浴室の床汚れ
更新日:2025年04月04日
浴室の床の汚れ気になりませんか?
最近清掃でいろんな浴室を拝見していますが、『床の白いのが気になるのよね』と言われることがあります。大体はシャンプーなどによってついた石鹸カスだったりします。これであれば薬剤や道具をつかい取ることができます。
ただ一部の床はそうは落ちません。その床とは“カラリ床”という床です。このカラリ床という床は、水はけなどをよくするためにコーティングがされています。どんな見た目の床かというと長方形がたくさん並んでいるものや幾何学的な模様があるものがあります。
このコーティングは酸性(一般的によく手に入るものだとサンポールやクエン酸などです)そしてアルカリ性(こちらは漂白剤などです)に弱く場合によってはコーティングを溶かしてしまいます。そうなると、水気が完全になくなった時に床が白くなっているという状況になります。
では、そうならないためにはというと中性の洗剤を使うということです。もしカビが生えていても使い終わった歯ブラシなどでこすってください。もしそれでも落ちない場合は、プロにお任せください!床の性質上完全に元のようにはならないかもしれませんが、全力でやらせていただきます。
他に中性でないといけない部分ですと、キッチンシンク内のディスポーザーがあります。こちらは、生ゴミを中にいるバクテリアが分解し生ゴミが少なくなるという画期的なものなのですが、酸性やアルカリ性の薬剤を使ってしまうとバクテリアが死滅してしまい分解できなくなってしまいます。では、こちらの清掃方法はといいますと氷と食器用洗剤を入れて回してください。もしくは、ディスポーザー用の配管洗浄剤で洗浄してください。こちらで取りきれなかった汚れは使い終わった歯ブラシで擦ってあげれば大丈夫です。
まだまだいろんなお話ありますが、この汚れどうやったら落ちるの?や綺麗に保つためには?など聞きたいことがあると思います。そういった質問、清掃にお伺いした時にクルーにお尋ねください!