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【第一弾】掃除のプロが教える!お手入れのコツや裏技!

公開日:2021年05月15日
更新日:2021年05月19日
ご家庭向け

皆さんこんにちは!

お家のお掃除でお困りごとはありませんか?

この汚れが全然落ちない。

洗剤は何を使ったらいいのかわからない。

100均で使える道具ってなに。

洗剤や道具の効果的な使い方がわからない。

など、お客様からもご質問をよく頂きます。

というわけで、今回はご家庭で出来るお手入れのコツや裏技を紹介していきたいと思います!

手間味噌にはなりますが、私は19歳からおそうじ革命に入社し、現場・営業・事務の経験を積み、22歳からおそうじ革命のフランチャイズオーナー250人以上の研修を担当しておりました。

その研修のノウハウを活かして、大手ハウスメーカー様主催の「お手入れセミナー」の講師も担当し、ご好評いただきました(^^)

今回はその内容も入れつつ何記事かにわけて紹介したいと思いますので、よろしくお願いいたします!

今回は『掃除の基礎』について書いていきます!

お掃除の基礎知識

まずお掃除をやっていくうえで大事な2つのポイントがあります!

それは

効率ダメージです。

まずは効率よくお掃除をしていくこと。

効率が悪く二度手間や三度手間になると、時間はかかるしストレスも溜まるしで長続きしません。

効率を考えながらお掃除することでスムーズに作業ができ、気持ちよく進められることで結果仕上がりも良くなっていきます!

 

もう一つはダメージですが、これは対象面(汚れがついている物質)に傷や変色を起こさないことです。

お掃除をして汚れを落としたとしても、傷だらけだったり洗剤のシミができてしまったらそれは綺麗とは呼べません。

見栄えも悪いし、その傷のせいでまた次の汚れがつきやすくなってしまいます。

この2つはどこのお掃除をする時も全てに当てはまります。

・二度手間、三度手間を防ぎ効率よく作業すること!

・対象面にダメージを与えないこと!

これが基礎中の基礎になります。

 

また、これに伴って更にお掃除の手順についての4つのポイントがあります!

ひとつずつ紹介します!

①高→低

これは水拭き清掃や、ホコリ落としの際のルールになります。

高いところから低いところへ作業していくということです。

これは実践されている方も多いのではないでしょうか。

低い床から掃除をして、棚の上を拭いたときにホコリが床に落ちてしまい、また床を掃除しなければいけなくなる。

二度手間ですよね。

効率良く作業するためのルールになります。

 

②奥→手前

こちらは掃除機がけや水回りの清掃などのルールです。

子供部屋の掃除機がけをするときに手前から奥、つまり入り口から奥の方に向かって掃除機をかけたとします。

奥まで行って掃除機をかけ終わり、ホコリをしっかり吸い取りましたが、部屋を出るために歩くことでホコリが舞って、完璧に綺麗な状態に出来なくなります。

こちらも効率良くするためのルールになります!

 

 

③下→上

①のルールの真逆じゃないか!と思われるかもしれませんが、こちらは洗剤拭きのルールになります。

洗剤を使って擦ったり、拭き掃除をするときは下から上に向かってやっていってください。

何故かを説明します。

例えば油汚れというものは酸性の性質を持っています。

それを落とすにはアルカリ性の洗剤が効きます。

なぜかと言うと酸性とアルカリ性が混ざると化学反応がおきます。

洗剤は汚れと化学反応を起こし、汚れを分解していくのです。

そこで、キッチンの収納扉に油汚れがついているのを想像してください。

この扉を上の方から洗剤で拭いていくと、だんだん洗剤が下に垂れていく可能性があります。

下の方はまだ油汚れがたくさんあるので、垂れた洗剤と汚れが化学反応を起こし強く反応してしまうと、洗剤が垂れた跡が対象面に垂れジミとなって残ってしまう可能性があります。

これを洗剤ヤケと言います。

逆に下から上に作業をすれば、洗剤が垂れたとしても下の方はもう汚れがなくなっているので化学反応を起こす相手がおらず、洗剤ヤケがおきづらくなります。

こちらはダメージを防ぐためのルールになります。

 

④柔→硬

こちらは使用するスポンジなどの道具に関するルールです。

必ず柔らかいものから試して、落ちなければ少しずつ硬いものに変えていく。

いきなり硬いパットで傷をつけてしまうと元も子もありません。

こちらもダメージを防ぐためのルールになります。

 

洗剤の基礎知識

続いては先程洗剤のお話をちょこっとしましたが、洗剤の基礎知識についてご説明いたします。

まず洗剤には アルカリ性・中性・酸性 の3種類があります。

汚れによってこの3つを使い分けて洗浄をしていきます。

続いては先程洗剤のお話をちょこっとしましたが、洗剤の基本知識についてご説明いたします。

まず洗剤には アルカリ性・中性・酸性 の3種類があります。

汚れによってこの3つを使い分けて洗浄をしていきます。

 

・中性洗剤

ではまず中性洗剤についてご説明します。

中性洗剤は身近なのはいわゆる食器用洗剤ですね。

中性ですので人体にも優しく取扱がしやすい洗剤になります。

特徴としては先程、アルカリ性と酸性は化学反応で汚れを分解するという性質があると言いましたが中性洗剤は違います。

中性洗剤は洗剤の成分が汚れを取り囲んで対象面から引き剥がすという性質があります。

化学反応を起こさないので対象面へのダメージは起こしにくいですが、洗浄能力はやや低めです。

 

②酸性洗剤

続いて酸性洗剤。市販の洗剤だとサンポールが有名です。

酸性洗剤は主に水垢やトイレの尿石汚れに効く洗剤です。

水垢は水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの成分が析出されてできる汚れです。

水回りでは切っても離せない汚れですね。

こちらは先程もあったように化学反応で汚れを分解するため、洗浄力はかなり高いです。ただ対象面へのダメージは大きくなります。

素手で使用すると爪を溶かしてしまう危険があるので使用する際は必ずゴム手袋を着用してください。

 

③アルカリ性洗剤

最後にアルカリ性洗剤。

アルカリ性洗剤は市販で売られているのは油マジックリンなどがあたります。

名前の通り油汚れの洗浄で使用します。油汚れの他には皮脂汚れや浴室の石鹸カス汚れに良く効きます。

こちらも化学反応で汚れを分解するため、洗浄力はかなり高いです。ただ対象面へのダメージは大きくなります。

またアルカリ性の洗剤の中には塩素系洗剤と呼ばれるものがあります。

代表的なのがカビキラーです。

こちらも化学反応でカビ菌を除去して行きます。

アルカリ性の洗剤は素手で使用すると皮膚を溶かしてしまいますので使用する際は必ずゴム手袋を着用してください。

以上の中性・酸性・アルカリ性の洗剤を汚れの種類によって使い分けて汚れ落としをしていきます。

水垢は酸性洗剤、油汚れはアルカリ性洗剤で落とすというだけでもしっかり覚えておけばOKです!

道具の基礎知識

もう一つお掃除のポイントであげられるのが道具選びです!

ポイントはたったの2つです。

平らな面はスポンジや雑巾を使うこと。

角や隅や凹んでいるところはブラシやヘラを使うこと。

以上です。

これはいたって単純ですが非常に大事なものです。

仕上がりが大きく変わってきます。

 

 

お掃除の基礎知識はこれで以上になります!

私たちプロはどこの掃除をする時もこの基礎を常に考えてやっております。

この記事に書いたことを実践していないと落としたい汚れも落ちなくなり、時間ばかりかかってストレスがたまる悪循環に至ります。

ご自宅のお掃除でも少し意識をしていただければ掃除がはかどるかもしれません(^^)

 

第一弾はここで終了です!

第二弾は100円ショップやホームセンターで揃うオススメの道具や洗剤をご紹介します!

お楽しみに♪

 

 

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