エアコンのカビは自分で簡単にキレイにできます!お湯を使った効果的なカビの殺菌方法も解説!
年々暑くなる日本の夏。
夏場はエアコンなどの冷房機器の使用がもはや必須となりましたが、エアコンを使う際に気になるのが「カビ」ですよね。
夏場、エアコン内部の結露によって生えたカビは、冬の間エアコンを放置している間にどんどん成長してしまいます。
そして翌年、冷房を使おうとしたら、カビ臭い風が出てくる、なんてことも…。
でも大丈夫!カビは高温に弱いんです。
エアコンに生えたカビは、お湯を使ってお掃除をすると、効率よくキレイにすることができますよ!
今回の記事では、エアコンのカビ退治に最適なお湯の温度と、カビ掃除の手順についてご紹介します。
簡単!自分でできる!お湯で簡単カビ退治!
カビの種類にもよりますが、家庭内に発生するカビは、50℃以上のお湯でほとんどが死滅します。
この章では、お湯を使ってできるエアコンのカビ掃除について解説します。
必要なもの
・雑巾
・バケツ
・50℃のお湯
・ゴム手袋
・マスク
・メガネ
エアコンフィルターの掃除方法
【手順】
①フィルターを取り外し、50℃のお湯で洗い流します。
②フィルターの表面にカビが目立つ場合は、50℃のお湯を含ませた布で優しく拭き掃除します。
③カビがひどい場合は、お風呂用の中性洗剤なども使ってキレイにしましょう。
④水をたっぷり流して、汚れや洗剤をしっかりと洗い流しましょう。
⑤風通しの良い室内で、しっかり乾燥するまで陰干しします。
【ポイント】
熱湯を使用する際は、やけどに注意しましょう。
お掃除の際は、ゴム手袋、マスク、メガネを着用して、カビ胞子を吸い込まないようにしましょう。
カビが落ち切らなかった場合は、無理に自分で掃除せず、専門業者に依頼することをおすすめします。
エアコンカバーの掃除方法
【手順】
①50℃くらいのお湯を用意し、雑巾を浸して絞ります。(やけど注意)
②エアコンの前面パネルを跳ね上げ、カビが生えている部分に雑巾を押し当てます。
③雑巾を30秒ほど当てたら、そのまま雑巾を使ってカビを拭き取ります。
④乾拭きをしてしっかり乾燥させ、カバーを戻して終了します。
注意点
プラスチック部分にお湯があたると変形する恐れがあるので、自己責任で行ってください。
ファンやドレンパンなど、エアコン内部のパーツに発生したカビは、自分で掃除するのが難しいです。汚れがひどい場合はエアコンクリーニング業者に依頼しましょう。
簡単!自分でできる!エアコンのカビ予防法
エアコンにカビが生えると、エアコン本体の故障を招いたり、運転効率を悪くしてしまいます。また、カビだらけのエアコンから出る風を人が吸い込むと、呼吸器などに悪い影響が出ることもあります。
カビは、お掃除で取り除くことも大切ですが、発生しないように予防することもとても重要です。
この章では、自分でできるエアコンのカビ予防法について解説していきます。
①使用後は必ず送風運転で乾燥させる。
エアコンを使った後は、送風モードに切り替えて30分ほど運転しましょう。
送風モードで運転することで、エアコン内部に風が送られ、湿度が取り除かれます。
②フィルター掃除は2週間に1回以上
エアコンフィルターにはカビの胞子などが絡めとられます。
そのまま放置していると、フィルターに付着したカビがどんどん成長してしまいますので、冷房シーズン中は、最低でも2週間に1回以上お掃除するようにしましょう。
③オフシーズンはフィルターを外しておく
エアコンを長期間使用しない場合は、フィルターを取り外して掃除し、風通しの良い場所で保管しておきましょう。
エアコン内部は風通しが悪く湿気が篭りやすいので、フィルターをつけたままにしておくと、カビが発生するリスクが高まります。
まとめ
カビは非常に生命力が強く、軽くお掃除するだけではカビを全て取り除くことはできません。
カビが再度発生しないようにするには、お掃除の際に、カビを完全に消毒することがとても重要です。
お湯を使ってのカビ掃除は、化学洗剤などを使わず、比較的安全にカビを消毒できるので、化学洗剤が不安な方や、小さなお子様のいるご家庭でも安心してお掃除できます。
エアコンから出るカビ臭い風で不快な思いをする前に、ぜひ今回紹介した方法でカビ掃除をしてみてください。