ハウスクリーニング 清掃のポイント 窓
おうちの中でのお掃除の依頼として、水回り以外で多い箇所としては「窓回り」、「ベランダ」、「フローリング」です。
今回は窓回りのおそうじポイントをご紹介します。
窓回りって?その汚れは?
ここで言う窓回りとは、窓ガラスとサッシ、網戸を言います。
洗う順番としては、網戸→窓ガラス→サッシの順番です。
また、窓回りの清掃はあまり時間を掛けず短時間に行うことがポイントです。
まず、窓ガラスや網戸の汚れは外の面している外側の汚れとして砂埃、花粉や車の排気ガスなどがあります。
内側の汚れとしては、冬場の結露などによるカビ、家の中から出るホコリ、油汚れが付着することによる汚れが多いようです。さらにはタバコのヤニなども挙げられます。いずれの汚れも軽度のものであれば、中性洗剤で充分落としきることが可能です。
どうやって落とすの?
では、網戸のおそうじから始めましょう!
まず、ブラシ、バケツとタオルを2つ用意します。1つは水の入ったバケツと、もう一つは中性洗剤を水で希釈したバケツです。
タオルに洗剤を浸し網戸の外側、内側の順番で拭いていきます。その際雨戸の枠の汚れも一緒に拭き取ってしまいます。細かなところはブラシなどで汚れを落とします。
そのあともう一つの水の入ったバケツとタオルで洗剤を水でしっかりと落とします。
長時間洗剤を付けた状態で放置すると村が残ってしまう場合があります。この流れを短時間に行うことがポイントです。
注意点としてはあまり力を入れすぎると、網戸を破いてしまう恐れがあります。
特に、10年以上経過した網戸は紫外線などで劣化が進みもろくなっている場合もありますので注意が必要です。
窓ガラスも同様の手順で行います。
ただ、洗剤を水拭きで落とした後、ガラス面に水滴が残っています。そのまま放置してしまうと水滴の水分が蒸発した後に
水道水内に含まれるカルキなどの成分が白く残ってしまいます。
この水滴はスクイジー(ゴムベラのついたT字型のガラスワイパー)を使うとキレイに水滴を取り除くことができます。100円ショップでも売っていますよ!
また、窓ガラスの内側には、前述したようにカビ汚れが付着している場合があります。
この手順でカビ汚れが落ちない場合(特に窓枠のゴム)塩素系漂白剤をキッチンペパーなどに浸し湿布(5分程度)しましょう。そのあとは必ず水拭きを忘れずに!
最後にサッシです。
まず砂埃など掃除機で吸い取りましょう。
そのあとにブラシでサッシの隅にたまっている汚れを掻き出し、水拭きで拭き取ります。サッシ部分にもカビ汚れがつく場合もありますので、前述のように塩素系漂白剤をキッチンペパーなどに浸し湿布し、水拭きで拭き取る方法で簡単に落ちるはずです。