ご家庭の洗剤はどんな汚れに効果がある?
更新日:2019年03月25日 ご家庭向け

酸性の洗剤、アルカリ性の洗剤、中性の洗剤
洗剤の特徴を知るうえで最も重要になってくるのが、洗剤が何性かということです。
普段ご家庭でご使用の洗剤は主に次のような分類になります。
酸性:サンポール、クエン酸やお酢入り洗剤
アルカリ性:油汚れマジックリン、せっけんカス落とし用の洗剤、カビキラー
中性:食器洗い用洗剤、一般的なお風呂用洗剤
このように、洗剤によって酸性、アルカリ性、中性と分かれています。
では、それぞれどのような汚れに効果があるのか整理していきます。
まずは酸性の洗剤です。酸性の洗剤はお風呂やキッチンの白いく固まった水あか、トイレ便器に固まった尿石、お風呂の鏡のウロコ汚れなどに効果があります。使用するときの注意点は、酸性の洗剤は金属を溶かす力も持っているので、サンポールなどの強い酸性の洗剤は金属に極力かからないようにすることが必要です。
次にアルカリ性の洗剤は、固まった油汚れ、お風呂のせっけんカスや皮脂汚れに効果があります。アルカリ性の洗剤は手に付くと皮膚を溶かす力があるので、洗剤を直接手で触らないよう、ゴム手袋などをしてお掃除する必要があります。
最後に中性の洗剤です。中性の洗剤は軽い油汚れに効果があります。食器を洗うときや毎日のお風呂の皮脂汚れ、窓のお掃除などにも使えます。たとえば、食器洗い用の洗剤を使って窓のお掃除をすることも可能です。
ところで、カビキラーについてはアルカリ性の洗剤ですが、アルカリ性としての性質よりも次亜塩素酸という成分が入っていることによってカビを殺菌しています。この次亜塩素酸はコケなどにも有効ですので、ベランダのコケでお困りの方はカビキラーを試してみるのも良いでしょう。また、次亜塩素酸は酸と混ざると有毒ガスを発生します。(塩素ガスといいます)これを吸ってしまうと体調を崩すばかりか、命の危険もありますので、決して酸性の洗剤と混ざらないよう注意が必要です。
プロがお掃除で使う洗剤について
ここまでご家庭でお使いになる洗剤について説明してきましたが、ここでプロの洗剤についても少し説明しようと思います。
とはいっても、プロの洗剤もご家庭の洗剤と基本的には同じです。ご家庭の洗剤の効果を強くしたものがプロ用の洗剤とお考え下さい。じゃあ、ご家庭でもプロの洗剤を使えばキレイになるのでは?と思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、それはあまりオススメできません。実際に業者向けのお店やインターネトで調べればプロ用の洗剤を入手することは可能ですが、効果が強いので取扱に十分な注意が必要です。使い方によっては、素材を傷めたり、健康に被害が及ぶ可能性もあります。さらに、プロの洗剤を使えば誰でも汚れをキレイに落とせるかというと、やはりそこには技術が必要です。ですので、ご家庭で落とせない汚れは、やはりプロにお任せするのが良いでしょう。