エアコンスプレーを使ったお掃除のやり方を知りたい人必見!スプレーの具体的な使い方と注意点
「エアコン洗浄スプレー」といった名前の製品を、ホームセンターなどで見かけることがあります。
これらのスプレーには、汚れを落とす成分や殺菌・消毒に効果のある成分が配合されていますので、ご家庭でエアコンのお掃除ができる、という特徴があります。
一見、大変便利そうなエアコン洗浄スプレーですが、具体的にはどのような成分が含まれているのでしょうか?また、エアコンの内部を自分でお掃除するのは大丈夫なのでしょうか?エアコンスプレーはどのように使えば良いのでしょうか?
今回の記事では、気になるエアコンクリーニングスプレーについて、以下の見出しで解説しています。
エアコン洗浄スプレーの効果と成分
エアコンは、長い間使っていると汚れが蓄積し、吹き出す空気が不衛生になったり、汚れやゴミによる不具合が起こったりします。そのため、エアコンはエアコンフィルターのお掃除だけでなく、定期的に内部の洗浄もしなくてはなりません。
エアコン洗浄スプレーは、そんなエアコン内部の洗浄ができる市販品のスプレーで、ホームセンターなどで買うことができます。
この章では、エアコン洗浄スプレーの効果と成分について詳しくご説明します。
エアコン洗浄スプレーの効果
エアコン洗浄スプレーを使用することによって、以下のような効果が期待できます。
【①カビやホコリの除去】
エアコン内部には冷房運転時、水分が結露して溜まります。
また、エアコンが吸い込む空気には、微細な粒子などのハウスダストが含まれており、これらのゴミや汚れもエアコンの内部に溜まっていきます。
エアコン洗浄スプレーを使うと、これらの汚れやカビを軽減することが期待できます。
【② 消臭】
エアコン洗浄スプレーには消臭成分が含まれているので、エアコンの臭いの軽減も期待できます。
エアコン洗浄スプレーの成分
エアコン洗浄スプレーには、次のような成分が含まれています。
1. 洗浄剤
エアコン洗浄スプレーには、界面活性剤などの汚れを浮かせて落とす洗浄剤が含まれています。界面活性剤には、汚れの表面の膜を破壊して汚れが水に溶けやすくしたり、剥がれ落ちた汚れが再び付着しないようにする効果があります。
2. 殺菌・除菌成分
エアコン洗浄スプレーには、アルコールやエタノールなどの殺菌・除菌成分が配合されています。これらの成分により、エアコン内部に溜まったカビやウイルスなどの病原体が不活化され、エアコンからでる風が清潔になるなどの効果が期待できます。
3. 消臭・芳香成分
一部のエアコン洗浄スプレーには、エアコンから出る嫌なニオイを軽減したり、エアコンから出る空気が良い臭いになるような消臭・芳香成分が配合されています。
エアコン洗浄スプレーを使ったお掃除のやり方
「自分でエアコンのお掃除ができる」エアコンクリーニングスプレーですが、具体的にはどのように使えば良いのでしょうか?
この章では、エアコン洗浄スプレーを使ったお掃除方法の手順を解説します。
1. 準備と安全確保
エアコンは家電製品ですので、慎重にお掃除しないと、致命的な故障や怪我・事故を引き起こす可能性があります。
エアコンスプレーを使ってお掃除をする際は、まず最初に準備と安全確保作業を必ず実施しましょう。
電源の切断
エアコンを使用停止し、電源プラグを抜いておきます。作業中に不意に電源が入ってしまうといった事故を防ぐためにも、プラグは必ず抜いておきましょう。
適切な換気
エアコンスプレーには、体にあまり良くない成分も含まれています。エアコン洗浄スプレーを使用する際は、十分な換気をしましょう。
安全装備
アルミフィンで手を切ったり、思わぬ怪我をする恐れがありますので、手袋やゴーグルなどを着用しましょう。また、エアコンスプレーの成分を直接吸入しないよう、マスクなどの着用も推奨します。
2. エアコンスプレーの使い方
エアコン洗浄スプレーの使用手順は、製品によって若干の違いはありますが、おおまかには次の通りです。
フィルターとフィンの洗浄
エアコンの前面パネルを開けると、中にエアコンフィルターが入っていますので、まずフィルターを取り外します。その下に銀色のアルミのヒダがたくさん入った部品、熱交換器アルミフィンがありますので、そのアルミフィンにスプレーを均等に噴射していきます。
洗剤のつけおき
スプレーを噴射した後、しばらく待機します。洗剤をつけおきしてくことで、汚れが浮き上がりやすくなります。
洗浄&すすぎ
待機時間が経過したら、ブラシや歯ブラシを使用して細かい部分を擦り、落としきれなかった汚れをきれいにします。また、可能であればスプレーボトルなどで水を噴射し、洗浄液を洗い流します。ただし、水が電子部品にかかったり、汚水が床や壁に垂れないように気をつけましょう。
終了と安全確認
清掃が終了したら、フィルターとパネルを元に戻し、電源プラグを入れます。最後にエアコンを起動し、正常に動作しているかどうか確認します。
「故障する?」「汚れが落ち切らない?」エアコンクリーニングスプレーのデメリット
自分でエアコンのお掃除ができる、便利なエアコンクリーニングスプレーですが、ネットで検索をかけてみると「エアコン洗浄スプレー 使ってはいけない」「エアコン掃除スプレー 壊れる」「エアコン洗浄スプレー 使ってしまった」などの不穏なワードが一緒に出てくることがよくあります。
実は、エアコンクリーニングスプレーは、さまざまなデメリットがあることがわかっています。
この章では、エアコンクリーニングスプレーの気になるデメリットについて解説していきます。
1.故障のリスク
エアコンクリーニングスプレーが電子部品にかかると、電子系統がショートしてエアコンが故障することがあります。
また、お掃除後に十分に水分を乾燥させないと、アルミフィンなどの金属部品が錆びてしまうこともあります。
さらに、スプレーに含まれるエタノールが、プラスチック部品を劣化させ、ドレンパンなどの部品が変形したり、破損してしまうことがあります。
ドレンパンが破損すると、エアコンから水漏れするようになるなどの致命的な故障につながります。
2.洗浄力不足
エアコンスプレーは、有効成分をエアコンに噴射して汚れを落とします。
しかし、お掃除をしたことのある人なら誰でもわかることだと思いますが、洗剤は、かけるだけではあまり汚れを落とすことができません。
汚れをきれいにするには、洗剤をかけた後、擦ったり、すすいだりといった工程が必ず必要になります。
しかし、エアコンの奥の奥にはブラシの毛は届きませんし、エアコンに水道水をじゃぶじゃぶかけることもできません。
そのため、スプレーだけではエアコン内部にたまった汚れを完全にきれいにすることは難しいと言えます。
3.カビや臭いが逆にひどくなる
エアコンスプレーに含まれる成分は、時間の経過とともに変化します。
変化したアミノ酸系活性剤などの有機成分は、カビや細菌のエサになることもしばしばです。
エアコンスプレーを使ってお掃除をしたはずなのに、カビやニオイが逆にひどくなってしまった、というケースも存在します。
洗剤を使ってお掃除したら、必ずしっかりと水で濯ぐ必要があります。
4.保証対象外になる
エアコンスプレーを使った家庭でのエアコン掃除を、エアコンメーカーは推奨していません。
そのため、エアコンスプレーを使ったお掃除で発生した故障などのアクシデントは、メーカー保証の対象外となります。
安く手軽にお掃除したい、と思っていたのに、修理や何やらで逆に高くついてしまった、なんて事態になる可能性もあります。
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