浴室清掃 鏡・水栓金具編
前回に引き続き今回もお風呂の掃除の話で、水栓金具と鏡のクリーニング方法の説明です。どちらも非常に汚れやすく厄介なことに一度汚れるとなかなか綺麗にならないですよね。汚れの正体は石鹸カスと水アカ(水道水に含まれるカルキがこびりついて固まったもの)です。まずは水栓金具から行きます。浴室用のアルカリ洗剤をかけてステンレス片の編み込まれたパッドで擦って行きます。上、下、斜めと色々な角度から見て擦りもれがないように全体を綺麗にしていきます。乾いたときにもう一度見ると取りきれていない石鹸カスや水アカが白くついているので再度繰り返し洗剤をつけ擦ります。
続いて鏡です。汚れのひどい場合は水アカで真っ白になってしまい何も映らないと言うこともあると思います。先ずは全体に水をかけます。この水をかけると言う一手間が非常に重要でこれをしないとこの後の作業で鏡に傷が入ったりする恐れがあります。水をかけた後は業務用のガラス用クレンザーを鏡全体に塗り、後はひたすら掌を使って擦ります。汚れがひどく水アカがなかなか落ちない場合は研磨剤に酸性洗剤を混ぜることもあります。一通り擦ったらサンダーという機械にダイアモンドパッドを装着して仕上げます。これはダイアモンドパッドを上下に振動させて残ったよごれをとるわけです。最近はホームセンターなどでお風呂の鏡掃除用ということで小さなダイアモンドパッドが売られていますが、力任せに擦ったりすると傷がつきやすいので注意が必要です。