100均で買えるレンジフードフィルターの正しい取り付け方|フィルターの効果やメリットも解説
レンジフードフィルターは、100円ショップやホームセンターなどで売られている、外付けできる不織布のフィルターです。
濾過効果の高い不織布フィルターですので、レンジフード表面に貼っておくと、料理などで出た油がレンジフード内部に溜まるのを防ぐことができます。
そんな便利なレンジフードフィルターですが、どのようにして使うのでしょうか?フィルターの正しい貼り方などはあるのでしょうか?
今回の記事では、市販のレンジフードフィルターについて、以下の見出しで解説しています。
レンジフードフィルターを付けるだけで汚れが軽減される!
レンジフードフィルターは、キッチンの換気扇に取り付ける部品です。レンジフードフィルターを正しく取り付けることで、レンジフードが汚れにくくなったり、ニオイの軽減などの効果が期待できます。まずは、フィルターの効果について詳しく見てみましょう。
汚れをブロック
レンジフードは、キッチン内の空気中に漂う微細な油粒子や食材の匂いを取り込み、屋外に排気しています。レンジフードフィルターを取り付けると、レンジフードが吸い込む空気に含まれた汚れがフィルターによって濾し取られるため、レンジフードが汚れにくくなり、キッチン内を清潔に保つことができます。
換気効率を向上
フィルターを取り付けることで、換気扇の効率も向上します。フィルターが汚れをキャッチしてくれるので、油汚れが換気扇内部に蓄積するのを防ぐことができます。これにより、ファンやモーターの寿命を延ばし、エネルギー効率もアップします。
空気質の改善
レンジフードフィルターは、空気中の微小な粒子を捕捉するため、レンジフードが汚れにくくなります。換気扇の性能を維持できるので、キッチン内の空気の質を改善するのに役立ちます。
レンジフードフィルターがないとこんなデメリットも…
レンジフードフィルターを取り付けていないと、レンジフードが汚れやすくなったり、さまざまなデメリットがあります。
この章では、レンジフードフィルターを取り付けない場合のデメリットについて解説します。
①油が詰まって換気扇の動きが悪くなる
レンジフードフィルターを取り付けていないと、料理の際に揮発した油などがレンジフード内部で冷えてかたまり、シロッコファンやドラムの内側に溜まっていきます。
ドロドロの油は比重が重いため、シロッコファンの回転の妨げになることも。重たくなったシロッコファンを回転させるのは、綺麗なシロッコファンに比べて多くの電力を消耗します。
また、ドラムの内側に溜まった油が、シロッコファンに接触して動きを邪魔することもあります。
動きの悪くなった換気扇は、換気能力が落ちる上、電気代も余計にかかるなど、デメリットだらけです。
②油汚れがゴキブリなどの害虫のエサに
油汚れはゴキブリなどの害虫のエサとなることで知られています。
ゴキブリは「油虫」という別名で呼ばれているほど、油が大好きです。エサにするだけでなく、手足や体に塗って利用することもあります。
油汚れはその他、さまざまな菌やウイルスの触媒にもなります。
油汚れを放置していると、キッチンが非常に不衛生な状態になってしまいます。
③過去には換気扇から垂れてきた油で火災が発生したことも
レンジフードの中に溜まった油汚れが垂れてきて、調理中の火に引火し、火災が発生した事故が過去に起こっています。
また、レンジフードの油がショートした電子部品に触れ、そこから火事になったケースもあるようです。
こうした事故を防ぐためにも、キッチン、厨房のレンジフードは定期的に油汚れを取り除く必要があります。
100均でも買える!レンジフードフィルターの効果的な取り付け方
レンジフードフィルターの効果を最大限に発揮させるためには、正しい方法で取り付けることが大切です。
この章では、レンジフードフィルターの取り付け方について解説します。
①100均で買えるレンジフードフィルター
レンジフードフィルターは不織布でできたフィルターで、ホームセンターや100円ショップで売られています。
磁石で貼り付けるタイプ、マジックテープで貼り付けるタイプ、シャンプーハットのように金属フィルターに被せて使うタイプなどさまざまなものが売られています。
磁石タイプは手軽に取り付けできますが、ステンレスなどの金属フィルターには貼り付けられません。
マジックテープタイプはフィルターのタイプに関わらず使えますが、接着力が落ちやすく、使っていると途中で剥がれてくることがあります。
被せて使うタイプもさまざまなレンジフードに使えますが、自由にサイズを変えられないといったデメリットもあります。
ご自身の好みやレンジフードのタイプに合わせて選びましょう。
②整流板や金属フィルターを覆うように取り付けましょう
レンジフードフィルターは、レンジフードが吸い込んでいる空気に含まれる油やホコリなどのゴミをキャッチするものです。
なので、取り付ける際は、空気の通り道である金属フィルターや、整流板があるタイプのものは整流板全体を覆うように取り付けましょう。
取り付ける面積が小さかったり、隙間が空いていると、そこから油が入り込んでしまうので、フィルターの効果が弱まってしまいます。
レンジフードフィルターは、ついつい節約して小さく使ってしまいがちですが、フィルターの効果を最大限に発揮させるには、大きく切って広い範囲を覆うことが大切です。
③定期的に交換しましょう
レンジフードフィルターは、取り付け方も大事ですが、最も大事なのは定期的に交換することです。
キッチンの使用頻度などにもよりますが、最低でも月に1度は交換するようにしましょう。
油汚れが目についたら即交換、というふうにこまめに交換しておくと、レンジフードを長く綺麗に使うことができます。
レンジフードフィルターを付ける前に徹底清掃で汚れを取り除きましょう!おそうじ革命のレンジフードクリーニング
レンジフードがすでに汚れている場合は、レンジフードフィルターをつけてもあまり意味がありません。
レンジフードの性能を取り戻し、清潔な状態に回復するには、レンジフードを分解クリーニングする必要があります。
ハウスクリーニングのおそうじ革命では、レンジフードの分解クリーニングを承っております。
おそうじ革命のレンジフードクリーニングは、レンジフードを描くパーツごとに分解し、それぞれについたしつこいベタつき汚れや油汚れを徹底的に綺麗にいたします!
おそうじ革命の手にかかれば、ギトギトのレンジフードも、サラサラの心地よい手触りに蘇ります!
「きれいなレンジフードを長く使いたい」そんな方は、ぜひともおそうじ革命のレンジフードクリーニングをご利用ください!
そして、レンジフードが美しく蘇った暁には、今回の記事を参考に、フィルターを貼るなどしてきれいなレンジフードを維持してみてはいかがでしょうか?
ご相談をお待ちしております!
油汚れはさまざまなトラブルの原因に
レンジフードに溜まった油汚れは、さまざまなトラブルの原因になります。過去には火災が起きたことも。レンジフードクリーニングで清潔・安全なレンジフードを取り戻しましょう!