エアコンクリーニングのタイミング
1.はじめに
はじめにこのブログを書こうと思ったきっかけは、エアコンクリーニングをご依頼頂いたお客様によく聞かれる質問があったからです。それは、次の質問です。
「クリーニングはどのタイミングですればいいの?」です。
お客様によってエアコンクリーニングを依頼されるタイミングは様々です。では、皆さんがどのタイミングで依頼されているのか次に大きく分けられます。
①臭いが気になった
②吹き出し口に黒い斑点がある
③黒いものが降ってきた
④定期的にしている
以上のようにお客様によって依頼される状況は様々ですが、エアコンからの風を気にしている方が多いのが分かります。では、どのタイミングがベストなのか、それは④の定期的です。何故④の定期的がベストなのかを説明したいと思います。
2.エアコンの汚れについて
ここでは、先にお話したお客様が気になったエアコンの症状に沿って説明致します。
①臭いが気になった②吹き出し口に黒い斑点があるについて。
エアコンから出る風からくさい臭いがするのは、カビやホコリが原因です。カビは水分が大好きです。ではなぜエアコン内部にカビが付くのでしょうか、それは冷房運転です。冷房(クーラー)をかけることによりエアコン上部の熱交換器から沢山の水分が出ます。分かりやすく言えばみなさんがコップに氷とお茶など入れておくと、コップの周りやテーブルが水分でびちゃびちゃになっていませんか?この現象がエアコン内部でも起こっているのです。
熱交換器から出た水は、その受け皿であるドレンパンといわれる部分に溜まります。この部分に溜まった水は、そこにつながれたホースで外へ排出される仕組みになっています。しかしながら全ての水分を排出することは出来ないのです。これによりドレンパンには水分が残ります。これがカビの原因です。
次にホコリについてですが、これは③の黒いものが降ってきたにも共通します。エアコンにはフィルターがありますが、このフィルターがホコリでいっぱいだと吸い込む力が他の隙間へと逃げてしまいます。フィルターをすり抜けたホコリは主にシロッコファンと呼ばれる丸い筒状のファンに付きます。ここにドレンパンの水分が加わると固まりとなってへばりつきます。これらがファンから剥がれることで黒いものが降ってくるのです。テレビのCMなんかでよく見る黒い汚水の原因は、これがほとんどです。このホコリにはもう一つ厄介なものがあります。それは、リビングに設置してあるエアコンです。リビングにはキッチンが近くにあります。キッチンでは油を使うため油煙がエアコン内部のホコリに吸着し異常な臭いを発します。
以上のような原因が考えられますが、自分でどうにか出来ないのか?。いえ、出来ます。完全には無理ですが原因となる要素を抑えることは出来ます。
3.自分で出来る予防について
臭いなどの原因であるカビやホコリは付きにくくすることは出来ます。まず、カビの原因である水分ですが、冷房運転によって沢山の水が出ることは先にもお話ししましたが、エアコン内部に水分を残さないようにすればいいのです。方法は簡単です。内部を乾かせばいいのです。どうやって乾かすのか?
①冷房(クーラー)を使ったあと送風運転を30程かける
② 〃 暖房を10分程かける
③ 〃 前面カバーを開けておく
以上の3つの内どれか1つを行うことで、カビの発生は劇的に抑えられます。
続いてホコリについてですが、フィルターがホコリでいっぱいだと吸い込む力が他へ逃げてホコリが隙間から通過してしまいます。正しくフィルターを通過させるには、まめに掃除するしかありません。しかし掃除機で吸ったり面倒ですよね。フィルターについたホコリを簡単に落とす方法をお教えします。それはシャワーで落とす方法です。ただしシャワーをあてる方向が大事です。フィルターには表と裏があり、表からシャワーをあてるとかえって目詰まりをおこしてしまいます。必ず裏からシャワーをあてて下さい。これで簡単に落ちます。
最近ではおそうじ機能付きなどがありますが、おそうじ機能付きも例外ではありません。ダストボックスなど見ていないお客様が多くいらっしゃいますが、実際ダストボックスがホコリで一杯だとフィルターにホコリを戻すことにも成り兼ねないのです、ご注意を。
4.まとめ
エアコンの汚れは使う頻度や設置状況によって大きく変わります。臭いやホコリなどが降ってきたということは、カビ菌やウイルス、ホコリなど体内に入ってしまうことが懸念されます。そうならない為にもエアコンの吹き出し口などのチェックをお忘れなく。お子様や大切にしている家族だからこそ、室内の空気をキレイにしてあげましょう。
もっと詳しく知りたい方は詳細を貼っておきますので、そちらをご覧ください。
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おそうじ革命 広島福山店
山口 和弘
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