松下幸之助一日一話
4月6日
「会社のよさを話す」
外に出て自分の会社のことを悪く言う社員がいる。それはやはり社員の教育が十分にできていないからであろう。
つまり、中には個人的不満があって会社の欠点を言う人もあろうが、より多くは、会社のよさというものが社員
によく理解されていないからそういうことになるのだと思う。
この会社はこういう創業の理念を持ち、こういった歴史、伝統があるのだ、こういうことを使命としているのだ、
そしてこのように世間に貢献し、これだけの成果を上げているのだ、ということを常日ごろから社員に教えるという
か訴える。そういうことがきわめて大事だと思うのである。