11月に社長がニュースエブリーに出演しました。動画短いので細かい説明補足でします。
おそうじ革命小平店片渕です。
めちゃくちゃ今さらですが、おそうじ革命社長の福井さんが去年の11月12日にニュースエブリーに出演されました。
何故今さら紹介しようと思ったかですが、動画が4分ぐらいで短すぎて割りと危険な事をさらっと紹介されておりまして、多分尺の問題で詳しいことあまり言えなかったのではないかと思いますので小平店なりの動画の紹介と解説してみようかなと思います。
ちなみに業務用洗剤ではなく一般の人でも簡単に購入できるもので代用できるものも紹介してるので是非最後まで見て下さいね!
まずはその動画です。最初に見て下さい。
構成は
・そろそろ大掃除の季節ですね。という始まり
・シンク、キッチン
・窓
・お風呂の鏡
です。
最初の話ですが、特に導入なのであまり言うことないですが、暖かい時期のほうが汚れが落ちやすいということを言われています。
これは例えば油汚れですが、油というのは冷えると固まり、暖かいほうが柔らかいです。つまり汚れを落としやすいと言えます。
あとは乾燥しているほど水分のある物は硬くなると思いますので、夏場のほうが柔らかいのではないかと個人的には思います。
シンクは荒いスポンジで擦るのではなく柔らかいタオル等で研磨剤を使って擦るという内容です。
まず物の固さの指標としてモース硬度というものがあります。世の中にあるもので一番固い金剛石ダイヤモンドが一番固い10となっており、それを基準としての物の固さになっております。
ちなみにうちのクリームクレンザーは石英という鉱物の粒子で出来ているものであり、モース硬度は7です。
一方ステンレスは鉄にクロムを混ぜることで錆びずらくすることでき、水回りによく使われる素材です。
鉄(モース硬度5)、クロム(モース硬度9)の合金です。恐らくクロムの配合具合により無限に固さの種類があると思われます。
正確な固さは物によるのでわかりませんが、石英のモース硬度7の研磨剤でモース硬度5.5~6.5のステンレスをこする感じになってると思います。
何故少し傷つきそうな研磨剤を使うのか?となりますが、水道の水垢には二酸化ケイ素と呼ばれるシリカスケールというものが含まれています。
これはモース硬度が7あります。ちなみにこの二酸化ケイ素の集合帯が石英になるようです(笑)
これを落とすために限界の固さの物つまりほぼ同じ鉱物を使って汚れを落としているという事になります。
少し傷付くのではとなりますが、粒子が細かいのもあり写真のように綺麗に仕上がります。
窓やサッシは案外水でいきなり拭く人が多いが実は掃除機掛けるだけでも結構綺麗になるとのことです。
水に濡れることで、汚れが見えなくなったりせっかく粉状になっている泥をまとめてしまうんです。この粉状の埃を掃除機で吸うことで効率的に窓掃除ができます。
動画ではマキタのハンディーバキュームを使用してましたが、先についているヘッドは100金で売っているので是非買って見てはいかがでしょうか?大体の掃除機の先に差し込むことで使えます。ブラシがついてて同時に埃吸い込めるので、昔はいつも使ってました(笑)
お風呂の鏡ウロコですがダイヤモンドパットを使うことで、落とせるとこのことです。
これはあまり私はですが、おすすめしません。ダイヤモンドパッドはモース硬度10あり鏡はモース硬度5です。
つまり厳密に言うと傷つきます。ただシンクと同じでシリカスケールというモース硬度7の汚れがつくためどうしても物理的に固い物を使うしかないということもあります。
よごれが軽度であればクエン酸ラップして浸け置きするなど出来る限りやってみて難しいならダイヤモンドパッドやってみるとかがいいのかなとおもいます。(たまにお客様がやって傷だらけにしてるとこありますw)
使う際はコツがあり私もあまりうまくないのですが、水掛けながら押し付けないように表面をなでる感じでやるといいです。(私はサンダーという機械使ってやってます。高速でダイヤモンドパッドを動かすため深い傷が入りません。)
今日このブログ書くに当たって、ユーチューブ見てたら鏡に酸ポール浸け置きして、ダイヤモンドパッドで擦ると落ちやすくなっていいらしいです。(ただ金属のプレートは変色する可能性あるので注意)
色々と世の中の研磨剤を調べてみると、歯磨き粉に無水ケイ素というものが使われており、これはモース硬度7ほどの固さがあるようです。
ほーなるほどと思って何気に家の歯磨き粉見たら入ってましたww(笑)歯削ってんだなと思いました・・・・
じゃあまあシンク磨いてみるかとやってみたところ確かに綺麗になるなって感じでした。ただ粒子の含まれ具合は少ないらしく動画のように乾いた状態のでタオルで塗りこむ感じでやると良い感じでしたね。まあよければやってみてはいかがでしょうか!
同じ固さなので、多分鏡のウロコもおそらくとれるのではないかと思います。
あとはジフというクレンザーはモース硬度3の炭酸カルシウム系の粒子が含まれているようです。あまり水垢は取れないかもしれませんが毎日やる分には素材に優しくていいのではないかと思います。またカネヨンというコゲ落としなどに使われる研磨剤は、モース硬度7のケイ酸系の粒子が入っているらしくこちらも歯磨き粉のように使えるのではないかと思います。(たぶん含まれている量が多いと思うのでこちらのが落ちると思われるが粒子が粗い気もしますのでやる場合は注意してください)
ということで社長の出たニュースを小平店なりに解説、補足してみました。
おそうじ革命の昔からいる店舗は知識も半端じゃないという感じで思っていただける嬉しいですね(笑)
よろしければおそうじ革命小平店にハウスクリーニングご依頼頂ければと思います。
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