壁紙の汚れ
更新日:2025年02月02日 ご家庭向け
真っ白だった壁紙がいつの間にか茶色くなっている、床に比べるとついつい掃除を怠ってしまいがちな壁ですが、汚れを放置すると黒ずみやカビの原因になってしまいます。
一口に壁紙の汚れとはいっても、黒ずみや茶色い汚れ、カビなど、汚れの種類は場所によって様々です。
汚れの種類によって掃除方法は異なるので、まずは、ご自宅の壁の汚れの種類を見極めましょう。
よくある汚れの種類は大きく分けて4つです。
気になる汚れはどれに当てはまるか確認してみましょう。
黒ずみ
ホコリが溜まったり、色のついたもので壁紙をこすってしまうと、黒ずみの原因となります。
台所用中性洗剤を使った拭き掃除できれいに掃除しましょう。
手垢、ヤニなどの油汚れ
頻繁に触る部分は手垢がつきやすく、皮脂汚れの原因となります。
白い壁紙なら特に茶色い汚れが気になるかもしれません。
また、お子さんがいるご家庭では、子供が触りやすいような低い場所もチェックしてみましょう。
キッチンの壁には油跳ねが付着することが多いです。
喫煙者がいるご家庭はヤニも油汚れの原因の一つといえるでしょう。
これらの油汚れは、放置すると黒ずみの原因となってしまいます。
カビ
お風呂や結露しやすい窓の近くなど、湿度が高い場所の壁はカビが原因で黒ずむことも。
カビは放置すると健康被害にもつながりかねません。
見つけたらなるべく早く対処するようにしましょう。
落書き
小さなお子さんがいるご家庭は、落書きに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
なかなか落とすのが難しい落書きですが、除光液を使えばきれいに取り除くことができます。
壁紙の種類によって、適切な汚れの落とし方は異なります。
まずは、汚れの種類をしっかりと確認するようにしましょう。
壁紙の汚れを落とすときは、洗剤や水気のせいで壁が傷まないか心配になりますよね。
まずは、掃除しても大丈夫な壁紙かどうかを確認しましょう。
日本の住宅で採用されている壁紙は、ほとんどがビニールクロスと呼ばれるものです。
ビニールクロスかどうか確認したい場合は、壁に水をかけてみましょう。
水をかけたときに吸収せずに弾くのがビニールクロスです。
ビニールクロスは耐久性が高く水を弾くので、水拭きでの掃除がしやすいのが特徴です。
一方で、布や紙、土や砂の壁は水拭きで傷めてしまう場合があるので、注意が必要です。
薄い黒ずみや軽い油汚れなら、ご家庭にもある台所用中性洗剤で落とすことができます。
中性洗剤は、漂白剤などに比べて成分が強くないので、壁が傷む心配がほとんどありません。
汚れを落としたい場合は、まず中性洗剤で落とせるかどうか試してみましょう。
中性洗剤を使っても汚れが落ちない場合は、汚れがこびりついてしまったり、カビが発生したりしている可能性があります。
その場合は、重曹やセスキを使った清掃方法を検討しましょう。
落書きや擦れ汚れは、洗剤を使用しなくても、消しゴムで消すことができます。
壁紙の汚れが気になる部分を消しゴムで擦っていきましょう。