床を守るために、ワックスは定期的に。
ワックスは、きれいに見せるだけじゃないんです。床の保護につながります。
渋谷のとある整体のお店の床現場でっす。
ご依頼をチア抱いたのですが、どちらかというと僕が依頼したい感じ。
身体のいろんなところ、押してもらって整えてもらいたい。
施術してもらった後の体の軽さといったら、10歳は若返った気がして
次の日又無理をして元通り。そしてまた整体へ・・・。
ルーティーンやな。。身体は大事にしましょう。
床のワックスって実は重要。
床板を保護する役目があるんです。椅子や机でこすったところや
頻繁に歩くところや水回りの足元などなど。特にキッチンの下とか
リビングのみんなが集まるテーブルの周りとかが、どうしても床板が弱りやすいですよね。
長年放っておくと、床板がささくれ立ったりして、床板交換しないと~なんて
事もよくあることです。
それと、すごい厚い保護膜ができるわけではないので、
それなりにメンテナンスは必要なんです。
メンテナンスといっても、床をきれいに掃除して水拭きして
汚れが目立つところをきれいにしてあげて、その上から再度塗るのが一般的。
大体1年に1回くらいのペースかなと思いますが、それは現状をみて判断ですかね。
あと、汚れをとってからワックスをかけないと、
その部分も一緒に保護になっちゃうので、黒ずんでのこってしまうので
お気をつけて。
そして繰り返しワックスをかけてくと、どうしても黒ずんだところや、
ワックスの重ね塗りの下部分のムラが出てきてしまったりがあるので、
3~5回の上塗りに1回くらいはワックスを床からしっかり剥離して、ワックスを1から塗りなおすのが良いです。
そうすることで床板が長持ちして、更にキレイをキープでっす。
ちなみに床に液体をこぼしたときは、水拭きで対処しましょう。
中性洗剤などを使って拭いてしまうと、ワックスが剥げてしまう恐れがあります。
剥げてしまうと保護膜もなくなるし、直接床板に汚れが付いたりしちゃいますので、
床板が傷みやすくなりますね。
それと液体ですが、ジュースだったり、お子さんがいるおうちだと、食べこぼしだったりとか
あると思います。できるだけ早く吹いてあげましょう。
で、話がだらだらと長くなりましたが、
現場のお話へ戻りまーす。
今回は、剥離作業とワックスがけです。
まずは剥離作業から。剥離専用の薬剤を使用して、今回は手作業でごしごしと落とすのですが、
なかなかしんどいっす。
そうそう、ここでた重要なことなんですが、床暖房が入っているおうちでは
剥離作業はお断りさせていただいております。
液体を使うため、床の隙間から液体が床下に染み込み、床暖房の故障の原因になってしまうからです。
なので、ご理解ください。逆にいえば床暖のうちの方は、床のお手入れをマメにしてくださいね。
ちなみにワックスはかけられますので、その辺はご相談ください。
で、剥離作業っすね~。
剥離したところは、床の感じが違いますよね。
つやがなくなって、床板のもとの色合いが出てきます。
全体を剥離したら、きれいに濡れぶきして、再度掃除機をかけて、
ワックスをかけていたきますーす。
左が剥離完了で、右がワックス掛けた後っす。
光の反射やつやの感じが全然違いますよね。
ちなみに剥離後はワックスを2度塗りすることもあります。
上塗りと違って、床板にワックスがしみ込む感じが多いので、
どうしてもつやが出ずらかったりするので、少しむらになったりするところもあるので、
2度塗りして仕上がりを良くします。
ムラも消えつやも増してきます。
玄関や待合室はお客様が最初に通される場所なので、
最初に目についた床がきれいだと、好印象でさらに安心しますよね。
という事で、玄関と待合室の床は2度塗りです。
写真は1度塗りと2度塗りの差がわかりやすいようにとってみました。
けど、どうかな。。。
光の反射とつやがさらに良くなってると思います。
ちなみにこの後、ソファーや机や、施術用のベッドなどなど、
ご依頼主と一緒に戻しました。
そのまま施術してもらって、、、、なんてことはないですが。
今度お願いしようかなっと。
みなさんが快適に過ごすために、床板の保護も大切です。
日々のお手入れも頑張ってください。
こぼしたら、とにかく水拭きをすぐして下さいね。
洗剤は使わずに!