こまめに掃除してもすぐにフローリングがザラザラする原因
汚れに気付くとすぐに掃除をしているのに、なぜかまたすぐにザラザラと砂のような汚れが溜まってしまうというご家庭も多いのではないでしょうか?
何度掃除をしても、すぐに汚れた床になってしまっては掃除をするのも億劫になってしまいますよね。
そのフローリングの汚れは、風や生活習慣が関係しているかもしれません。
今回は、掃除をしてもフローリングがザラザラする原因を紹介します。
気付かないだけ? ザラザラの正体
フローリングのザラザラの正体は、土である場合がほとんどです。
掃除をする際や暑い日は、窓を開けて換気しているという方も多いのではないでしょうか?
土砂は人の体に付着したり、換気をしている窓から風に乗って室内に入り込むことがあります。
「風に運ばれるほど軽いものなの?」と思われる方も居るでしょうが、小さい粒子の土砂はとても軽いので空気中を漂っていることもあるのです。
風に運ばれてしまうくらい軽い土砂は、足で踏んでも気づかないだけで実は普段からフローリングに付着していることもあります。
空気中の土砂が多く、フローリングにある程度積もると足で不快感を感じるようになるのです。
土砂は風に乗って漂っているので、近くに海や公園が無くコンクリートに囲まれた地域でもフローリングがザラザラすることもあります。
また、小さなお子さんや現場仕事をされている夫が居る場合は体に土砂が付着して家に連れて帰ることも原因の一つです。
コツコツがコツ! フローリングのザラザラ対策
フローリングのザラザラは、粒子が細かい分侵入を完全に防ぐことが難しいです。
しかし、部屋に土砂が入るからと言って換気をせず締め切った状態では部屋の空気も汚れてホコリ、カビが発生する原因になってしまいますよね。
ザラザラの対処法としては、掃除方法と生活習慣の改善でコツコツと土砂対策をしていくことです。
ザラザラを改善するためには、どのような対策を行っていけばいいのでしょうか?
・玄関での習慣をプラス
人間に付着した土砂の侵入を防ぐために、玄関で靴を脱ぐ前に全身を一度はたき上着を脱ぐ癖を付けましょう。
手で払ったりバザバザと揺らすだけでも、付着している土砂を落とすことが出来ます。
玄関は汚れてしまうことがありますが、広いリビングの掃除に比べたら短時間で簡単に済ませることが出来るでしょう。
また汗をかく夏場は手足や顔にホコリが付着していることがあるので、柔らかいガーゼや濡れタオルを用意しておいて玄関で体を軽くふくとオススメです。
・掃除の順番
フローリングの時は、すぐさまフローリングを掃除するのではなく電灯やカーテンの上、ソファなど部屋の上のパーツから順に掃除していきましょう。
いくら床だけをキレイにしていてもその上にある家具が汚れていては土砂やホコリが落ちてきてすぐに床が汚れてしまいます。
水拭きをした後は必ず水分を拭き取る空拭きをして下さい。
・フローリングは掃除機から
フローリングの掃除は、すぐに水拭きをすると土砂のザラザラでフローリングを傷つけてしまうことがあります。
フローリングを掃除する際は、一度掃除機であらかたの土砂を吸い取ってから水拭きをしましょう。
硬い雑巾では上手く土砂を取れないことがあるので、柔らかいタオルかウェットシートのようなもので拭き取ると良いでしょう。
まとめ
春~秋にかけて、エアコン代節約のためにも換気は欠かせませんよね。
ザラザラ床で不快な思いをしないよう、しっかりと対策を行っていきましょう。