壁まで激狭ロボエアコン2連戦!その1 初めての直案で苦戦の激狭! | 神奈川県大和、座間、綾瀬、寒川のハウスクリーニングなら【おそうじ革命 大和中央林間店】
更新日:2025年04月22日 その他コラム
お世話になります。
おそうじ革命 大和中央林間店の永田です。
久々にこうしてブログの記事を書くべくキーボードを叩いていますが、割と本気で
この仕事向いてないんじゃないか?
自分にはできないんじゃないか?
と気分が沈み込んでしまい、深刻なメンタルダメージを被っておりました。
理由は開業からこのかた、客先に出向く度にイレギュラー対応を迫られたりレアなケースに遭遇したりと…
滞りなく作業を終えてお客様に「ありがとうございました!」と言ってまともに帰ってくることがとにかくできないのです。
湯河原ロボエアコン2連荘で半減していた私のメンタルポイント。
東芝エアコンの霜取り機能のおかげでさらに削られます。
開業したものの覚えてきたもの、やってきたことを大きく超えてくる実際の現場が怖くなり始めました。
そこへもってきて今回エアコン設置状況が良くはない壁近接案件が2件続き、
これは私がこの仕事を継続できる自信を大きく落とすことになりました。
今回はその壁近接案件その1をご紹介します。
初の問い合わせ直接案件…ロボエアコン右壁近接指3本!
現地調査へ赴き…
開業して初めての電話での問い合わせ。
エアコンの見積もりで一度来てほしいとのこと。
行ってみて目の当たりにしたのは
- リビングに据え置かれた見たことのない異形のシャープ製整流板エアコン@当然ロボ
- なおかつ右側の壁が近接しておりどうにか指3本くらいの隙間を確認
これくらいならなんとかできるだろうという判断と、初めての直案のお客様なのでしっかり対応したいという気持ちもあります。
当然の流れで依頼を承諾して見積もりと作業日を確定していきます。
作業にあたっての事前承諾書の説明などもしつつ、私の視線はリビングに据え置かれた異形の整流板エアコンに彷徨いつつ思います。
あれをやることになるのか…!
分厚く前にせり出たエアコン本体。
ルーバーとは到底言い難い大きな整流板。
革命のLABOどころか世の中にこんなエアコンが存在することすら知らなかった相手と対峙する。
案件が決まって浮かれる気分どころではなく、無難に仕事を終えることだけを願う私がいました。
作業当日 いきなりピンチ!
そして作業当日。
私は同期と共に現場に赴く。
リビング以外にも2階のロボエアコンも受注したので作業時間を短縮するために同期にお声掛け。
快く承諾してくれました。
某エアコン協会の分解動画手順もノートに記し準備も万端。
問題なく滞りなく終えることができるはず。
いざエアコンと対峙すべく脚立を設置しつつ動作確認をする。
…んん?
…あれ?
なんだか整流板の動きが思ったのと違うぞ…。
動作を停止して某エアコン協会の分解動画にあった整流板の外し方を確認してみると…
なんか違う!!
整流板の背部にあるはずのツメがない。
代わりに左右に動くキャップのようなものがある。
これはいきなりヤバい…!
作業が始まってしばらくしても私はエアコンの分解に入れない。
なにせ分解の仕方が初手から違うのだ。
焦る気持ちしかない。
リビングでタブレット動画を視聴しているお客様の時折送られる視線が痛い。
私はまったく動かずにただ整流板の動作を見ているだけ。
次々に訪れる作業難所…逃げられない重圧
それでも事態は徐々に好転する。
整流板の背部の左右に動くキャップを動かして整流板をゆすると整流板の接続が解除された。
これか…!
逆側も同様にしてみるとやはり外れる。
整流板の前側の接続をよく観察する。
回転棒のようなものを溝に入れ込んで絞り込んで固定するような構造になっている。
外すには逆にすればよさそうだ。
果たしてその推測は正しかったようで、初手から情報違いの難所を無事に通過することができた。
次なる難所は右壁の近接指三本。
基盤カバーを外しておそうじユニットと繋がるコネクタを外す作業。
いけると想定したもののやはり厳しい。
鏡を使うも片手が埋まる。
基盤の向かいの近接壁にマスキングテープで鏡を貼りつけてみる。
これで両手が使えての作業となる。
が、左右逆転の見た目で作業することは困難を強いられる。
それでも無事にすべてのコネクタを外すことができた。
作業時間はもう完全に度外視。
熱交換器やクロスフローファン部の高圧洗浄を終えての帰り路。
バラしたからには組み上げる過程が待っている。
コネクタを外す時並みに接続する作業は神経を尖らす。
鏡を使うほどに狭い作業空間ならそれはなおのこと。
作業完了へ
・・・・。
もう色々面倒なので作業完了できた場面にジャンプさせて頂きます。
作業後の確認運転でも無事に動く異形のエアコン。
難所がいくつかありましたが、初めての直案エアコン清掃を無事に終えることができました。
対面的、仕事的には無事に終えたのですが、精神面でやはり強く削られました。
もし出来なかったらどうなるんだろう…。
考えたくはありませんが考えざるを得ません。
2階でロボエアコンを洗浄していた同期も実はちょっとしたピンチに陥ってしまい、同じような思いで現場を後にしました。
次回の記事は今回よりさらに狭い隙間での作業です。
最後までお読み頂きありがとうございました。