ステンレス調理台に空き缶を放置すると何故錆びる?
更新日:2025年03月16日 ご家庭向け
ステンレス調理台に空き缶を放置すると何故錆びる?
ステンレス調理台に空き缶を放置すると錆びが発生して、ステンレス調理台に空き缶の丸い跡が出来た!何てご経験ありませんでしょうか?
理由は、ズバリ「異種金属接触腐食(ガルバニック腐食)」が起こるためということなのですが、今回はそのメカニズムを調べて出来る予防策を考えてみました。
メカニズムについて
ステンレス調理台に空き缶を置いておくと錆が発生するメカニズムには、ステンレスの特性、空き缶の材質、ガルバニック腐食という3つの要因に鍵がありそうです。
1.ステンレス鋼の特性
ステンレスはクロム(Cr)を含んでおり、表面に形成される酸化被膜(不動態皮膜)が錆を防ぎます。この被膜が損傷しなければ基本的に錆びにくいのですが、異なる金属が接触すると状況が変わります。
2.空き缶の材質
空き缶の多くはスチール(鉄)またはアルミ製です。これがステンレスと接触すると、電位差(イオン化傾向の差)が生じます。
・ステンレス:貴な金属(酸化しにくい)
・鉄やアルミ:卑な金属(酸化しやすい)
3.ガルバニック腐食の発生
ステンレスと鉄(またはアルミ)の間に水分(湿気や水滴)が存在すると、電解液ができて「電池」のような状態になります。このとき、空き缶(鉄やアルミ)がアノード(負極)となり、ステンレスがカソード(正極)となります。
1、アノード側(空き缶)が先に腐食するが、その過程で電子がステンレスに流れ、酸化反応が促進される
2、その結果、空き缶のサビがステンレス側に付着する
3、場合によってはステンレスの酸化被膜が損傷して、腐食が進行することもある
※この現象は「もらい錆」とも言われ、局所的に錆が発生しやすくなるようです
予防策について
ステンレス調理台に空き缶を放置して錆が発生する、いわゆる「もらい錆」を予防するには次の対策が有効です。
・調理台を清潔に保ち、水分を拭き取る
・空き缶や他の金属製品を長時間ステンレスの上に放置しない
・異種金属が接触しないように、間にプラスチックマットや布を挟む
まとめ
つまり、「異種金属接触による電位差」と「水分の存在」が原因で、ガルバニック腐食が起こるわけですね。
ステンレス調理台は基本的に錆びにくいですが、異種金属と接触するとサビが誘発され「もらい錆」が発生するので、有効な予防策を講じて防ぎましょう。
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