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ご家庭向け

浴槽の黄ばみ汚れ

公開日:2020年07月03日
更新日:2020年07月03日
ご家庭向け

はじめに

緊急事態(断水等)に備え、浴槽のお湯を貯めたままにしているご家庭も最近は増えているようです。そういったご家庭から浴槽に貯めた水面にあたる部分が変色(黄ばみ)してきて困っているとご相談を受けました。

浴槽が変色する原因は?

原因は大きく分けて2つに分類されます。

①水垢や石鹸カス、皮脂汚れが蓄積されると薄汚れて黄ばんできます。

②経年による劣化(室内の明かり焼け等)・入浴剤等の色素の沈着により黄ばんできます。

変色(黄ばみ)させないためにはどうすればよいの?

お掃除の際に、水垢や石鹸カス、皮脂汚れをしっかり落とすようにお掃除しましょう。また、入浴剤を使った場合は入浴後にお湯を直ぐ排出し、お湯を貯めたままにしないようにしましょう。

変色(黄ばみ)してしまった場合は落とせるの?

経年劣化や色素の沈着が原因の場合、変色を落とすのは難しいですが、汚れが原因の場合は汚れを落とすことができれば元の色に戻すことができます。

触ってザラザラするようであれば、水垢や石鹸カス、皮脂汚れの蓄積が原因の可能性大です。ただ、蓄積された汚れは中性洗剤では落とすことがなかなか難しくなります。まず、石鹸カスや皮脂汚れをアルカリ性洗剤(油汚れ用マジックリン等)で落とし、その後、水垢を酸性洗剤(サンポール等)で落としていきます。洗剤のみで落ちないくらい汚れがガンコな場合は、クレンザー(ジフ等)で汚れを研磨して落とします。研磨で汚れを落とす場合、浴槽そのものにダメージを与えないように優しく研磨するように注意してください。

変色箇所のコンパウンド

お掃除では落とせず、どうしても変色箇所が気になる。落としたいという場合は、コンパウンドで変色個所を削り落とすこともできます。元の状態に戻るわけではなく削り落とすことになるのでその点は注意です(表面にダメージをあたえるので、コーティングが剥がれたり、艶がなくなる恐れがあります。)。

下の写真は、対象面に色が沈着した箇所を耐水サンドペーパーで(#600番)研磨し、その後、周りとなじませるためコンパウンドで研磨した例です。落としたい箇所の周りを養生してから、耐水サンドペーパー→コンパウンドで研磨しました。

変色個所は落とせましたが、周りが経年劣化で若干黄ばんでいたため、研磨した箇所が周りより白くなっていますが、目立たなくはなっているかと思います。

※コンパウンドとは:車などの表面についた傷を目立たなくさせるためのペースト若しくは、液体状研磨剤。

まとめ

・黄ばみの原因は、汚れの蓄積 Or 経年劣化や入浴剤等の色素の沈着

・黄ばみを起こさないため、しっかりお掃除しましょう。

・汚れが原因の場合、汚れを取り除ければ元に戻る。

・経年劣化や入浴剤等の色素の沈着の場合、黄ばみを取り除くのは難しい。

・コンパウンドにより、目立たなくすることも可能ですが、対象面にダメージをあたえるので、

 コーティングが剥がれたり、艶がなくなる恐れがあるので注意。

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