松下幸之助一日一話
4月17日
「人をひきつける魅力を持つ」
指導者にとってきわめて望ましいことは、人をひきつける魅力を持つということだと思う。指導
者に「この人のためなら・・」と感じさせるような魅力があれば、期せずして人が集まり、またそ
の下で懸命に働くということにもなろう。
もっともそうは言っても、そうした魅力的な人柄というものはある程度先天的な面もあって、だ
れもが身につけることはむずかしいかもしれない。しかし、人情の機微に通じるとか、人を大事に
するとかいったことも、努力次第で一つの魅力となろう。
いずれにしても指導者は、 "ひきつける魅力” の大切さを知り、そういうものを養い高めていくこ
とが望ましいと思う。