エアコンのおそうじって大切

はじめに

夏になるとフル稼働してくれるエアコン。

昨今の猛暑の中では、まるで生命維持装置のような感じさえ覚えます。

そんな大切なエアコン、購入されてからお掃除ってしたことありますか？

「フィルターの掃除は欠かさずやってるよ」

だいたい皆さんこんな感じではないでしょうか。

結論から言わせて頂くと、それだけでは不十分なのです。

 

なぜ不十分なのか？

それではなぜフィルターのお掃除だけでは不十分なのか。

エアコンの仕組みから説明します。

エアコンは部屋の中の熱を外に追い出すことで涼しくしているんです。

エアコンには室内機と室外機があって、この２つの間はパイプで繋がっています。

そのパイプの中を循環している冷媒（れいばい）には熱の多いところから少ないところに移動する性質があって、その性質を利用して部屋の中の熱を外に放出。

 

エアコンは、室内機と室外機の2つで1セット。

この2つをつなぐパイプをかけめぐっている冷媒（れいばい）が、熱の「多いところから少ないところに移動する」性質を利用して、室内機の熱交換器で部屋の中の熱を乗せて、室外機の熱交換器で熱をおろす。 これをくりかえして、部屋をすずしくしているんだ。

 

尿石の落とし方

では、尿石を落とすにはどうしたら良いのか？

さきほど説明したように尿石はカルシウムが石化した塊なので、これを除去していきます

。

まずは硬化した大きな塊は物理的に剝がしていきます。これにはスクレイパーという道具を使用します。便器に傷を付けないように慎重に作業します。

次に酸性の洗剤でつけ置きをします。科学反応で石化しているので、化学反応で分解していくイメージです。普通に洗剤をかけるだけでは流れてしまうので、トイレットペーパーを汚れ部分に貼り付け、そこに洗剤をかけていきます。酸性の洗剤が浸み込んだトイレットペーパーでフタをしていくんです。こうすることで長時間洗剤を汚れに密着させることができます。

しばらく放置した後、研磨剤を付けて泡立てたスポンジで擦っていきます。物理的に摩擦で汚れをはがしていくんですね。スポンジは固い物を使います。

軽い物はこの段階で取れてしまいますが、それでも落ち切らない場合は酸性の洗剤を足して

さらに擦ります。

このとき、便器の淵の裏側などの見えにくいところも見逃さないように注意して作業します。

最後は水でよく流して終わりとなります。

 

まとめ

一度付いた尿石はなかなか家庭で落としきるのって大変ですよね。

毎日トイレ清掃してるっていうご家庭には無縁なのかもしれませんが、なかなかそんな時間も取れないかと思います。そんな時はプロに頼ってください。

定期的に徹底的に清掃することで清潔なトイレを維持するお手伝いをさせていただけたら幸いです。

 

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「おそうじ革命浜松市西区店」代表　井手　久悦

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