カーペットに生えたカビの落とし方 教えます|お手入れ方法やカビの予防術も
カーペットは、人がその上を歩いたり、座ったり、時には寝転んだりもする場所です。
そんなカーペットに、カビが生えてしまったら…。
とてもショックですよね。
また、不衛生な状態のカーペットを使い続けるのにも抵抗があります。
カーペットに生えてしまったカビは、どのように対処するのが正解なのでしょうか?
今回の記事では、カーペットに生えたカビの落とし方や、カビの予防術などを、以下の見出しで解説しています。
カーペットにカビが生えてしまう原因とは?
「気がついたらカーペットにカビが!一体どうして!?」
「普段からお掃除して、なるべく清潔にしてるつもりなのに…カビが生えてショック」
大切にしているカーペットにカビが生えてしまったら、とっても落ち込んでしまいますよね。
どうしてカーペットにカビが生えてしまうのでしょうか?
この章では、カーペットにカビが生える原因として代表的なものをいくつかご紹介します。
カーペットがカビる原因①飲み物などの水分をこぼした
カーペットにカビが生える原因として最も多いのが、「ジュースやお水などの飲み物をカーペットにこぼした後、適切に処理しなかった」というものです。
カーペットに液体をこぼしてしまったら、拭き取るだけでは不十分。タオルなどで水分を吸い取ったら、速やかに風通しの良い場所でしっかり乾燥させることが大切です。
カーペットがカビる原因②部屋の湿度が高い
湿度が60%以上で、室温が25℃以上という環境で、カビの活動は最も活発になります。
湿気のこもりやすい部屋などは、カーペットにカビが生えるリスクが高くなりますので注意が必要です。
また、カビの胞子は一年を通して空気中に飛散しています。
そのため、加湿器などを頻繁に使用するご家庭では、冬場でもカビが発生するリスクがあります。
カーペットがカビる原因③カーペットが汚れている
カビの栄養となるものは、食べ物のカス、人やペットの体から出る皮脂、髪の毛などの有機物です。
これら、カビのエサとなるものが豊富に落ちているカーペットは、それだけカビが発生しやすくなります。
カビの発生を抑えるには、カーペットのこまめなお掃除が必要不可欠です。
カーペットに生えたカビのお手入れ方法
カーペットに生えてしまったカビは、どのようにお掃除・除去するのが正解なのでしょうか?
カーペットの繊維は、薬品や熱に弱いものもあるため、お掃除をする際は注意が必要です。
この章では、カーペットに生えてしまったカビのお手入れ方法について解説します。
カビの落とし方①エタノールで部分洗い
カーペットのカビを落とすには、まず、カビを不活化する必要があります。
カビを不活化する薬品には、代表的なものに塩素系漂白剤とエタノールがあります。
塩素系漂白剤は、カーペットの色落ちなどを招く恐れがあるので、カーペットのお掃除にはエタノールを使用するようにしましょう。
まずはエタノールをカビの生えた部分にかけ、ブラシなどで擦って浸透させます。
その後、ある程度固く絞った雑巾を使って、カビとエタノールをしっかり拭き取りましょう。
エタノールは可燃性の物質ですので、取り扱いには十分気をつけてください。
カビの落とし方②酸素系漂白剤を使う
カビ汚れがひどい場合は、酸素系漂白剤を使うのも手です。
100倍程度に希釈した酸素系漂白剤をカビに吹きかけ、そのまま数分放置しましょう。
つけおきが終わったら、濡れ雑巾で漂白剤を拭き取り、乾いた雑巾でさらに水分を吸い取ります。
酸素系漂白剤は塩素に比べて漂白効果はマイルドですが、色落ちする場合もありますので、カーペットの洗濯表示はしっかり確認してください。
カビの落とし方③カーペット・ラグを丸洗いする
カーペットのカビ汚れが広範囲にひろがっている場合は、カーペットを丸洗いしてしまうのもおすすめです。
家庭用のカーペットには、洗濯機で洗えるものもたくさんあります。
下の記事には、カーペットを洗濯機で洗う方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にされてみてください。
カーペットは洗濯可?自宅やコインランドリーでの洗濯方法などを解説します
また、以下の記事では、カーペットをコインランドリーで洗う方法や注意点について解説していますので、こちらもぜひご一読ください。
カーペットをコインランドリーで洗濯!洗い方のポイントや注意点を解説します
カーペットをカビから守るには?効果抜群のカビ対策
カーペットのように繊維でできている製品は、年間を通してカビが発生するリスクがあります。
この章では、カーペットをカビから守るために実施したい、効果抜群のカビ対策について解説いたします。
カーペットのカビ予防術①こまめに掃除機をかける
カビのエサとなる食べカスや皮脂などがカーペットの上に落ちていると、カビの繁殖を促進してしまう恐れがあります。
週に1度以上はカーペットに掃除機をかけ、カビのエサとなるようなゴミをしっかり取り除くようにしましょう。
カーペットの繊維の隙間に入り込んでいるゴミもありますので、掃除機は一方向からだけでなく、縦方向→横方向といった具合に、さまざまな方向からかけるようにしましょう。
カーペットのカビ予防術②こまめに干す
カーペットなどの繊維は、思った以上に湿気を含んでいます。
夏場などの湿度が高い季節や、冬場に加湿器をよく使うご家庭では、なるべく頻繁にカーペットを干すようにしましょう。
カーペットは、素材によっては日光に弱いものもありますので、換気扇を回しながらお風呂場で干したり、室内の風通しの良い場所で陰干しするのがおすすめです。
カーペットのカビ予防術③半年に1度は洗濯を
掃除機がけや陰干しだけでは、カビの繁殖を完全に抑えることはできません。
カビが生えるのを防ぐには、定期的に洗濯をして、繊維の隙間に入り込んだカビの胞子などをしっかり洗い流す必要があります。
最低でも半年に1度はお洗濯するようにしましょう。
大きなマットや、カーペットタイルなどの洗濯が難しいカーペットは、ハウスクリーニング業者や衣類クリーニングサービスを利用するようにしましょう。
専用クリーナーで汚れを根こそぎ落とす!おそうじ革命のカーペットクリーニング
ハウスクリーニングのおそうじ革命では、カーペットのクリーニングサービスをご提供しております。
おそうじ革命のカーペットクリーニングは、カビの除菌にも非常に効果の高い、専用のクリーナーをカーペット全体に散布して洗浄します。
また、仕上げにはリンサーバキュームを使用し、水を噴射しながら汚水を回収しますので、繊維の隙間や奥に入り込んだ、カビの胞子、ハウスダスト、ダニ、靴の裏の汚れ、人の皮脂や髪の毛などもしっかり除去することが可能です。
カーペットの汚れにお困りの方、カーペットのお掃除方法がわからない方、お掃除する時間がない方、カーペットを徹底的にキレイにしたい方は、是非ともおそうじ革命の「本格」カーペットクリーニングをご利用ください。