トイレの黄色い汚れ、お困りではないですか?
1.はじめに
寒い冬が終わり、暖かくなってきたな~と思ったらすぐジメジメな梅雨が来ちゃいますね(´;ω;`)今日はそんなジメジメな時に嗅ぐとさらに追い打ちをかけるように気分を害される臭いの話をしたいなと思います。
トイレのツーンとくるあのアンモニア臭の正体、そう、「尿石」です。
尿石汚れは放っておくとなかなか落とすことができなくなる汚れなので、尿石の掃除には主婦の皆様も苦労されているかと思います。
2.尿石とは
わかりやすく言えば「飛び散った尿が時間をかけて固まったもの」です。尿には体から排出されたミネラル分が含まれており、空気や水の成分と結合して石のように変化していきます。毎回ちゃんと流していても、便器のフチ裏などにはね返ったものがたくさんついています。それがどんどん時間をかけて積み重なり、石化していくわけです。
尿石はそうじしても取れないからといってつい放置しがちな汚れです。しかし、尿石を放っておくといろいろな悪影響があるんです。細かな穴があいていて、尿を吸い取ってどんどん大きくなるのに加え、雑菌も穴に入り込んで繁殖していきます。そしてだんだん嫌な臭いがしてくる、そう、誰もがかいだことがあるあのツーン臭です。尿石はしっかり除去しておくようにしましょう!
3.尿石の落とし方
尿石を取るには酸性洗剤を使いましょう。
トイレで使う洗剤といえば「サンポール」ですよね?
尿石はアルカリ性の汚れなので、アルカリ性の汚れには酸性のもので中和してあげるイメージです。尿石に限らず、落とそうとしている汚れが酸性のものなのか、アルカリ性のものなのかで使う洗剤を選んでいただければと思います。逆に言うと、アルカリ性にアルカリ性、酸性に酸性のものを使っては、全く効果が望めないということです。力いっぱいこすっても、洗剤をたくさん使っても同じことです。
頑固な尿石でサンポールをかけてもなかなか落ちないという時は、トイレットペーパーを汚れ箇所にあて、そこに酸性洗剤を散布し、漬け置き状態にしてみましょう。10分ほど置いたらスコッチブライトのようなパットでこすり、落ちなければもう10分置いてみる。少しずつ汚れを分解していって除去していく感じです。
間違っても、ティッシュペーパーでやらないように注意してください。詰まりの原因になってしまいます。
4.最後に
トイレ掃除は家のそうじの中でもやりたくない場所の1つです。しかし、トイレは悪い運気を流すためにもキレイにしておきたい場所ですし、お客様にも見られるかもしれない所なのでキレイにしておきたいですよね。
汚れ落としのコツさえつかめばそこまで大変な作業ではないので皆さんもぜひ参考にしてもらえればと思います。