【狛江店独自サービス】LPレコードクリーニングサービス(2023年5月一部リニューアル)
なんでも綺麗にする、おそうじ革命狛江店です。
当店のLPレコードクリーニングサービスが小学館の雑誌「サライ」2023年6月号に掲載されました!
狛江店独自メニューのLPレコードクリーニングサービスを紹介します。
1.アナログレコードブーム再燃!
CDなどのパッケージメディアの売り上げは減少の一途をたどり、今や音楽はスマホやパソコンがあれば、動画やネット配信でいつでもどこでも気軽に楽しめる時代になりました。
ところが近年、CDよりさらに前の世代のアナログレコードブームが巻き起こっています。
多くのアーティストが新譜をアナログレコードでリリースしており、アナログレコード再生用のレコードプレーヤーも多くの機種が新たに発売されるなど、このブームはかなり本格的です。
便利さの対極にあるアナログレコードがなぜ今ブームなのか、、、アナログレコードを愛好する一人として、私は次のように考えます。
デジタルとは違う次元の音の良さ
物理的特性ではデジタルが圧倒的に有利ですが、レコードから出てくる音は、まさに目の前で音楽が演奏されているような圧倒的なリアリティがあります。
スクラッチノイズなどの面では不利なものの、多くの人がアナログレコードの方が音が良いと感じています。
ジャケットを含めた趣味性の高さ
30cm角のジャケットはアートそのもの!
CDの小さなジャケットやパソコンやスマホ上の画像とは迫力も違い、何より所有欲を満たすものでしょう。
不便だからこそ音楽に真剣に向き合える
ワンクリックで音楽がなり始めるネット配信とは違い、ジャケットからレコードを出し、さっとクリーニングしてから息を殺して盤面に針を落とすと言う行為を経なければ音楽が鳴りません。
この儀式が利便性に勝る趣味性を高めているのは確かでしょう。
2.アナログレコードを楽しむためには、、、
このアナログブームの本格化で、レコードを聴く人もかなり増えています。
しばらく眠っていた古いレコードのコレクションを久しぶりに手にとって聴いてみたくなった方も多いでしょう。
また、次々とリリースされる新譜以外にも中古のレコード市場やオークションが活況を呈しています。
そこで問題となるのが、そのアナログレコードのコンディション。
アナログレコードの最大の弱点がホコリやカビ、静電気などに伴って再生音にパチパチと言うノイズ(スクラッチノイズ)が混じってしまうことでしょう。
ノイズもアナログの味わいのうちという達観した方もおられますが、このノイズをなるべく目立たないようにレコードをクリーニングすることが非常に重要になってきます。
昔はベルベット製のクリーナーでホコリを拭き取るくらいでしたが、現在はLP専用のクリーニングマシンが数多く出回っており、拭くのではなく洗浄することで、ノイズの元となるホコリやカビなどを洗い流すことができるようになっています。
しかしながら、これらのマシンを使ってもホコリやカビを除去しっかりするには、時間と労力、ノウハウが必要になってくるわけです。
3.レコードクリーニングのポイント
最初の写真は新しいレコード、次の写真は激安100円で入手した中古盤の表面を120倍のハンディ顕微鏡とiPhoneで拡大撮影したものです。
中古盤の方は見た目でも一面にカビの跡が見えるコンディションの悪いもので、写真でもわかる通り、カビの胞子が付着しています。
この状態で針を落とすと盛大にスクラッチノイズが発生するとともに、針にはすぐにホコリの塊がついてしまいます。
実はレコードについたホコリやカビはスクラッチノイズを発生させる他にも、針の摩耗を早め、スタイラスの寿命を縮めてしまうという大きな問題があります。
このような状態の盤のコンディションをいかに向上させるか、1000枚以上の自分のコレクションのクリーニング作業を顕微鏡でチェックしながら試行錯誤した結果、クリーニングのポイントが掴めてきました。
クリーニングに使用するクリーナーは米国VPI Industory社のHW-16.5というもので、レコードクリーナーとしては比較的ポピュラーなマシンです。
このマシンはターンテーブルにのせたレコードを回転させながら、洗浄液とブラシで表面を擦り、洗浄後バキュームで吸い上げるというシンプルなものです。
当初、付属の専用ブラシで洗浄していましたが、ブラシの毛が太く、溝の表面のホコリやカビは落ちやすいものの、溝の奥のホコリがあまり取れていないことがわかりました。
このため、ブラシを極細毛の美顔用途の超音波振動ブラシに変えたところ、溝の奥のホコリを取り去る効果が上がり、これによりスクラッチノイズを大幅に低減できることがわかりました。。
またブラシの毛が溝の奥に入ってしまうことにより表面のホコリの除去効果はそれほど大きくなく、目視で盤面に汚れが残るケースもありましたが、再生にはあまり影響がないことがわかりました。肝心なのは溝の底なわけです。
盤面の汚れは精神衛生上のよろしくないので、残っている場合はブラシ洗浄後にキムワイプで表面を磨いて除去し、再洗浄することで解決しました。
この写真は、上のカビだらけのレコードを洗浄した後の音溝の拡大写真です。
新しいレコードと同じレベルにはなりませんが、特に溝の中のホコリ、カビはほぼ洗いながせています。
再生してみるとスクラッチノイズが大幅に減少したのに加え、音もスムーズさが増して聴こえます。
また、再生後に針にホコリがつくことはなくなりました。
このようにツボをおさえた洗浄によりレコードのコンディションが上がり、音楽をリラックスして楽しめるようになります。
4.LPレコードクリーニングサービスの概要
ということで、おそうじ革命狛江店独自の新メニューとして1,000枚以上の自身のレコードコレクションを洗浄したノウハウとおそうじ革命の徹底力で、アナログレコードクリーニングサービスを提供いたします。
概要は以下のとおり。
<対象盤>
・30cm(12inch)レコード
・25cm(10inch)レコード
・シングル盤
・SP盤
※高額な希少盤などは万一のリスクに対応できませんので対象外とさせていただきます
※シングル盤、SP盤のクリーニング料金は別途お見積となります
<枚数>
・10枚から(2枚組のものなどは2枚と数えます)
<クリーニング内容>
作業時はニトリル製使い捨て手袋を着用して行いますので、指紋などが残ることはありません。また、クリーニングマシン使用時にスピンドルマークなどがつかないよう十分注意して作業します。
・盤面洗浄 VPI HW-16.5による表裏盤面の洗浄。カビなどの汚れが強い場合は手磨きの上再度洗浄、レーベル面のアルコールによる拭き掃除を加えます。
・内袋 新品のビニール製静電防止素材入り内袋にレコードを入れ、元の内袋はビニール製は廃棄、レーベル名などが印刷された価値のありそうな紙製のものは添付してお返しします
・ジャケット ジャケットなどに汚れがある場合は拭き上げクリーニングします。ジャケットのノリ剥がれなどがある場合は簡易修復します。
<オプションサービス>
・外袋添付 新しいビニール製外袋の添付を希望される場合、有償にて添付します。厚みのあるボックスタイプのジャケットは入りませんので添付いたしません(ポリプロピレン製 0.08mm厚 1枚20円 2021年5月より価格改定)
・洗浄済シール貼付 クリーニング済みのLPのジャケットに”cleaned”と印刷されたシールを貼り付けます。シールはエーワンラベルシールの綺麗にはがせるタイプを使用しますので、ジャケットへのシール残りはありません。(1枚10円)
・カタログ作成 アルバムに番号シールを貼付け、アルバムタイトル、アーティストなどの情報をアルバム毎に入力したリストを作成します。仕様はお打ち合わせの上ご要望にできるだけお応えいたします。(別途お見積)
<配送>
・おそうじ革命狛江店の営業範囲(東京都狛江市、世田谷区、調布市、三鷹市、府中市、稲城市、多摩市、神奈川県川崎市多摩区、川崎市麻生区など)
引き取り、発送共にこちらで行いますので配送料は無料です。それ以外のお近くの地域については別途お問い合わせください。
・その他の地域
宅配便送料実費にて申し受けます。(10〜20枚の場合宅配便80サイズの料金となります)
返送時はヤマト運輸、ゆうパックのうち廉価な方で発送いたします。
<税込価格>
・対象盤10枚まで 4,000円(1枚あたり400円)
・11枚目から1枚あたり 350円
・31枚目から1枚あたり 300円
・51枚目から1枚あたり 250円
10枚 | 4,000円 |
---|---|
20枚 | 7,500円 |
30枚 | 11,000円 |
40枚 | 14,000円 |
50枚 | 17,000円 |
100枚 | 29,500円 |
<決済方法>
直接引取の場合は、現金、クレジットカード、PayPay。
宅配便対応の場合は銀行振込。
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ご検討いただく際には見積もりをご依頼ください。
お見積もりはもちろん無料です。
お問い合わせフォームのメッセージ欄に下記の情報を記載の上送信をお願いします。
折り返し、見積もり金額と納期などを返信いたします。
(メッセージ欄に記載していただきたい情報)
・クリーニングを希望する枚数
・希望納期がある場合は納期
・オプションサービスの希望(新品外袋の必要有無など)
・その他ご要望、質問事項
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