します。
御殿住まいの貴族の庭のお掃除をしていたようです。
清掃の制
平安京に住んでいる貴族や有力者が、勝手に家の垣を壊し、溝を作って生活排水を流すのが問題とされていた。
朝廷は、生活排水を流すことを罰則ありで禁止しましたが、効果がないため、道路の周囲などの清掃を義務化させました。
取り締まる人もいましたが、無位(階級の低い)の人が就くので、対応が何もできず、さらに役職に就く人もいなくなったりして、町の衛生環境を悪化させる結果となりました。
簡単ですが、これが「清掃の制」の内容になります。
年末大掃除のはじまり
正月を迎えるために年末に行う大掃除は、10世紀ごろに年に1度、煤を払い清める「すすはらい」が習慣になったようです。
日にちも決まっていて、12月13日に行われていたようです。
29日と31日は縁起が悪いようで避けているみたいです。
まとめ
いかがでしたか?
お掃除が習慣化していても、身分などの関係で生じる問題もあったんですね。
次回も歴史について調べます。
また、お会いしましょう。