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ポリッシャーの操作のコツと効率の良い床掃除のやり方を解説!

公開日:2024年06月20日
更新日:2024年10月24日
床・フロアクリーニング

デパートやコンビニなどで、スタッフの人が機械を使って床掃除をしているのを見かけたことがある方は多いと思います。

あの機械はポリッシャーと言い、ヘッドに装着したブラシやスポンジを回転させて床を磨いています。

 

ポリッシャーは、プロの床掃除の現場では必需品とも言える道具です。

今回の記事では、そんなポリッシャーにスポットを当て、ポリッシャーの操作方法や、床掃除のやり方について解説していきます。

 

床掃除の強い味方!ポリッシャー

床掃除の強い味方!ポリッシャー

広範囲の床を洗浄したいときや、汚れのひどい床をキレイにしたいときは、ポリッシャーを活用すると効率よくお掃除することが出来ます。

この章では、床掃除の強い味方、ポリッシャーについて解説していきます。

 

ポリッシャーって?

ポリッシャーとは、床を洗浄するための機械です。

ヘッドにブラシやスポンジを取り付け、ハンドルを操作して動かします。

 

ポリッシャーのヘッド部分は、スイッチを入れると回転するようになっています。ヘッド部分の重みを利用して、ブラシやスポンジを床面に押し当て回転させることで汚れを除去します。

 

また、ハンドルについているトリガーを引くと、洗浄水がタンクからヘッド部分に流れ、洗浄水の散布と床面の研磨が同時にできるタイプのポリッシャーもあります。

 

広範囲の床をキレイにしたいときや、床面の汚れが激しい場合には、ポリッシャーを使うと効率よくお掃除することが可能です。

 

ポリッシャーの種類

ポリッシャーのヘッドにはいくつかのサイズがあり、用途に応じて使い分けることが出来ます。

 

16インチ以上の大きなポリッシャーは、広範囲を一気に洗浄できるメリットがありますが、廊下などの狭い空間をお掃除するのには不向きです。

 

反対に、8インチ以下の小さなポリッシャーは、トイレや小部屋などの狭い空間をお掃除するのに向いています。

 

お掃除したい床の範囲に見合ったサイズのポリッシャーを選びましょう。

 

また、ポリッシャーのヘッドには、ブラシやスポンジなどを装着することができます。

フローリングなどのデリケートな床面には目の細かいスポンジを、コンクリートやノンスリップの長尺シートのお掃除にはブラシを使うなど、床面の種類に応じたヘッドを使うようにしましょう。

 

ポリッシャーの使い方&床掃除のやり方を解説

ポリッシャーの使い方&床掃除のやり方を解説

ポリッシャーは床面をお掃除するのに非常に便利な機械ですが、使い方にちょっとしたコツがあり、慣れないうちは操作に苦心する人も多いかと思います。

 

この章では、そんなポリッシャーの使い方と、ポリッシャーを使った床掃除のやり方を解説していきます。

 

ポリッシャーの使い方

ポリッシャーのヘッドは、スイッチを入れると反時計回りに回転を始めます。

 

作動しているポリッシャーは、ハンドルを上方向に持ち上げると左方向に、下方向におろすと右方向に動き、そのちょうど中心にハンドルを持ってくるとその場でホバリングします。

 

ポリッシャーを動かす際は、まずポリッシャーが安全にホバリングする位置を見極めるようにしましょう。

 

慣れないうちはポリッシャーの操作に戸惑うことが多いと思いますので、まずは安全な広い空間で十分に練習をしてから本番のお掃除をするようにしましょう。

 

ポリッシャーは、床の上で回転させ、汚れを研磨して落とす機械です。ポリッシャーを、汚れに強く押し当てる必要はありません。

逆に、強く押し当てるとポリッシャーが予期せぬ動きをしたり、床材が傷つくおそれがあります。

 

床掃除のやり方

①床のゴミを除去する

ポリッシャーをかける前に、まずは床に落ちている大まかなゴミをキレイにしておきます。

掃除機やホウキ・ちりとりを使って、ホコリや塵を除去しておきましょう。

 

ゴミが残ったままポリッシャーをかけてしまうと、ブラシやパットにゴミが絡まり、ポリッシャーの洗浄効果が落ちてしまいます。また、ゴミ自体が床を傷つけてしまう原因となりますので、特に固いものは除去しておきましょう。

 

②洗浄水を準備する

ポリッシャーのタンクに水道水をため、その中に洗剤を投入して希釈します。

洗剤は、床用の洗浄洗剤や、食器用の中性洗剤がおすすめです。

アルカリなどの強い薬品は、床板や石材にダメージが出てしまうことがありますので極力使わないようにしましょう。

 

③床の角や隅を研磨する

ポリッシャーは円形なので、角や隅のお掃除には向いていません。

また、壁際を攻めすぎると、壁にぶつかって建具を破損する恐れもあります。

 

なので、ポリッシャーをかける前に、まずは壁際や角の床をスポンジと洗剤水で擦り、あらかじめ汚れを落としておきましょう。

 

④ポリッシャーをかける

ポリッシャーを使って床面を洗浄していきます。

洗浄ムラが出ないよう、範囲を細かく区切りながらポリッシャーを回しましょう。

ただし、時間をかけすぎると汚水が乾燥してしまいますので、丁寧かつ迅速な作業が求められます。

 

⑤汚水を回収する

ポリッシャーをかけ終わったら、床面用の水切りスクイジー(カッパギ)やウェットバキュームを使って汚水を回収します。

 

⑥モップをかける

洗浄が終わった床面を、固く絞ったモップで水拭きします。

残ってしまった汚水や、細かい汚れをモップで拭いてキレイにします。

 

⑦仕上げ

最後に床ワックスなどを塗って仕上げます。

ワックスは、擦れや塗り漏らしがないよう、まんべんなく塗り伸ばして塗布しましょう。

壁から壁へ、一直線に塗るようにすると、美しく均一に仕上げることができます。

一度塗りでしっかりした光沢が出ない場合は、乾いた後にもう一枚ワックスを上塗りしましょう。

 

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この記事を書いたひと

おそうじブロガー  荒川 力

元おそうじ革命キレイクルー。
2011年から2014年まで、KIREI produce代表 福井智明氏の元で、おそうじ革命仕込みの最高品質ハウスクリーニングを学んでいました。
その後、同社広報部に所属。現在は"元プロ"の経験を活かし、全国の汚れにお困りの皆さんに向けた「ちょっと役に立つお掃除の記事」を執筆中!
得意なお掃除はトイレクリーニングです!

\ SNSでも情報を発信中! /

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