エアコンフィルターを濡れたまま戻すのはNG?早く乾かす方法を解説!
エアコンフィルターは、エアコンが取り込んでいる空気を濾過し、カビや花粉などのハウスダストがエアコン内部に溜まらないようにしているとても大切なパーツです。
エアコンフィルターを清潔な状態に保つには、定期的なお掃除が大切です。
フィルターは取り外して水洗いができるので、定期的に取り外して洗っている、という方も多いのではないでしょうか。
そんなエアコンフィルターですが、水洗いした後はしっかり乾燥させてからエアコンに戻すことが推奨されています。
なぜフィルターを濡れたまま戻してはいけないのでしょうか?
今回の記事では、エアコンフィルターを濡れたまま戻すことで起こるトラブル・リスクや、エアコンフィルターを早く乾かす方法などについて、以下の見出しで解説しています。
エアコンフィルターを濡れたまま戻すのはNG!?
エアコンフィルターは、取り外して水洗いをすることができます。
カビやホコリなどの汚れがひどい場合は、フィルターを取り外し、洗剤とブラシを使って丸洗いをするのが、最も手っ取り早く、かつ汚れもしっかり綺麗になります。
ただし、水洗いした後のエアコンフィルターは、しっかりと乾燥させてからエアコンに戻すようにしましょう。
フィルターがまだ濡れた状態でエアコンに戻すのは、さまざまなリスクがあります。
この章では、エアコンフィルターを濡れたまま戻した場合のリスクについて解説します。
1. カビの発生
エアコンフィルターを湿ったままにしておくと、湿気を触媒にカビが発生します。カビは、成長とともにさまざまな物質を空気中に放出するようになるのですが、これらの微粒子はアレルギーなどの健康被害を引き起こす可能性があるとされています。
特に注意すべきは、カビが代謝物質として放出するマイコトキシンです。マイコトキシンは、肝臓や腎臓などにダメージを与える物質として知られており、カビが放出したマイコトキシンを吸入することで健康へのリスクが高まります。
また、カビの胞子は、咳やくしゃみ、のどの痛み、呼吸器などの疾患の原因になることもあるほか、各種のアレルギーを引き起こす可能性もあります。
2. 効率の低下
エアコンフィルターが濡れたままの状態では、そのフィルター能力が低下します。フィルターが湿っていると、エアコンが空気中の微細な粒子やホコリをとらえることができなくなります。
エアコンフィルターが本来の性能を発揮できないと、部屋の空気が悪くなる恐れがあります。フィルターがとらえきれなかったホコリや微生物がお部屋の空気に混ざり、アレルギー症状や呼吸器の疾患を誘発する可能性があります。
また、フィルターが正しく機能していないと、エアコンの効率が低下するため、設定温度に達するのに時間がかかるようになります。これにより電気代が上昇する可能性が高まります。
3. 故障の可能性
エアコンフィルターを濡れたままにしておくことは、エアコン内部の電子部品にも影響を及ぼす可能性があります。
電子部品は湿気や水分に弱く、濡れたままのフィルターの水気によって故障してしまう場合があります。フィルターが濡れたままエアコンに戻す、という行為を日常的に繰り返していると、コンデンサーやファンなどの部品に錆が発生し、エアコンの寿命が短くなる可能性が高まります。
エアコンフィルターを早く乾かす方法
エアコンフィルターを濡れたままエアコン本体に戻すと、さまざまなリスクがあるため、フィルターはしっかりと乾かしてから戻すことが大切です。
しかし、「そうはいっても時間がないし、なんとか早く乾かす方法はないの?」という方も多いと思います。
この章では、エアコンフィルターを早く乾かす手順について解説します。
1.水気をしっかり切る
水洗いしたフィルターは、その場でしっかり水気を切りましょう。
お掃除ロボット機能付きエアコンなどのフィルターは、目が細かく、水気を切りにくい構造になっていますので、しっかりフィルターを振るなどして水分を飛ばしましょう。
家具や物にフィルターをぶつけないようご注意ください。
2. タオルで水分を拭き取る
エアコンフィルターの表面に付着している水分を、柔らかいタオルやペーパータオルを使用して丁寧に拭き取りましょう。
タオルなどでフィルターを左右から包み、両側から拭くとしっかり水分を取ることができます。
3.風通しのいいところで30分〜1時間乾燥させる
タオルドライした後のフィルターは、室内の風通しのいいところに置いて30分〜1時間ほど乾燥させましょう。
その際、地面に置くよりも、空中にぶら下げて乾かしたほうが早く乾燥します。靴下やタオルなどの小物の洗濯物を干しておく角ハンガーにぶら下げて、窓とドアを開けたお部屋の中に干しておくと、早く清潔に乾燥させられます。
また、フィルターは直射日光が当たる場所は避け、陰干しするようにしましょう。
ドライヤーで乾かすのはダメ!
髪を乾かすドライヤーを使えばもっと早く乾くのでは?と考える方も多いでしょうが、ドライヤーを使ってフィルターを乾かすのはおすすめできません。
フィルターのプラスチック部やネットに使われている不織布は、ドライヤーの熱に弱く、場合によっては変形したり破れてしまうことがあります。
また、ドライヤーの風は局所的にしか当たらないため、フィルター全体を効率よく乾かすことは難しいです。
どうしてもドライヤーを使いたい場合は、冷風モードで使用するようにしましょう。
エアコンフィルターは週に1度掃除機がけを、月に1度水洗いを
エアコンフィルターには、空気中に漂っている小さなハウスダストが付着し、溜まっていきます。
お部屋の空気を清潔に保つためには、エアコンフィルターを定期的にお掃除することが大切です。
夏場や冬場など、毎日エアコンを使うシーズンには、週に一度はフィルターを取り外し、掃除機で表面についたホコリを吸いましょう。
また、1ヶ月に1度はフィルターを洗剤と水でしっかり洗いましょう。洗剤を使って洗うことで、フィルター表面に付着したカビの胞子などを不活化することができます。
定期的にエアコンフィルターをお掃除しておくと、エアコンの内部にゴミや汚れが侵入することを予防できます。
フィルターがきれいだと、エアコンから出る風が清潔になるだけでなく、エアコンの動作効率も良くなるため電気代の節約も期待できます。
エアコンフィルターの奥に溜まったカビ・ホコリを高圧洗浄で根こそぎ吹き飛ばします!おそうじ革命のエアコンクリーニング
エアコンフィルターは、空気中のゴミやホコリを濾し取り、エアコン内部が汚れないようにしているパーツですが、すべてのハウスダストを完璧にとらえられるわけではありません。
フィルターが汚れていたり、フィルターのメンテナンスを適切に行なっていないと、フィルターが濾し取りきれなかったハウスダストがエアコン内部に侵入し、内部が不衛生な状態になってしまいます。
「エアコンから出る風がくさい」
「エアコンをしたから覗くと、風が出るところにカビが見える」
「エアコンの音がうるさい」
ご自宅のエアコンが、上記のような状態にある人は、エアコンの内部が汚れている可能性大ですので、早いうちにエアコンの内部クリーニングをされることをおすすめします。
ハウスクリーニングのおそうじ革命では、高圧洗浄機を使ったエアコンの内部クリーニングサービスをご提供しております。
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化学合成されたアルカリ洗剤に比べ、刺激が少なく安全なので、洗剤アレルギーが心配な方や、小さなお子様・お年寄りのご家族がいらっしゃるご家庭でも安心してご利用いただけます。
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