「エアコンの効きが悪い」原因と解決法をご紹介!効き目を良くする掃除法も解説!
更新日:2025年02月10日 エアコンクリーニング
「エアコンをつけても部屋が冷えにくいor温まりにくい気がする」
「エアコンから吹く風が弱い気がする」
「エアコンをつけると変な音がする」
こうしたエアコンの不調は、一体何が原因になっているのでしょうか?
また、エアコンの効きを回復するには、どのようなアクションをするべきなのでしょうか?
今回の記事では、エアコンの効きが悪くなる原因や、調子の悪いエアコンを直すにはどうすれば良いのか、エアコンクリーニングのメリットなどについて、以下の見出しで解説しています。
エアコンの効きが悪くなる原因
「冷房で運転してもなかなか冷えない」
「暖房をつけても部屋がなかなか暖かくならない」
「風量最強で運転しているのに風が弱い」
といったエアコンの不調は、何が原因で起こっているのでしょうか?
この章では、エアコンの効き目が悪い場合に考えられる原因について、代表的なものをいくつかご紹介いたします。
エアコンが冷えない&温まらない場合の原因
【エアコンが汚れている】
エアコンには、温度を感知し管理をしているサーモスタットという機械が装備されています。
このサーモスタットの周辺にホコリやカビなどのゴミが溜まっていると、サーモスタットが温度を正しく検出できず、リモコンの設定温度よりも高くor低くエアコンを動作させてしまうことがあります。
【冷媒ガスが抜けている】
エアコンには、冷媒というガスが封入されたパイプが装着されています。
この冷媒には、圧力を加えると温かくなり、圧力を解放すると冷たくなるという性質があり、エアコンはこの冷媒の性質を利用して温度調節をしています。
この冷媒が封入されているガス管が、何かの拍子にズレたり、劣化して穴が空いてしまうと、隙間からガスが漏れて冷媒が減ってしまうことがあります。
冷媒がなくなってしまうと、エアコンは設定どおりに温度調節をできなくなってしまいます。
【室外機の原因の場合も】
エアコンは、室内機と室外機とで冷媒ガスをやりとりしています。
そのため、室外機の調子が悪いとエアコンの効き目が悪くなることもあります。
室外機の上に物を置いたり、室外機から出る風の通り道を物でふさいでしまうと、室外機がうまく排熱できず、エアコンの効き目が悪くなる場合があります。
また、冬の寒い日などは、室外機が凍りついてしまうこともあります。室外機には、凍結を防ぐための霜取り機能が搭載されていますが、霜取り機能が作動している間は、暖房機能が使えなくなります。
冬場のとても寒い日は、1日の間に何度も凍結する場合があります。その間は暖房が使えなくなるため、お部屋がいつまで経っても温まらない、という現象が起こります。
エアコンの風が弱い場合の原因
【ファンの羽にゴミや汚れが詰まっている】
エアコンの内部には、空気をかき出して室内に送り出している「ファン」というパーツが内蔵されています。ファンは、細長い円筒形をしており、周りにたくさんの羽がついています。
このファンに汚れが溜まると、羽の隙間にホコリなどのゴミが詰まってしまいます。羽の隙間が詰まると、風を送り出す力が弱まり、風量を上げても吹く風が弱い、という事態になることがあります。
【モーターに異常が起きている】
ファンを回転させているモーターが、何らかの原因で故障している場合、ファンの回転速度が落ち、風量が弱くなることがあります。
モーターは経年で劣化しやすい部品ですので、長期間使用しているエアコンはそれだけモーターの力も落ちてしまいます。
また、ファンモーターに薬剤や水などがかかってショートすると、モーターが正しく動作しなくなることがあります。近年では、エアコンクリーニングスプレーの使用によるファンモーターの故障が急増しています。
エアコンの効き目が悪い場合に試したいこと
「エアコンの効き目が何だか悪い気がする…」
そんな時は、いきなり修理を依頼するのではなく、まずは自力で改善できるかどうかを試してみましょう。
この章では、エアコンの効き目が回復する可能性のある方法をいくつかご紹介いたします。
①エアコンの掃除をする
エアコンの効き目が悪いと感じたら、まずはエアコンのお掃除をしてみましょう。
エアコンには、エアコンフィルターというパーツが内蔵されています。エアコンの前面にあるパネルを開き、中に入っているフィルターをチェックしてみましょう。
フィルターがホコリでいっぱいだったり、カビなどで汚れていると、エアコンの効き目が悪くなることがあります。その場合は、フィルターを取り外して掃除機をかけ、中性洗剤で洗いましょう。
また、ファンの羽にゴミが詰まっていると、エアコンの効きが悪くなることがあります。
エアコンを停止した状態でルーバーを開き、内部を覗いてみましょう。ファン周辺にゴミやホコリが溜まっている場合は、歯ブラシなどを突っ込んでゴミをかき出しましょう。
スマホのライトなどで照らしながら作業すると効率よくお掃除できます。
②室外機をチェックしてみる
室外機の周辺に物があったり、室外機が直射日光の当たる場所に設置されていると、エアコンが設定温度通りに動作しなくなることがあります。
室外機は周辺1メートルには物を置かないようにしましょう。
また、直射日光が当たる場合は、ヒサシなどをかけて遮蔽してあげましょう。
③冷媒ガスをチェックする
冷媒ガスが抜けていると、エアコンの効き目が悪くなります。
ガスが抜けているかどうかをチェックするには、ガス管に中性洗剤水をかける方法などがありますが、素人ではわからない場合がほとんどですので、エアコンメーカーなどに依頼することをおすすめいたします。
「エアコンの効き目が回復するかも…」エアコンクリーニングとは?
エアコンの効きが悪い、ぬるい風しか出ないと感じたら、ハウスクリーニング業者を使ったエアコンクリーニングがおすすめです。
ハウスクリーニング業者によるエアコンクリーニングは、高圧洗浄機を使ってエアコン内部の汚れ・ゴミを吹き飛ばす作業がメインになります。
人の手の届かない奥の隙間に溜まったゴミもキレイにできますので、洗浄後にエアコンの効き目が回復することも期待できます。
この章では、プロによるエアコンクリーニングとはどのようなものなのかを詳しく解説いたします。
エアコンクリーニングのステップ①分解
エアコンクリーニングは、まずエアコンの分解から始めます。
エアコンにはさまざまなタイプがあり、壁掛け、天井埋め込み、天井吊り下げ、床置きなどがありますが、プロはこれらのエアコンについているカバーやルーバー、基盤などを外してお掃除します。パーツを分解してエアコンを丸裸にすることで、専門業者は素人が手の届かない部分まで徹底的にお掃除できるようになります。
エアコンクリーニングのステップ②高圧洗浄
エアコンの分解が完了したら、熱交換器とファン、吹き出し口を高圧洗浄します。
熱交換器は室内の空気を吸い込んで暖めたり冷やしたりする役割があるのですが、エアコンを長い期間使用していると、この熱交換器がゴミやホコリ、カビなどで詰まることがあります。
プロによるクリーニングでは、専用の洗剤を使用し、高圧洗浄機で熱交換器を徹底的に清掃します。
熱交換器の洗浄が終わったら、送風ファンも高圧洗浄します。
ファンは空調した空気を送り出す羽根のついたパーツです。熱交換器と同様に高圧洗浄機を用いて汚れや詰まりを取り除きます。
さらに、吹き出し口などの各箇所を専用洗剤と高圧洗浄機で清掃し、清潔なクロスで拭いて仕上げます。
エアコンクリーニングのステップ③パーツ清掃
エアコン本体のプラスチックカバーや風向を変えるためのルーバー、吸気フィルターなどの分解したパーツを、洗剤をつかって洗浄し、乾拭きした後、再び取り付けて乾燥させます。パーツを分解洗浄することで、エアコンカバーの裏側や細かい溝に付着した汚れまで、徹底的にキレイにすることができます。
エアコンクリーニングのステップ④運転確認
エアコンクリーニングでは、作業の前後にエアコンの運転確認を行います。
エアコンの動作に異常がないかどうかをチェックするための作業なのですが、この段階で故障が発覚することも多いため、慎重に念入りにチェックする必要があります。
軽微な故障でも、そのまま長期間使用し続けると致命的な損傷に発展することもあるので、運転確認はとても大切です。
プロの目線で、普段気づかないような故障を発見してもらえることもあります。
エアコンクリーニングの効果とは?
プロの手でエアコンクリーニングをしてもらうと、普段お掃除できないような部分まで、エアコンをしっかり徹底的にキレイにしてもらえることがわかりました。
では、エアコンを徹底洗浄すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
この章では、エアコンクリーニングの効果について解説していきます。
エアコンクリーニングの効果①風量の改善
エアコン内部には、風を送り出すためのファンがあります。しかし、長い間使用すると、ホコリや汚れでこのファンの隙間が詰まることがあります。
エアコンクリーニングによって、ファンの目詰まりが解消され、風量が回復することがあります。
エアコンクリーニングの効果②暖房機能の改善
エアコンには熱交換器が内蔵されており、これは温度感知器(サーモスタット)と連動して動作します。
しかし、熱交換器が汚れていると、温度感知器が実際の室温と異なる温度を検出することがあります。その結果、エアコンが室温を正しく認識できず、暖房機能が適切に機能しなくなります。
エアコンクリーニングによって、熱交換器の詰まりが解消され、暖房の効果が向上することがあります。
エアコンクリーニングの効果③節電になる
ファンや熱交換器が詰まっている状態での運転は、実際よりも過剰に電力を消費します(エアコンの効きが悪くなるので設定温度や風量を無茶な設定にしてしまうため)。
エアコンクリーニングでゴミや汚れを取り除くと、エアコンが本来の性能を取り戻し、過運転しなくてすむようになりますので、電力消費量が下がり、電気代の節約にもなります。
一説によると、フィルターのお掃除をするかしないかだけでも年間で30%ほど電力消費量に差が出るそうです。熱交換器やファンの詰まりを解消してあげれば、そのエアコンがもつ本来の性能を回復できますので、より節電効果が出ると言えます。
エアコンクリーニングの効果④アレルギーの予防・改善
エアコン内部の汚れは主にホコリやカビや花粉などです。これらはすべてアレルギーを引き起こすアレルゲン物質ですので、エアコンクリーニングを行うことでアレルギー対策にも効果が期待できます。
エアコン内部が汚れると、エアコンから出る風も不衛生になりますので、どれだけ室内の換気をしてもあまり意味がありません。
エアコンクリーニングは専用洗剤と高圧洗浄で綺麗にしますので、アレルギーが気になる方にオススメです。また、化学洗剤が気になる方のために、生分解性の洗剤を使ってくれる業者もあったりします。
エアコンクリーニングの効果⑤不快なニオイの除去
エアコンからイヤなニオイがする場合は、内部に溜まったカビなどが原因となっていますので、エアコンクリーニングでカビを徹底除去すると、ニオイが出なくなる場合があります。夏場など、エアコンをつけた直後にイヤなニオイがする場合は、内部が汚れている可能性大ですので、エアコンクリーニングをご検討いただくことをオススメします。
こんな場合は効果なし
エアコンは様々な要因で調子が悪くなりますが、なかにはエアコンクリーニングでは機能が改善しない場合もあります。
①冷房が弱い
冷房が実際の設定よりも弱く感じる場合は、冷媒ガスが抜けていることが考えられます。その場合は修理となりますので、メーカーにご相談いただく形となります。
②ルーバーなどの動きが悪い
風向ルーバーはモーターにより稼働していますが、ルーバーの動きが悪い場合はエアコンクリーニングでは機能が回復することはあまり考えられません。こちらもメーカーさんに修理を依頼する形となります。
③水漏れ(天井埋め込みタイプ)
エアコンの内部には、発生した結露を溜めておくドレンパンと呼ばれる装置があります。壁掛けエアコンであればドレンパンに直接ドレンホースがついており、室外に排水されるので、このドレンホースの詰まりを真空引きしてあげれば水漏れは解消されますが、天井埋め込みタイプの場合はドレンパンからモーターで水を吸い上げて排水しているため、天井埋め込みタイプのエアコンから水漏れしている場合はモーターの修理が必要となります。
従って、天井埋め込みタイプのエアコンは、クリーニングで水漏れを解消することは難しいと言えるでしょう。
「エアコンの効き目が回復した!」多くのお客様が効果を実感!おそうじ革命のエアコンクリーニング
おそうじ革命では、エアコンクリーニングサービスを提供しております。
おそうじ革命のエアコンクリーニングは、エアコンのパーツを一つ一つ丁寧に分解し、それぞれを洗剤を使ってしっかり清潔に洗浄いたします。
また、熱交換器アルミフィンや、送風ファンなど、手の届かないような細かい隙間、裏の裏まで高圧洗浄いたしますので、まるでエアコンを丸洗いしたかのようにキレイに生まれ変わります!
おそうじ革命のエアコンクリーニングをご利用になったお客様からは
「エアコンの効きが目に見えて良くなった」
「エアコンから変な音がしなくなった」
「エアコンを点けた時に出ていた嫌な臭いがなくなった」
などなど、エアコンクリーニングの効果を実感するお声を多数いただいております!
また、おそうじ革命がエアコンクリーニングに使用している洗剤は、サトウキビなどの天然成分から作られたオーガニックな洗剤です!
だから、アレルギーのある方や、小さなお子様のいるご家庭でも、安心してご利用いただけます!
ご家庭のエアコンの効き目が悪いと感じる方は、是非ともこの機会に、おそうじ革命のエアコンクリーニングサービスをご利用ください!
