カビについて
カビについて No.3
<カビの大きさ>
カビの菌糸や胞子の集団あるいは担子(キノコ)は見ることができるが、微細構造は見ることが
できない。光学顕微鏡でカビの大まかな形態観察が可能であるが、カビ表面の微細構造は
走査型電子顕微鏡を用いないと観察できない。したがって、カビの増殖初期には通常は肉眼
では全く観察できないものである。
なので、実際目に見えているカビといっているものは菌糸や胞子の集団なんですね
さらに、目に見える状態となると、かなり増殖しているということなんですね
んー、ぞっとします。
<カビの分類学的位置>
生物は事故増殖をする細胞性生物と事故増殖機能を持たないウイルスに大分類することができる。
現在カビは80000種以上確認されている。
えー、そんなにいるの、ですね(笑)
<カビが資料に与える影響>
カビは衣食住や工業製品のほとんどを栄養源として分解・劣化させる。
さらに、カビは天然有機物や人工有機物のみならず無機物や鉱物までも栄養源としており
博物館・図書館等の資料などは格好の栄養源として物理的、化学的に分解(破壊)される。
特に、木質系、天然繊維系、皮革系は経年劣化した場合には、資料素材が本来持っていた
僅かの抗菌性物質(テルペノイド、リグニン、フラボノイド、芳香族化合物、精油成分、
抗菌性色素等)が分解、蒸散し減少しているため、カビによる微生物劣化を容易に受ける。
さらに、カビ類は有機性染料を含む全ての天然有機物を分解する酵素群を有しており、酵素分解
により資化し、カビの細胞増殖の原料として利用する。したがって、カビ被害は不可逆的な生物
反応で、決して元に戻らない劣化であるこを注意する必要がある。
カビってすごいやつなんですね!
不可逆的な生物反応なんです。
なので、カビを少しでも発生させないようにしないと、カビによって劣化していくんです。
ということで、おそうじを!
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