ゴミ屋敷整理の後はハウスクリーニングにお任せ|浴室・洗面・トイレを仕上げます
今回のお仕事は、ゴミ屋敷片付け後の仕上げ、浴室・洗面・トイレの三点ユニットバスの清掃を行ってきました。
なにやら事件現場のよう...。
トイレの便器の中は尿石とカビ汚れ。
床には髪の毛と皮脂汚れが固まり、浴槽は石鹸カス。壁にカビ汚れ...。
1ルームの浴室・洗面・トイレの3点ユニットの様子です。
依頼主さまのお話によると、これまで片付け掃除を10年間全くしていない状態だったみたいです。
もともと寝室、キッチンとこの3点ユニットにはモノが整理されていない状態で、ゴミ屋敷状態(*´ω`)。
いらないモノを廃品回収業者にもっていってもらって、出てきたのがこの汚れだった、ということでした。
私、すのはら店長が清掃作業をする前に、お客様の一番気になることをヒアリングするのですが、今回は全く聞くことがありませんでした。
「えーっと、とにかくキレイにしますね('◇')ゞ」
この3点ユニットの外観を損なっている原因はなんといっても床。
床は汚れてから時間がかなり経っていて、かなり固くなっていました。
最初に少し強めのアルカリ性の洗剤を床にまいて放置!!
さらに水を抜いて、クエン酸ベースの酸性洗剤を便器内にまいて、これもつけ置き。
アルカリ洗剤と酸性洗剤が混ざらないように、便器の蓋は閉めておきます。
つけ置き作業が終わったら、壁の清掃から始めます。
天井および壁は、カビ汚れ中心。
軽く水をながしたら、塩素系洗剤をメラミンスポンジに含ませて軽くこすり洗い。
最後に水をよーく流して壁は終了。
上の方から作業していくと、洗剤と水が床に落ちていきます。古い床の汚れを柔らかくする効果があります。
お次は浴槽(^^♪ 主に石鹸カス汚れです。この様な石鹸カス汚れ、スポンジに洗剤を含ませて擦り洗いすると、必ず挫折します。
最初は軟らかい石鹸カス汚れは、時間が経つと金属汚れと呼ばれるように固くなります。
そこで金属のヘラで石鹸カスを削り、それからアルカリ洗剤で擦り洗いをします。
フラッシュの光が反射してピッカピカ!!
洗面ボールの中の石鹸カスも忘れずに擦り洗い!!
最後につけ置きしておいた床と便器の中をキレイにします。
軽い汚れであれば、すべて水で排水口に流します。
しかし石鹸カス、髪の毛、尿石、皮脂汚れが固まって層をなしていました。
最初のつけ置きでそれらの汚れを柔らくしてからヘラで掬い取り、ビニール袋に包んで捨てます。
残りの汚れをこすり洗いをして、便器内と床、さらに排水口をキレイにして作業終了です。(作業時間約3時間)