カーペットの足の臭い予防法&緊急度別カーペットの足の臭い対処法
カーペットは、人がその上を歩くため、足の裏についたさまざまな汚れが付着します。
そして、付着するのは汚れだけではありません。人の足の裏からする、納豆のような、酸っぱいような臭いも、カーペットに移ってしまうことがあります。
カーペットについた足の臭いは、一体何が原因なのでしょうか?
また、カーペットについた足の臭いを除去するにはどうすれば良いのでしょうか。
さらに、足の裏の臭いがカーペットに移るのを防ぐ方法はあるのでしょうか?
今回の記事では、カーペットからする足の臭いの対処法について、以下の見出しで解説しています。
カーペットについた足の臭い 原因は細菌!?
「カーペットから足の臭いがする!?」
「疲れた足の裏みたいな臭いがカーペットについててショック!」
この記事をご覧の方は、カーペットからする足の裏のような悪臭に悩まされている方が多いかと思います。
カーペットからする「足の裏のような臭い」は、人の足の裏に潜んでいる常在菌が、カーペットの上を歩くことで繊維に移り、そこで菌が繁殖することで発生します。
足の裏からする独特の臭いは、イソ吉草酸や酢酸と呼ばれる物質由来のものです。
これらの臭い物質は、足裏に潜むバクテリアが、角質や皮脂を分解し代謝する際の副産物で、納豆のような臭いや、酸っぱい臭いがするのが特徴です。
足裏の臭いを軽減する生活習慣とは
足裏の臭いを抑えるには、同じ靴を長期間履かない、足裏を毎日しっかり洗う、清潔な靴下を履く、といった身だしなみのケアが重要です。
また、過剰な皮脂の原因となるような脂っこいものを摂りすぎない、ストレスを溜めないようにする、などの生活習慣の見直しも大切です。
カーペットに足の臭いがつくのを防ぐには?効果的な対処法
カーペットに足の臭いがつくのを防ぐには、どうしたら良いのでしょうか。
この章では、カーペットに足の臭いがつくのを防ぐのに有効な方法を3つご紹介します。
足の臭い予防法①スリッパや靴下を履く
フカフカした感触のカーペットは、ついつい裸足で歩きたくなりますよね。
が、裸足で直接カーペットに乗ると、足裏の臭い菌がラグに移ってしまうことがあります。
カーペットに臭い菌が移るのを防ぐためには、スリッパや靴下などを履いて、直接マットに足が触れないようにするのが効果的です。
スリッパや靴下を履く習慣をつけておくと、カーペットだけでなく、フローリングなどの床材に臭い菌や皮脂、汗汚れが付着するのを防ぐこともできます。
足の臭い予防法②防臭ラグを使う
最近では、足裏の臭いが繊維に移るのを防ぐ「防臭ラグ」というカーペットが売られています。
防臭ラグには抗菌効果のある繊維が使われていますので、足の裏の常在菌がラグの繊維の中で繁殖するのを抑制することができます。
足の臭い予防法③帰宅したら即入浴
外から帰ったら、まず何をおいても先にお風呂に入る。これがシンプルにして最強の「足の臭い」対策です。
お風呂では、石鹸を使って念入りに足を洗い、足の裏に生息している臭い菌をしっかり殺菌するようにしましょう。
指の隙間や爪の間にも臭い菌は潜んでいますので、スポンジやボディブラシを使って、これらの場所もしっかり洗うようにしましょう。
カーペットについた足の臭いの対処法!急ぎor大掃除 時間別対処法
「カーペットから足の臭いがする!これからお客さんが来るのにどうしよう!?」
「ラグについた足の臭いが取れなくて困ってる!しっかり根本から臭いを取る方法はないかしら?」
この章では、そんなカーペットについた足の臭いにお困りの方に向けて、「いますぐなんとかしたい場合」、「2〜3時間ほど余裕がある場合」、「1日以上時間がある場合」、「1週間以上時間がある場合」など、緊急度に応じたカーペットの足の臭いの対処法をご紹介します。
今すぐなんとかしたい場合:消臭スプレーを使う
来客までほとんど時間がない!という方におすすめなのが、ファブリーズやリセッシュなどの消臭スプレーを使って臭いを消す方法です。
消臭スプレーをカーペット全体にまんべんなく均一に散布し、しっかり乾燥させましょう。
スプレーする量が少ないと臭いが消えないこともありますので、繊維にしっかり浸透させるためにも、それなりにたくさん散布するようにしましょう。
散布が終わったら、扇風機の風を当てて乾かします。
エアコンの暖房は部屋の空気を乾燥させる効果もありますので、エアコンを暖房モードで運転しながら、扇風機で風を送るとより早く乾かすことができます。
2〜3時間ほど余裕がある場合:カーペットを天日干しする
来客まで2〜3時間ほど余裕がある、という方は、カーペットを天日干ししましょう。
日光に含まれる紫外線は、菌を含むさまざまな微生物を不活化する効果があります。
また、屋外に干しておくことで、繊維の奥まで空気が通り、しっかり乾燥させることができます。
ただし、カーペットなどに使われている繊維は、日光に弱いものもあります。
長く干していると、色落ちしたり繊維が変質する恐れがありますので、長時間の天日干しは避けるようにしましょう。
1日以上時間がある場合:カーペットを丸洗いする
来客まで1日以上時間がある方は、カーペットを丸洗いしてしまうのも手です。
繊維の種類にもよりますが、大体のカーペットは自宅で洗濯することが可能です。
また、乾燥機OKのカーペットもありますので、余裕のない方は、乾燥までワンストップでできるコインランドリーを利用するのもおすすめです。
ただし、カーペットは素材によっては洗濯ができないものや、洗濯機に投入できないものもあります。
ご家庭のカーペットが洗濯可能かそうでないかを見分けるには、洗濯タグを確認する必要があります。
⬇️下の記事では、カーペットの洗濯タグの見方や、コインランドリーで洗濯する際の注意点などを詳しくご紹介していますので、こちらもぜひご一読ください。
カーペットをコインランドリーで洗濯!洗い方のポイントや注意点を解説します
⬇️また、下の記事では、ご家庭でカーペットを洗濯する方法について記述していますので、こちらもぜひご参考になさってください。
カーペットは洗濯可?自宅やコインランドリーでの洗濯方法などを解説します
1週間以上時間がある場合:クリーニングに出す
来客まで1週間以上時間がある場合は、カーペットをクリーニングに出してしまうのもおすすめです。
クリーニング店では、洗濯のプロが、カーペットの繊維に応じたクリーニングをしてくれますので、生地が傷んだり色落ちするリスクがほとんどなく安心です。
また、カーペットタイルなどの剥がせないカーペットや、8畳以上の大きなカーペットをクリーニングしたい場合は、ハウスクリーニング店を利用するのが良いでしょう。
ハウスクリーニングは、衣類クリーニング店と違い、自宅を訪問してカーペットをお掃除してもらえます。運搬の難しい大きなカーペットや、床に直接貼ってあるようなカーペットをキレイにしたいなら、ハウスクリーニングを利用するのがおすすめです。
独自配合の洗剤で臭いの原因物質や汚れを分解!おそうじ革命のカーペットクリーニング
ハウスクリーニングのおそうじ革命でも、カーペットの洗浄サービスをご提供しております。
おそうじ革命のカーペットクリーニングは、カーペットの汚れ落としに特化した成分を独自配合した、「カーペットクリーニング専用洗剤」を使用します。
カーペット用の洗剤に含まれる界面活性剤やアルカリ成分は、足裏の臭いの原因となるコリネバクテリウム菌や白癬菌などを不活化させる力が強いほか、PM2.5などの大気汚染物質による汚れや、食べものや飲み物をこぼした汚れ、人の皮脂などの脂肪酸汚れの分解にも高い効果があります。
おそうじ革命のカーペットクリーニングは、カーペットから納豆のような嫌な臭いがする、カーペットについたシミが取れない、カーペットは家族が直接触れる場所だから清潔にしておきたい、といったご要望をお持ちのお客様に大変人気のサービスです。
カーペットの洗浄をご検討中のお客様は、ぜひ一度、おそうじ革命へご相談ください。
有名顧客満足度調査で4年連続1位の実績をもつおそうじ革命が、熱意を持ってご対応させていただきます。