松下幸之助一日一話
4月8日
「魂を入れた教育」
”事業は人なり”と言われるように、人材の育成ということは非常に大切だと思うます。最近では
どこの会社や商社でも、従業員教育の制度や組織を設けたりして、教育に力を入れているようです
が、やはり何よりも大切なのは、その教育にいわば魂を入れることだと思うのです。
つまり、経営者なり店主の人格の反映というものもが、そこになくてはならないということです
それは言いかえれば、経営者なり店主が働きにおいて模範的であること、熱心であるということで
す。経営者、店主にそういうものがあれば自然と従業員にも反映して、従業員の模範的な働きが生
まれ、人が育ってくると思うのです。