エアコンの水漏れは空調ドレン配管の詰まりが原因！詰まりの予防法をご紹介

猛暑が厳しい日本の夏。

もはやエアコンなしで日本の夏を過ごすのは、命の危険さえ感じるほどの暑さです。

酷暑を乗り切るため、夏場は24時間冷房をつけている、というご家庭も増えているそうです。

 

そんな冷房運転中のエアコンから、突然ポツポツと水滴が垂れてきた、という経験をされた方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか？

夏場の生命線であるエアコンから水漏れ…。とっても困りますよね。

 

今回の記事では、エアコンから水が漏れる原因はなんなのか、空調ドレン配管が詰まる原因と、排水設備が詰まらないようにするためのテクニックをお教えします。

 

エアコンから水漏れ！原因は一体なに？

夏場、冷房をつけると、しばらくしてエアコン本体からポタポタと水が垂れてくることがあります。

ほとんどの場合は軽微な水漏れなので、「冷房使ってるし、結露した水が落ちてるだけかな」と見逃してしまう方も多いかと思います。

しかし、エアコンからの水漏れは、エアコン内部に重大な異変が起きているサインである可能性が高いので、水漏れを発見した場合は早めに対処することがとても大切です。

 

空調機からの水漏れ　原因はドレンの詰まり

エアコンなどの空調機からの水漏れ、その原因は、空調ドレンと呼ばれる機器の不具合である場合がほとんどです。

ドレンとは、溜まった水を排水するための設備のことで、エアコンの内部には、冷房運転で結露した水などが室内側に逆流しないよう、排水のためのドレンパンやドレンホースといった機器が備え付けられています。

 

このドレンパンやドレンホースが詰まってしまうと、溜まった結露水をうまく排水できなくなり、行き場を失った結露水はやがて室内側に逆流してくるようになります。

 

排水が逆流すると、エアコン本体の電子基板をショートさせたり、垂れてきた水がカーテンや家具、洋服などを汚損することもあります。

水漏れを発見した場合は、即座にエアコンの使用を中止し、早めに対策することが大切です。

 

空調ドレン配管の詰まり　原因は？

エアコンの水漏れは、空調機のドレン配管が詰まることで発生することがわかりました。

では、空調ドレン配管は、なにが原因で詰まってしまうのでしょうか？

 

この章では、空調ドレン配管が詰まる原因について解説していきます。

 

空調ドレン配管が詰まる原因①ホコリ

エアコンには、空気中のホコリが層になって溜まります。

エアコンフィルターの清掃を怠っていると、これらのホコリがエアコン本体に侵入し、機器の間に詰まっていきます。

ドレン配管にも、こうしたホコリが詰まっていき、やがて配管をふさいでしまいます。

 

空調ドレン配管が詰まる原因②バクテリア

ドレン配管周りには、エアコンから出た結露水などの水分が豊富にあるため、これらの水分を触媒にさまざまな微生物が繁殖します。

そうしたバクテリアは、やがて集合体を形成していき、バイオフィルムという膜を形成します。このバイオフィルムは、キッチンやお風呂の排水口に発生する、いわゆる“ヌメリ”汚れと同じものであり、人の歯に発生するプラーク（歯垢）もバイオフィルムの一種です。

 

バクテリアが作るバイオフィルムは、水を通さない構造をしていますので、バイオフィルムがドレン配管内に発生すると、そこだけ水の通りが悪くなってしまいます。

バイオフィルムが大量に発生すると、やがてドレン配管が完全に詰まってしまい、水漏れが起こるようになります。

 

空調ドレン配管が詰まらないようにするには？

エアコンからの水漏れを未然に防ぐには、空調ドレン配管が詰まってしまわないよう、定期的なメンテナンスを行うことがとても大切です。

 

この章では、空調ドレン配管が詰まらないようにするにはどうすればいいか、日常的にできる対策をいくつかご紹介いたします。

 

空調ドレン配管の詰まり予防法①エアコンフィルターを掃除する

エアコンに設置されているエアコンフィルターは、空気中の目に見えないホコリや微生物をキャッチし、エアコン内部に汚れが溜まらないようにしてくれる役割を持っています。

 

エアコンフィルターをまめにお掃除するように心がけていると、エアコン内部が汚れにくくなり、詰まりの原因となるホコリやバクテリアの発生も抑制できます。

 

フィルターは、ハイシーズン（夏場や冬場）などは1週間に1度、それ以外のシーズンでも1ヶ月に1度程度はお掃除するようにしましょう。

 

空調ドレン配管の詰まり予防法②冷房後は送風運転を

冷房運転をしていると、エアコン内部が冷え、そこで空気中の水蒸気が結露します。

この水分は、カビなどをはじめとするバクテリアが発生する原因となりますので、カビの発生を抑えるには、結露水をこまめに取り除く必要があります。

 

ただし、エアコン内部は手でお掃除することができません。

なので、エアコン内部の結露水を取り除くには、送風運転を活用しましょう。

 

冷房を使用した後は、送風運転に切り替え、そのまま30分程度運転しましょう。

エアコン内部に風が送られ、結露水が乾燥し、カビが生えにくい環境になります。

 

空調ドレン配管の詰まり予防法③定期的なエアコンクリーニング

エアコンフィルターの清掃や送風運転で、空調ドレン配管の詰まりはかなり予防することができますが、より確実に水漏れを防止したい場合は、業者による定期的なエアコンクリーニングを利用することが大切です。

 

エアコンクリーニングは、エアコンの熱交換器や空調ドレン配管などに詰まった汚れを高圧洗浄機で吹き飛ばし、詰まりの原因となるゴミや微生物をキレイにする作業です。

定期的にエアコンクリーニングを実施しておくと、水漏れを防ぐことができるだけでなく、機器の寿命を伸ばしたり、運転効率がよくなって電気代が若干安くなるなどのメリットも期待できます。

 

水漏れにお困りなら　おそうじ革命のエアコンクリーニング

エアコンからの水漏れは、ドレン配管になんらかの不具合が起きていることが考えられます。そして、水漏れのほとんどは、ドレン配管が故障している場合を除き、空調ドレン配管にゴミや汚れが詰まってしまうことで発生します。

 

エアコンからの水漏れを解消するには、ドレン配管に詰まってしまったゴミや汚れを取り除き、通水状態を回復してあげる必要があります。

 

おそうじ革命のエアコンクリーニングは、洗浄後にドレン配管の真空引きを行い、内部に溜まったゴミ・汚れを吸い出してキレイにいたします。

また、高圧洗浄機を使って熱交換器や送風ファンなどもお掃除しますので、将来水漏れの原因となる可能性のある汚れやゴミもしっかりキレイにいたします。

 

エアコンからの水漏れにお困りの方や、水漏れが心配な方は、この機会に是非一度、おそうじ革命のエアコンクリーニングをお試しください。