1R社員寮徹底清掃のご紹介!!今回は水回りの清掃です。
空室になるといつもご注文頂く、社員寮清掃のご紹介です。
社員寮といっても、13階建でオートロック付きタワーマンションの部類の建物です。
地方からの新卒社員が入寮します。
今回は浴室清掃のご紹介いたします。
左写真は作業前の浴室扉です。
どのようにしたらこのように汚れるのか…
黒っぽいカビの汚れにも見えるし、茶色い汚れにも見える。
正面にミニキッチンがありますが、ボヤを起こして焦げているわけでもなさそうです。
扉を開けて浴室を確認します。
浴室全体、拭きムラのような模様が見えます。
おそらく、外気に含まれる都会特有の黒いホコリを取り込んでしまっていた様です。
前に住んでいた方が何とか掃除をしたものの、汚れが取りきることが出来ずにいた…
…と予想されます。
ハウスクリーニングのプロ仕様の洗剤と技術で、この汚れを落としていきます。
まずは浴室扉を綺麗にしていきます。
汚れの種類がわからないので、複数の種類の洗剤を試していきます。
順番としては…
アルカリ洗剤→酸性洗剤→アルカリ洗剤
特性の違う洗剤を交互に使用していきます。
最初のアルカリ洗剤は、万能洗剤。原液で使用すれば油汚れに強いとされています。
浴室では特に皮脂汚れに強いです。
扉の汚れは排気ガスが含まれるホコリとみて使用しようします。
次の酸性洗剤は、リン酸ベースの洗剤を使用します。
弊社「おそうじ革命品川旗の台店」では、浴室清掃で使用する酸性薬剤は「リン酸」。
刺激が少なく効果が緩やかなため、つけ置きして使用します。
酸性洗剤は「水垢汚れ」を強力に落としていく効果があり、15分ほどつけ置きして水でよく洗い流します。
最後の洗剤は「カビ用洗剤」です。
少し残った黒い汚れの色素を落とす効果があります。
「次亜塩素酸ナトリウム」ベースの洗剤なので、酸性の洗剤と混ざると毒ガス「塩素ガス」が発生するので、注意が必要です。
前に使用した酸性洗剤をよく流すか、やばい匂いがしたらすぐに作業中止して安全を確保しながら汚れを落としていきます。
浴室の中も基本的に扉と同じです。
ただ残念ながら…
・ゴムパッキンの茶色い色素
・浴槽の中の黒いシミ
上記の汚れは掃除のレベルでは取れませんでした。
カビの色素は、素材にしみこんでしまうと漂白してもとることが出来ません。
また、浴槽はすでに金たわしで擦り傷ができており、その中に汚れがしみこんでいます。
作業終了後、担当の方に汚れが落ちなかったことを報告することになります。
以上、1R社員寮の浴室清掃のご紹介でした。
次回はトイレ清掃を紹介いたします。