匂わず 快適なトイレにしたい! 試してみたいお掃除方法
ゆっくりしたいトイレなのに、匂いが気になって・・・、黒ずみがあって気持ち悪い・・・
そんな悩みをお持ちではないですか?
今回は、トイレ掃除のコツを紹介させていただきます。
でも、トイレ掃除は大嫌いと思う方は、この記事を読まずにすぐにご連絡ください。笑
尿石・黒ずみ汚れってどうしてできるの?
お掃除のコツをご紹介する前に、まずはトイレ汚れについてご説明しましょう。
トイレの匂いの原因として考えられるのが『尿石』です。読んで字のごとく尿が石のように固まったもの。聞いただけで嫌になりますよね。もっと詳しく説明すると尿に含まれる尿素やタンパク質、カルシウム分などが細菌などの働きによって変質して、配管や便器、周辺の壁や床に付着して固まったものです。
そして、『黒ずみ』は便器の中の水たまり周辺や便座の淵の水が流れ出ている穴の周辺などによく見られますが、これは水垢やホコリ、そしてカビが付着したものです。トイレは密閉された空間ですので湿気がこもりやすいので雑菌が繁殖しやすい環境なんです。
この『尿石』も『黒ずみ』も放置してしまうと簡単には落とせない厄介者のになってしまいます。
どうやって落とす?
ではどうやってこれらの汚れを奇麗にして、さらには予防することができるでしょうか。
じつは答えは簡単なんです! それは・・・ 汚れる前に掃除をすること! トイレを使用するたびにブラッシングして拭く! なんて言うと「そんなことできるか~‼」とか「やってるけどダメなんだ~!」って皆さんから怒られてしまいますね…笑
それだけ尿石や黒ずみって厄介なんですよね。
そこで、まずは試していただきたい方法は以下の通りです。
①黒ずみ汚れには塩素系漂白剤を使って掃除してみる
水垢やカビ汚れに由来する『黒ずみ』には塩素系漂白剤を使うのが効果的。でもよくやりがちなのが、洗剤をかけたらすぐにブラッシングしてしまうこと。じつは塩素系漂白剤はカビの胞子や菌などに含まれているタンパク質を分解して汚れを落としやすくするんです。
ですので、黒ずみに洗剤をかけたら数十分つけ置きしてください。また、その際にはラップやビニール袋を貼り付けることで乾燥するのを防ぐとより効果的になります。つけ置きした後にブラッシングしてくださいね。(このとき手袋はお忘れなく・・・)
②尿石除去にはクエン酸と重曹で
尿石はアルカリ性汚れなので酸性洗剤を使うのが効果的ですが、塩素系漂白剤と酸性洗剤を同時に使ってしまうと有毒ガスが発生するのでとても危険です。絶対に混ぜて使わないでください。
そこでおすすめなのがクエン酸(酸性)と重曹(弱アルカリ性)を一緒に合わせて使用する方法です。まず重曹を少量の水で溶き「重曹ペースト」を作ります。それを便器の淵の裏側など尿石がこびり付いているところに塗布し、そこにクエン酸水をスプレーでかけていきます。そうすると重曹とクエン酸が反応してシュワシュワと泡が出てきます。この泡が尿石を分解して引き剝がしてくれるのです。
市販されているアルカリ性の洗剤と酸性の洗剤を混ぜてしまうと有毒なガスが出てくるのですが、今回ご紹介した「重曹」も「クエン酸」も食品などにも使用されるもので体にも環境にも優しい物質ですので危険ではありません。
家庭でできるプロの技。ぜひお試しください。