「はわく」=九州の方言
「はわく」=九州の方言
学校の掃除時間に、外は竹製のほうき、教室は先端と柄がT字になった自在ほうきとか使って掃除してませんでしたか?
そして掃除する時、ほうきで「はわく」と言ってませんでしたか?
なんと、「はわく」は福岡県と山口県の一部の方で使う方言なんですね。かくゆう私も山口県の一部に該当し、「はわく」派でした。私もですが、方言だと知らずに使っている福岡県民も多くいます。
パソコンで「はわく」を入力し、変換しても「掃く」と出ません。ほうきで「掃く」=「はく」が標準語だということなんですね。
ついでに、「はわく」時に使うホウキの先端部分の素材には、主に以下のような種類のものがありますので、ご紹介します。
→→→ おすすめしたい素材は、ほうき草です!少し高めのモノが良いですが、メチャクチャキレイに、『はわけます』ご参考までに・・・
シダ
一般的なホウキの素材で、赤シダはコシが強く繊維が太いのでコンクリートやアスファルトの大きめのゴミもしっかりかき集めますが、砂や細かいゴミを集めるのには不向きです。黒シダは赤シダに比べ繊維が細くしなやかなので、砂ホコリもかき集めますが、コシは強くないので、大きなめのゴミを集めるのは向いていません。
棕櫚(しゅろ)
ヤシ科の木の一種。木の幹の皮を穂先の素材に使ったもので、非常に強くてやわらかく、弾力性、耐久性に優れています。棕櫚皮には樹脂が含まれているので、フローリングに使うと自然のワックス効果も期待できます。室内向けの素材で、座敷箒とも呼ばれ、職人さんの手作りほうきだと何十年も持つらしいです。
ほうき草
イネ科のほうき草を使ってて、しなやかな掃き心地が特徴です。穂先が細く、畳や床の素材を傷めにくく、小さなごみから大きなホコリまで集められるます。また、奥に入り込んだ汚れもかき出してくれます。こちらも座敷箒とも呼ばれます。畳や床の室内に加え、玄関先等(平面に近い箇所)でも、非常に砂ホコリをかき集めやすいです。
職人がひとつひとつ編み上げた手編みの高価なものもありますが、そこそこのもので十分かき集めることができますので、おすすめです。
化繊
プラスチック素材なので、水や油に強いのが特徴です。穂のコシが丈夫なので、コンクリートやアスファルトの小さなゴミや小石もかき集めることができます。主に室外で使用。
竹
みなさんも馴染みのある竹ぼうきです。砂ホコリや落ち葉、大きなゴミを集めるのに適しています。細かい箇所では使い勝手が悪いので、室外での広い地面の掃除に最適です。
最後に
ほうきには色白な形状や素材、種類がありますね。持ち運びも簡単で、電気が不要、音も気にしなくていいですし、掃除機で吸えない大きなゴミを集めることができるといったメリットもあります。掃除してる感が目に見えて分かるので、掃除が楽しくなるかもです。小学生時代を思い出しながら久しぶりに、はわいてみませんか。