梅雨とカビと浴室と
7月も半ばを過ぎたと言うのに毎日雨が降り続いています。洗濯物も干せないしたまってゆく一方なので早く梅雨が開けるといいですね。梅雨といえばカビの生えやすい季節です。カビといえばバスルーム、と言うわけで今回のご依頼は戸建て住宅にお住いのお客様からの浴室清掃です。浴室の汚れと言うと真っ先に思い浮かぶのがカビだと思います。カビの他にお風呂の汚れと言うと壁や水栓金具などを真っ白にしてしまう石鹸カスやバスタブや床をザラザラにしてしまう水アカ、他に床の黒ずみの元となる皮脂汚れなどがありますが、今回のご依頼も特に天井にびっしり生えたカビが気になると言うことでいただきました。実際に壁面やバスタブなどは奥様が普段からよくお掃除をされていると見えてかなり綺麗な状態でした。ただ少し築年数の経ったお住いで間取りがゆったりしていて天井がかなり高く換気扇もなかったため天井に湿気がこもりやすい上にお手入れもしにくいようで白い材質にはえた黒カビが確かに目立ちます。また窓にもカビがびっしり生えています。これらを塩素系の洗剤をつけてメラミンスポンジで擦って行きます。カビはすっかり落ちました。カビと床の間のコーキングもカビで黒くなっていました。これも濃いめの塩素系洗剤をかけてしばらく時間を置くことでかなり取れました。あと目立った汚れは水栓金具に多少くすみが目立つのと床の磁器タイルの黒ずみです。水栓金具はアルカリ性の洗剤をつけて丹念にこすると本来の輝きが戻ってきました。床はステンレス製のブラシや特殊なパッドで酸性洗剤をかけてこすると汚れが落ちました。あとは壁やドア、バスタブなどをアルカリ洗剤で洗ってゆくとピカピカのお風呂になりました。