【プロもやってる!】「水垢」汚れは「酸性」で落とす!!!
皆さん、ご家庭の水道蛇口の根元やシャワーヘッドに白い塊が付いていたりしませんか?
白い塊をそうじしようとしたけれど、どうしていいか分からなかったり、洗剤つけてゴシゴシ頑張って落とそうとしたけど落とせなかったりしませんか?
その白い塊、水垢(ミズアカ)です。
この水垢、ちょっとしたポイントをおさえるだけで、簡単に落とせるものなんです。
「水垢:ミズアカ」の正体は、水が蒸発して、水に含まれるカルシウムやマグネシウム(ミネラル成分)が残ってしまった跡です。これがどんどん層を成して固まってしまうと、カチカチになってますます取れにくくなります。同じ原理で何百年何千年もかけて固まったものが鍾乳石です。
なので水垢に悩まされない一番よい方法は、水が蒸発する前に完全にふき取ってしまうことです。
とはいっても、毎回毎回水をふき取ることは難しいですよね。知らず知らずに水垢は日々の生活の中でどんどん溜まってしまいます。
今回の記事では、家庭でできる水垢の落とし方を、プロの視点からお話ししたいと思います。
小学校の理科の授業で、「アルカリ性と酸性を混ぜると中性になる」っていう「化学反応」を習ったと思いますが、普段の生活の中で役に立ったことってあまり無くないですか?
実は「汚れ落とし、おそうじ」って、この「化学反応」を使っているんです!普段知らず知らずのうちに皆さんも「化学反応」を実践しているんです。
ちなみに水垢はアルカリ性です。なので酸性を加えることによって化学反応をおこさせて、水垢を水垢ではない別のものに変化させます。この変化したものは水に溶けやすいものなので水垢が取れる、という仕組みなのです!
参考までに、私たちプロが使っている「水垢落とし」の洗剤は業務用の「酸性」洗剤です。
業務用の洗剤は非常に強力(pH1くらいの強酸性)です。なので金属(ステンレス、アルミなど)を変色・腐食させてしまうおそれがありますし、素手で触ると危険です。
皆さんが使用する際にはかなり注意が必要なので、業務用洗剤はおすすめできません。
おすすめは、「お酢」「クエン酸」です(洗剤ではありませんね)。
どのご家庭にもある「お酢」が水垢落としに使えます。
また安全に使用できる「クエン酸」もおすすめです。薬局、ホームセンター、100均で簡単に購入できます。
※ご注意:
「酸性」と「塩素系(カビ取り剤など)」の洗剤は「絶対に混ぜないでください!」
混ぜると有毒な塩素ガスが発生し、このガスを吸い込むと意識を失ったり、死に至る場合もあるので、一緒に使わないように十分注意をしてください。
では、ご家庭で簡単にできる水垢落としの方法をお伝えします。
【水垢の落とし方】:
・水垢汚れの程度によって、落とし方は少し変えましょう。
水垢が少ない場合:
ーお酢か水に溶かしたクエン酸を水垢に「たっぷり」かけます
ースポンジかメラミンスポンジ(激落ちくんが有名)でこすります。
頑固な水垢の場合:
ーお酢か水に溶かしたクエン酸をを水垢に「たっぷり」かけます
ーラップで水垢をパックします(水分の蒸発を防ぎます)
ーしばらくつけ置きします(長ければ長いほどいいです)
ーつけ置きした後スポンジやメラミンスポンジでこすります
ーなかなか落ちないときは、マイナスドライバーなどで水垢を直接こすります
それでも落ちない場合は、「つけ置き~ドライバーでこする」を繰り返してみてください。
まとめ:
・水垢は「お酢」もしくは「クエン酸」で落とす
・頑固な水垢は、お酢、クエン酸で「つけ置く」
・マイナスドライバーで「削る」と有効
いかがだったでしょう?水垢は思ったよりも簡単に、ご家庭にあるもので落とせるものなんです。
皆さんもぜひ試してみてください。
頑固、広い範囲にある厄介な水垢に関しては、おそうじ革命にご用命ください。
プロの技で徹底的にキレイに落とします!
お問い合わせ・ご依頼は、おそうじ革命 千葉船橋馬込沢店(←クリック)までお寄せください。
おそうじ革命 千葉船橋馬込沢店 宮沢でした。