カーペットは洗濯可?自宅やコインランドリーでの洗濯方法などを解説します
カーペットのお掃除はどのようにするのが正解なのでしょうか?
自宅で洗うことはできるのでしょうか?また、その場合はどんなことに注意すればいいのでしょうか?
今回の記事では、カーペットは自宅で洗濯可能なのかどうかについてや、洗濯する際の注意点、カーペットのタグの見方などについて、以下の見出しで解説しています。
カーペットって自宅で洗濯できるの?
カーペットの洗濯は、自宅で行うことも可能です。
カーペットの洗濯方法は、お風呂の浴槽に洗剤水を溜め、そこにカーペットを沈めて洗う方法がポピュラーです。
また、小さなラグマットなどは洗濯機でも洗うことが可能です。
ただし、カーペットの種類によっては、洗濯する際に注意が必要なものや、そもそも洗濯ができないものもあります。
次の章では、自宅で洗濯できるカーペットの種類について解説します。
自宅で洗濯できるカーペットの種類
自宅のカーペットが洗濯可能なものか、そうでないかを判断するには、カーペットについているタグを確認するのが最も手っ取り早いです。
タグに、以下に挙げる表示があるものは、自宅でも洗濯が可能なカーペットです。
自宅で洗濯可能なカーペット①液温の上限40℃表示
タグにこの表示のあるカーペットは、さまざまな方法で洗濯が可能です。
この表示は、洗濯に使う水が40℃までであれば安全に洗濯ができるというもので、手洗いだけでなく洗濯機での洗濯も可能です。
自宅で洗濯可能なカーペット②液温の上限30℃表示
この表示のあるカーペット、ラグは、洗濯機での洗濯が可能ですが、液温は30℃までにしなければなりません。
洗濯機に搭載された温水ミストモードなどでは洗濯できませんので注意しましょう。
自宅で洗濯可能なカーペット③手洗い表示
この表示のあるカーペットは、洗濯機での洗濯はできませんが、手洗いであれば洗濯が可能です。
お風呂場の浴槽などを使って優しく手洗いしましょう。
また、液温は基本的に40℃が上限となっています。
洗濯表示の下線に注意!
洗濯マークは3段階に分けられています。
下線の数に応じて、よりデリケートな洗い方をしなければならないので注意しましょう。
・オケの下に線がないもの…洗濯機の通常モードで洗濯可能
・オケの下に線が一本…洗濯機の「しっかり洗い」、「ゴシゴシ洗い」などは使用できない
・オケの下に線が二本…ドライコースなどの優しいモードで洗濯する必要がある
自宅でカーペットを洗濯する際のポイントと注意事項
カーペットやラグは、洗濯機や浴槽などを使って、自宅でも洗濯できることがわかりました。
では、実際にカーペットやラグを自宅でお洗濯する際には、どのような点に注意すればいいのでしょうか?
この章では、自宅でカーペットを洗濯する際のポイント&注意事項について解説します。
ポイント①事前に掃除機をかけておく
カーペットやラグには、人の足の裏の皮脂や角質、ホコリ、砂塵など、さまざまなゴミが付着します。
こうしたハウスダストがたくさんついたまま洗濯をすると、これらのゴミが摩擦を起こし、カーペットの繊維が傷ついたり、縮んでしまうことがあります。
カーペットを洗濯する際は、まず最初に掃除機をかけてあらかたゴミを吸っておきましょう。
掃除機をかけてゴミを取り除いておくと、洗濯機が汚れるのも防ぐことができます。
ポイント②洗濯ネットに入れる
洗濯機でカーペットを洗う場合は、必ず洗濯ネットに入れましょう。
洗濯ネットに入れて洗うことで、洗濯中に繊維が傷ついたり、千切れてゴワゴワになるのを防ぐことができます。
ポイント③しっかり乾燥させる
洗濯が終わったカーペットは、即乾燥させましょう。
脱水後にそのまま放置していると、カーペットに有害な菌やバクテリアが繁殖し、カーペットから嫌な臭いが発生することがあります。
洗濯の終わったカーペットは、速やかに洗濯機から取り出し、室内の風通しのいい場所で陰干をしましょう。浴室乾燥機を回してお風呂で干すのも良いでしょう。
注意事項①乾燥機&外干しはNG
洗濯したカーペットを乾燥機にかけるのはやめましょう。
カーペットの繊維は熱に弱い素材のものが多く、乾燥機などで高温で乾燥させると縮んだり変形したりすることがあります。
また、カーペットやラグを屋外に干すと、ゴワゴワになったり、日光で傷んでしまうことがあるので、外干しも避けるようにしましょう。
乾燥は室内の風通しの良い場所に、ネットや物干し竿などを使って干すようにしましょう。
注意事項②漂白はタグをよく確認して
漂白剤を使用する場合は、カーペットのタグをみて、漂白剤が使える表示があるかどうかをしっかり確認しましょう。
また、漂白ができる表示があっても、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤ともに使えるものと、塩素系漂白剤は使えないものとがあります。
これらもタグに記載されていますので、よく確認するようにしましょう。
カーペットはコインランドリーでも洗える!
最近では、カーペット洗濯可能なコインランドリーも増えてきました。
家庭用の洗濯機に入り切らないような大きなカーペットやラグは、コインランドリーでお洗濯するのがおすすめです。
ただし、コインランドリーの洗濯機はドラム式で、洗濯物を上から下に落として洗う「たたき洗い」方式のものがほとんどです。たたき洗いは汚れを落とす力強い反面、洗濯物へのダメージがやや強いというデメリットもあります。
ドラム式の洗濯機でカーペットを洗う際は、大きなバスタオルなどを複数枚、一緒に入れて洗うようにしましょう。バスタオルがクッションになり、たたき洗いでカーペットの繊維が傷つくのを軽減することができます。
また、コインランドリーで洗う場合も、カーペットはネットに入れるようにし、乾燥機での乾燥も避けてください。
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特に、オフィスなど人が土足で通行する場所のカーペットタイルは、家庭用のカーペットに比べて砂塵などによるダメージが大きく、傷みやすい傾向にあります。
カーペットタイルを美しく清潔に保つためには、定期的なカーペットの洗浄が必要不可欠です。
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