表面洗浄清掃とは何ぞや!?ビルメンテナンスに不可欠な表面洗浄清掃について解説!
床面の汚れを落とし、ワックスの効果を維持するための表面洗浄清掃は、ビルメンテナンスにおいてとても重要な作業です。
今回の記事では、表面洗浄清掃とはいったいどんな清掃なのかについてや、効果的にビルの美観を維持していくための床面清掃作業のルーティーンなどについて、以下の見出しで解説していきます。
ビルメンテナンスの基本!表面洗浄清掃とは?
表面洗浄清掃とは、床面の洗浄作業のことで、主にワックスが塗られている床に付着した汚れを落とす作業を指します。
ポリッシャーやモップなどを使って、すでに塗られているワックスを剥がすことなく、そのワックスの上についている汚れをキレイにします。
表面洗浄清掃のメリット
床ワックスは、紫外線で変質したり、付着した汚れの粒子が人の歩行などによって擦れて摩耗したりと、さまざまな要因で劣化していきます。
表面洗浄清掃をコンスタントに実施していると、表面の汚れなど、床ワックスが劣化する原因を定期的にキレイに落とすことができますので、床ワックスの美観や保護効果を長持ちさせることができます。
表面洗浄清掃の手順
表面洗浄清掃では、まず掃除機やホウキ・チリトリなどを使って床面のゴミや細かい粒子を除去します。
次に、洗浄液を散布しながら、ポリッシャー(スポンジを回転させて床面を洗浄する機械)などを使って床面を擦っていきます。
洗浄が終わったら、ウエットバキュームなどを使って、洗浄で出た汚水を回収します。
その後、モップで拭き上げ清掃をし、送風機などで床面を乾かして終了です。
床ワックスは時間の経過や人の歩行などで劣化していきますので、定期的な床面洗浄清掃に加えて床ワックスの塗り直しも実施すると、より長くキレイな状態を維持することができます。
表面洗浄清掃を実施するペースは?
床ワックスが摩耗するペースは、人がワックスの上をどれくらい歩くかによって変わります。
往来する人が多い場所はより早くワックスが摩耗しますし、反対にほとんど誰も通らないようなところでは劣化するペースが遅くなります。
そのため、表面洗浄清掃は、人の歩行量によって実施するペースを検討すると良いでしょう。
廊下やエントランスといった人の往来が多い共益部分などは1ヶ月〜2ヶ月に1度、人があまり通らないようなところは3ヶ月に1度程度実施すると良いといわれています。
表面洗浄清掃で落ちない汚れがある!?
床面の汚れをキレイにする表面洗浄清掃ですが、汚れの種類によっては落とせない場合があります。
落ちない汚れ①ワックスの変色
床ワックスは、時間の経過とともに変化し、色が変わることがあります。
また、人の往来の多い廊下の真ん中部分と、人があまり歩かない廊下の端とでは、ワックスの摩耗する度合いが異なり、色合いが違って見える場合があります。
こうしたワックスの変色は、床の表面洗浄清掃では落ちないことがほとんどです。
落ちない汚れ②ワックスのキズ
床に物を落としたり、床の上で重いものを引きずったりすると、床ワックスにキズが入ってしまうことがあります。
こうしたワックスのキズも、表面洗浄清掃ではキレイにならないことが多いです。
落ちない汚れ③床面のシミ・変色
ワックスではなく、床面そのものについてしまったシミや変色は、表面洗浄清掃ではキレイにすることができません。
床材は、水分や太陽光などでも変質・変色しますので、外に面した部分の廊下などは表面洗浄清掃を定期的に実施していても、劣化・変色してしまうおそれがあります。
ビルメンテナンスは表面洗浄清掃→剥離洗浄清掃の定期的な実施が効果的!
表面洗浄清掃は、床ワックスに付着した汚れを落とし、ワックスの保護効果や美観を長持ちさせる作業です。
といっても、ワックスは時間の経過や人の歩行などによって必ず劣化しますので、床を美しい状態で維持し続けたいなら、表面洗浄清掃だけではなく、定期的にワックスの塗り直しも行わなければなりません。
しかし、ワックスは塗り重ねるごとに黒ずみや変色などが強く出るようになるため、重ね塗りは3〜5回くらいが限度といわれています。
限度までワックスを塗り重ねてしまったあとは、薬剤で既存のワックスを剥がし、新たにワックスを塗り直す「剥離洗浄清掃」という作業が必要になります。
床面にワックスを塗ったら、定期的に表面洗浄清掃で汚れを落とし、上からワックスを塗る。限界までワックスを重ねたあとは、剥離洗浄作業でワックスを剥がし、新たにワックスを施工する。
というループでビルメンテナンスをすると、床面を長期にわたって美しい状態に維持できます。
表面洗浄清掃も剥離洗浄もお任せを!ビルメンテナンスならおそうじ革命表面洗浄清掃も剥離洗浄もお任せを!ビルメンテナンスならおそうじ革命
マンションやオフィスなどを、長く美しく使うには、定期清掃などのビルメンテナンス作業が欠かせません。
特に、共用廊下やエントランスなど、土足で人が往来するような場所は、ワックスなどの劣化も早く、想像以上にこまめなメンテナンスが必要になります。
ハウスクリーニングのおそうじ革命では、床ワックスの汚れを落とす表面洗浄清掃や、劣化した床ワックスを剥がして新たに塗り直す剥離洗浄作業といったフロアクリーニングメニューのほか、これらのクリーニング作業を定期的に実施する「定期清掃サービス」など、ビルメンテナンスにご活用いただけるメニューを多数ご提供しております。
おそうじ革命のキレイクルーたちは、厳しい研修をパスし、数多くの現場を経験してきた腕利きのお掃除屋さんばかりです。
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