ペットとの暮らしほこりや汚れは大丈夫?
更新日:2024年04月24日
ペットと一緒に心豊かな生活を送れるように・・・
現在日本では少子高齢化や未婚など核家族化やコロナ禍による“おうち時間”の増加などの理由から、室内でペットを飼う方が増えています。犬ともなどの言葉がはやるくらい家族同様ペットもとても大事な存在となりつつあります。しかし、人間と動物であり、特性が違います。例えば犬であれば全身毛で覆われていますが、その抜け毛など汚れ、飼い方に注意しないと自宅の生活環境を損ないかねません。そこで、室内でペットと快適に同居するための掃除のコツについて、ハウスクリーニングのプロからこの話題に取り組みたいと思います。
ペットを室内で飼う場合「におい」と「汚れ」にどう対応するかが最大の課題
労働人口が減少しているのに伴い、夫婦共働きが一般化してきました。そので登場したのがペットブームです。一般社団法人ペットフード協会が2021年に行った「全国犬猫飼育実態調査」によると、コロナ以前に増して犬や猫の飼育頭数は相当数増えています。新型コロナにによって人との接点がとれなくなった事をきっかけに飼育を開始した方からは「心穏やかに過ごせる日々が増えた」(犬)、「毎日の生活が楽しくなった」「寂しさを感じることが減った」(猫)などの声が挙がっており、暮らしのうえで癒しにもつながっているようです。少しPRじみた話になりますが、ハウスクリーニングでも同じなんですよね。同住所、同じ家でも中の雰囲気が変わるとせ生活に新鮮さが生まれ転居したような新鮮感や爽快感を感じる事が出来るんですよね。そうした色んな側面から家族、家庭に安心を支える事ができると嬉しいとは思っています。
話は戻りますが、昔は人は室内でペットは外で飼われる事が多かったですが、最近ではその流れは一変しており、一緒に生活しているワンちゃん・ネコちゃんの多くは室内で飼われ、住人と同様の考えを持たれて可愛がられているケースが増えてきています。ただ、ここにも難しさがあります。賃貸住宅はペットに配慮した内装や設備でないため、飼育は可能でも快適に暮らせるとは限りません。人が快適でもペットが快適とは限らないのが実情なんです。ハウスクリーニングに携わる仕事をしていますと、室内に入った瞬間に感じ取れる独特の臭いと汚れは、住民の皆様がご苦労されている事が非常によくわかります。ただ、これらの汚れや臭いは日々の掃除の仕方など、少しの工夫によって除去したり、軽減でいきたりすることも可能ですので本ブログではその辺りの参考になればと思います。
においの問題は予防と事後の対処に分けて考えます
先程独特な臭いというお話しをしましたが、その「予防」となるのがまめな換気を行い空気を入替える事にあります。昔の一軒家(旧家と書きますは隙間風が入り必然的に空気の入替が進んでいましたが、近年の住宅は保温やECOの関係から殆ど隙間風などが入らないような作りになっています。その分自然な空気の入替が実現しにくく、換気の必要性は非常に高くなっています。以前のブログでもご紹介しましたが、私は通勤前2時間の換気をエアコンのタイマーセットで毎日行っています。そうする事でペットのにおいが室内にこもらないようにできます。窓を開けて小まめに空気を入れ換えるほか、エアコンの送風機能や空気清浄機を付けにおいを吸着・分解するなどの方法もあります。大事なポイントはご自身のご家庭、家ではどういう風に通気(入口)と換気(出口)があるのか大まかにで結構ですので理解しておき事が大事です。風は出口があれば必ず吸気を実施します。また炭は脱臭追効果があるので100円均一などで販売されている炭を室内に置くなども対策となります。最近の空気清浄機は脱臭機能が強化されていますし、除菌機能は空気中のカビやウイルスなどの除去にも有効です。ただ、空気清浄機はペットの抜け毛なども一緒にを吸い込んでしまうため、ハウスクリーニングを行う際かなりの確率でペットを飼われているご家庭ではフィルターに目詰まりを起こし性能を低下させている事に出くわします。おそうじ革命茨木彩都店ではペットにも安心な消臭除菌剤で室内の空間を抗菌コートする方法もあります。(https://www.osoujikakumei.jp/ibaraki_saito/)
また、逆に臭いは付いて当たり前として「事後の対処」もあります。ペットがトイレ以外の場所で用をした場合、対処が早いほどにおいを抑えられます。ペットの尿が飛び跳ねてカーペットやソファの脚に付着するケースも多く、床だけでなく、周りの家具やインテリアも一緒に清掃するのがポイントです。これはかなり重要です。積み重ねが取り返しの付かない状況になります。
ペットがトイレ以外で粗相した時などは、水拭きだけではにおいがなかなか取れません。一般的に犬の尿は正常であればpH6.2〜6.4前後と弱酸性ですので、重曹やクエン酸など弱アルカリ性の洗剤を水に溶かしスプレーに入れて使用します。 アルカリ性の高い犬の尿pH7.4を超えるような場合には、腎臓の働きが著しく低下している可能性も考えられるため、上記の洗剤で臭いが消えない場合はペットのケアを気にしてあげる必要があります。そして、重曹、クエン酸どちらも人体への害がなく、弱酸性のペットの尿と中和作用で汚れを落とすので安心して使用できます。ただ、洗剤などの使用により、変色する恐れもある大理石や無垢材などや床材によっては使用しない方がいい場合もあります。畳は洗剤は使えませんのでアルコール入りのウェットティッシュなどを使用して表面を拭き、最後に布で水拭きをします。アルコールプラス水拭き、乾拭きがあると更にいいです。
次にご家庭内で一緒生活されているペットから出る「汚れ」についてですが、一番多い汚れはなんだと思いますか?ご想像通り犬などの場合一番大きな汚れは抜け毛です。掃除機をかけてもなかなか一度では吸い切らない(正確には見えないため掃除むらでの残り)は一緒に生活る中でも苦労されている方も多いとは思います。毛が溜まりやすい場所は空気の対流がなくなる部屋の隅や階段や玄関周り、いすの脚、窓のサッシ周り、ベッドの布団やカバー、カーテンの裏側などが挙げられます。なので先ほど申し述べたように故意に空気の流れを作ってあげる事がとても大切です。また、ペットの布団の上などに付着した毛は取るためには非常に苦労しますが、ガムテープなど粘着シート付きの掃除器具で取り除いたり、サッシブラシを使うことによって毛は取り除く事が可能です。また、同時に体毛やホコリなどの汚れをかき出せます。
汚れを空気の対流や、外から持帰る汚れをこまめに掃除
ペットと一緒に室内で生活するようになると色々な汚れと向き合う事になります。先ほどの抜け毛とは別に餌の散らかりや食べ残し、吐き戻し、よだれ、など食に関する汚れだけでも数多く出てきます。そして、猫などは壁を引っ掻いたり、壁面を爪をたてて登ったりします。その際発生するのが、壁面シール材や建具の剥がれ、など汚れは多々あります。おそうじ革命茨木彩都店では壁紙再生などそうした壁紙の汚れや傷みなども補修する事が可能です。また、汚れは室内からだけではなく、外から散歩の戻りなど外から帰ってきた時にも脚や身体に汚れが付着して持ち込むようなケースもあります。風の対流が止まる場所や通り道などペットが汚しやすい場所は、ふだんからこまめな掃除を心がけることが大事です。そうした意味でご家庭内の風の入り口とで出口を意識して頂く事はとても大切なんです。空気は対流が起こらないと入替が進ます、汚れが対流の届かないところに溜まるという事を理解頂ければ故意にそこに風を呼び込む動線を作る事ができます。汚れの除去に加え、においが発生しないよう先ほどの「クエン酸スプレー」など湿式の掃除が大切です。ハウスクリーニングのお仕事をしていますと除機機がけがしくくい場所が面倒になりだとだんだん掃除自体をしなくなり汚れが堆積すること多い様に思います。面倒な場所は入り組んでいる事も多いので空気が対流していないのです。そう言う場所に、対流が発生するようにドアの開け閉めなど工夫していただくとかなり効果があります。
壁材だけでなく家具選びなどにも工夫の必要があります。
ご家庭内でペットを飼われるとゲージやトイレ、ペットフード、遊び道具などモノが増えていまい収納がうまくでいない事が多いです。ペットは目に入る遊び道具で遊びますがペット自身で収納場所から出してきて遊ばないですよね。なので必然的に室内に物が多くなり結果として室内に物が多くなり雑然として、数年かたずることができない事が結構な割合で見受けられます。室内のモノの数をできる限り減らすだけで心が新鮮、爽快感が増しますし、片付く事で自由な空間ができるます。一度きれいな状態ができると人はこまめに掃除しようという気も起こります。ペットを家の中で行動できる区画を絞ることで汚れる場所を最少化できます。例えば抜け毛の多い犬だと台所に立ち入り禁止などのように工夫することでずいぶん違ってくるかと思います。たくさんのアプローチがありますが、人それぞれの生活スタイルは違います。一番生活がやりやすい形を選択しながら快適な空間を作っていただければ人もペットも快適で爽快な生活を過ごす事ができるのではないでしょうか? 仮に自分たちだけで落としきれない汚れがあったり、時間がない場合は、ぜひおそうじ革命茨木彩都店に依頼してください。一度きれいにした後の管理は比較的楽に管理する事ができます。