カーペットのお掃除には低刺激で手軽に作れる重曹水が便利!掃除方法を解説します
重曹は、弱アルカリの性質を持つ薬品で、人の体にほとんど害がないほか、安価かつ手軽に買うことができるため、家庭用の洗剤として利用する方が増えています。
そんな便利な重曹ですが、カーペットのお掃除にも活用することができます。
この記事では、カーペットのお掃除に重曹を活用する方法と、お掃除する際の注意点などを、以下の見出しで解説しています。
カーペットの汚れには重曹が効く!
カーペットのお掃除に効果的な洗剤にはいろいろなものがありますが、安価で購入できる、保存が効く、人の体に害が少ない、という点で、重曹を選ぶ人が増えています。
この章では、重曹の効果について詳しく解説します。
重曹は油汚れを落とす効果がある
重曹は弱アルカリ性という性質を持っています。
アルカリ性の洗剤は、酸性の性質をもつ汚れに使用すると、成分が中和しあって分解されるという特徴があります。
酸性の性質を持つ汚れには、代表的なものに油汚れがあります。
カーペットに付着する油汚れには、食品の食べこぼし、口紅などの化粧品による汚れや、人の手や足から分泌される皮脂などがありますが、重曹はこれらの油汚れを落とすのに効果があります。
重曹は臭いを取る効果がある
重曹には臭いを取る効果があることで知られています。
アルカリ性の性質をもつ重曹をカーペットのお掃除に使うと、酸性の臭いである汗の臭いや生ごみの臭い、人の足の裏の臭いなどを消臭することができます。
重曹を使ったカーペットのお掃除方法
前章でも解説した通り、重曹は油汚れや臭いを落とすのに効果があり、さらに人の体に害がほとんどないため、カーペットなど、肌が直接触れる物のお掃除に適しています。
この章では、重曹を使ったカーペットのお掃除方法を解説します。
重曹水の作り方
【材料の準備】…重曹(大さじ一杯)、温水(500ml)
①温水に重曹を溶かし混ぜます。濃度はカーペットの状態によって調整しましょう。
②作成した重曹水をスプレー容器に移し替え、使いやすく準備します。
重曹水を使ったカーペットのお掃除
【臭い取りに使う場合】
カーペット全体に重曹水をまんべんなく吹きかけます。
表面が全体的に湿る程度の量をしっかりかけましょう。
その後、室内の風通しの良い場所で半日程度干しておきましょう。
【汚れを落とす場合】
カーペットの汚れている部分に、重曹水をたっぷり吹きかけます。
続いて、濡らした雑巾で叩くように洗剤を浸透させます。
汚れ落としが終わったら、乾いた雑巾でしっかり水分を吸い取ります。
最後に、室内で半日ほど陰干ししましょう。
(カーペットにできたシミを落とす方法について、より詳しく解説した記事もありますので、⬇️こちらもぜひご覧ください。)
カーペットのシミ取りを解説!掃除の詳しい手順やNGなお掃除方法も網羅!
重曹を使ってカーペット掃除をする際の注意点
重曹はカーペットのお掃除に非常に便利な洗剤ですが、正しい使い方を知らないとカーペットにダメージを与える場合もあります。ここでは、重曹を使ってカーペットをお掃除する場合の注意点を詳しく解説します。
注意点①カーペットの素材を確認しましょう
カーペットの素材によっては、重曹が適していない場合があります。例えば、毛足の長いシャギーカーペットやデリケートな素材の場合は注意が必要です。
カーペットの裏側や隅っこで、使用する重曹がカーペットに影響を与えないかテストしてみましょう。
注意点②量に気をつけましょう
重曹を過剰にまいてしまうと、粉が残りやすくなります。量が濃いとカーペットに白く残る可能性がありますので注意が必要です。
カーペットにまく場合は、薄く均一にまくよう心がけましょう。
注意点③しっかりと除去しましょう
重曹を使用した後、十分に乾拭きをしないと、重曹がカーペットに残ってしまいます。
重曹をまいた後は、乾拭きをしっかりして、最後に掃除機で吸引すると、余分な粉を取り除くことができます。
臭いも汚れも完全除去!おそうじ革命のカーペットクリーニング
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汚れの除去はもちろん、カーペットからする嫌な臭いの除去にも非常に効果があります。
家庭用のラグマットや、オフィスのタイルカーペットなど、さまざまなタイプのカーペットをお掃除することができるのが、おそうじ革命のカーペットクリーニングの魅力です。
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