エアコンクリーニングやり方
先月ほどではないにしろ7月に入ってもエアコン清掃の作業は毎日のようにあります。今までエアコンを買ってから一度も業者を呼んでクリーニングをしたことが無い方で「一度エアコンのクリーニングをやってみたいと思っているけどどう言う風にやるの?」と思っていらっしゃる方も多いかもしれません。そこで今回はエアコンの清掃作業のやり方のご紹介です。まず初めに準備段階として清掃作業を依頼されたエアコンが正常に動くかどうか確認します。冷房、暖房、あとはルーバー(風の吹き出し口にある細長い板です)もきちんと動くか等など。動作確認が終わったら作業ができる環境を作ります。エアコンの周りの動かせるものを動かし万が一作業中に水がとんでも濡れないように丹念にビニールで養生します。次に高圧洗浄機をセットします。ここまできたらあとはエアコンの分解にかかります。最初にコンセントを抜きまず全面カバーを上に持ち上げて外します。それからルーバーを抜き取ります。あとはメインのカバーを外します。これでエアコンの分解が終わって洗える状態になりました。洗うのは主に上部にある熱交換器(アルミフィン)とルーバーの奥にある円筒状のシロッコファンです。あと熱交換器のしたの結露した水を受ける皿のようなドレンパンも出来る範囲でやります。分解後最初にエアコン全体をビニールで覆い下の方に洗った後の汚水を受けて流すホッパーと呼ばれる器具をつけその下に汚水を受けるバケツを置きます。ここまできたらあとはアルミフィンやシロッコファンに洗剤をたっぷりスプレーしてしばらく置きます。その間に浴室などをお借りして外したパーツ類を洗剤をかけて洗います。それが終わったらいよいよ本体を高圧洗浄機を使って洗います。洗剤をかけてしばらく経っているので汚れ(主にカビ)もかなり落ちやすくなっています。まず上から順にアルミフィンを洗っていきます。ところどころ埃がつまりそれにカビが生えて全体がまだら状に黒くなっています。高圧で水をかけて洗っていくとそれらの汚れが綺麗に落ちて行きアルミの色が蘇ります。一通りアルミフィンが終わると次にドレンパンですがこれは高圧洗浄機のノズルがとどこ範囲で水をかけて洗います。最後のシロッコファンですが、ファンに絡みついた埃にカビが生えるようでこちらもびっくりするくらい汚れています。写真はシロッコファンを洗っているところです。