エアコンから異音がする原因は?カタカタ・ポコポコ音の対処法とプロに任せる安心解決策
更新日:2025年02月28日 エアコンクリーニング
エアコンから「カタカタ」「ポコポコ」など普段聞き慣れない異音がすると不安になりますよね。
実は、その音にはエアコン内部の状態や不具合が表れていることがあります。
異音を放置すると、エアコン本体の故障リスクが高まるだけでなく、余計な電力消費につながり電気代が増える恐れもあります。
例えば、フィルターが汚れたエアコンは効率が落ち、最大で約30%も運転効率が低下するとの報告があります。
効きが悪いまま無理に使えば余計な負荷で故障を招き、夏場に突然エアコンが止まる…なんて事態にもなりかねません。
また、内部に発生したカビを放置すると風と共に胞子が部屋中に撒き散らされ、アレルギー症状や喘息など健康被害につながる可能性も指摘されています。
こうしたリスクを防ぐためにも、「エアコンから変な音がするな」と感じたら早めの原因特定と対処が肝心です。
本記事では、エアコンの異音の種類ごとの原因と自分でできる対処法をわかりやすく解説します。
さらに、自力で改善しない場合にプロのエアコンクリーニングに依頼するメリットも紹介します。
「エアコンの音がおかしいけど、どう対処すればいい?」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。
異音の原因を突き止めて適切に対処し、エアコンを安全に快適に使えるようにしましょう。
異音の種類と原因
エアコンから発せられる異音にはさまざまなパターンがあります。
音の種類によって考えられる原因が異なりますので、一つ一つ見ていきましょう。
カタカタ・ガタガタ音:フィルター汚れや部品の緩み
「カタカタ」「ガタガタ」という振動音がする場合、エアコン内部で何かが振動している状態です。
原因の多くはフィルターや前面パネルなどの部品の取り付け不良や緩みにあります。
例えば、フィルターがしっかりはまっていなかったり、カバーの爪が外れていると運転時に振動して音が出ます。
また、フィルターの目詰まりも見逃せません。
長期間フィルター掃除をせずホコリが蓄積すると風がうまく通らず内部で空気が渦巻き、エアコンが過剰に振動して「カタカタ」と異音を立てることがあります。
実際、フィルターにホコリがびっしり詰まったままだと送風効率が落ち、エアコン内部に負担がかかって異音や性能低下の原因になります。
まずはエアコンのカバーを開け、フィルターや内部に溜まったホコリを確認しましょう。
部品の緩みが原因の場合は、フィルターや前面パネルを正しく取り付け直すことで振動音が収まるケースが多いです。
ミシッ・パキッ音:温度変化によるプラスチックの伸縮
「ミシッ」あるいは「パキッ」といった乾いた音が時折聞こえる場合、エアコン内部の樹脂(プラスチック)部品が温度変化で伸縮する際の音である可能性が高いです。
例えば冷房運転を開始した直後や停止後しばらくしてから、「ピシッ」「パキッ」と音が鳴ることがありますが、これは内部のプラスチックが急激な冷却・加熱で収縮・膨張するためです。
この現象自体はエアコンの動作音の一種であり、基本的に故障ではありません。
同様に、「シュー」という音が聞こえる場合も冷媒ガスが配管内を流れる音で、異常ではないとされています。
霜取り運転中に「プシューッ」とガスの放出音がするケースもありますが、これもエアコンが氷結防止のために自動で行う正常動作音です。
もしプラスチックの音が大きく気になる場合は、一度運転を停止し、再度ゆっくり運転させてみて様子を見ると良いでしょう。
ポコポコ・ボコボコ音:排水(ドレン)ホースからの空気音
運転中や停止後に、水が泡立つような「ポコポコ」「ボコボコ」という音が室内機から聞こえる場合、ドレンホース(排水ホース)に関連した現象が考えられます。
エアコン内部で発生した結露水を排出するドレンホースが、室内外の気圧差によって空気の通り道になってしまい、ホース内の水が空気で押し戻されて音を立てているのです。
特に気密性の高い住宅で換気扇やレンジフードを使用していると室内の気圧が低くなり、屋外の高い気圧の空気がホースを通じて逆流しやすく、「ポコポコ…」という異音が発生します。
また、ドレンホースの先端が詰まって結露水がうまく排水できない時にも同様の音が起こることがあります。
例えばホースに汚れや泥、虫の巣などが詰まって水がせき止められると、溜まった水が空気と触れてボコボコ音を立てるのです。
キーキー・ギーギー音:ルーバーの不具合やモーターの劣化
「キーキー」「ギーギー」という金属的・高音の異音は、回転部分の摩擦や電子部品の異常が疑われます。
室内機の吹出口についている風向調整板(ルーバー)が動く際に軋んで音を出している場合や、ルーバーを動かす小型モーター部分の劣化・潤滑不良が原因であるケースが考えられます。
例えば長年使用したエアコンで、ルーバーの軸にホコリが溜まって動きが悪くなり「キーキー」と擦れる音が出ることがあります。
また、ファンモーターの軸受け部分が摩耗していたり、インバーター回路から異音が出る例も報告されています。
こうした音は内部の機械部分の不調のサインであることが多く、早めの点検が必要です。
一方、「カラカラ」「キュルキュル」といった小刻みな音がする場合は、内部に小さな異物(例えば折れたプラスチック片や入り込んだ虫の死骸など)がファンに当たっている可能性もあります。
特にエアコンを切っているのにカタカタ音がする場合は、稀にゴキブリなどの虫が中で動き回って音を立てている例も報告されています。
高音の異音が続く場合は無理に運転を続けず、次章の対策を試みて改善しなければ専門業者に相談しましょう。
自分でできる対策
異音の原因がある程度特定できたら、まずは簡単な点検やお手入れで改善を試みましょう。
以下に挙げる対策は専門知識がなくても比較的安全に実施できます。
ただし作業時は必ずエアコンの電源を切り、ケガや感電に十分注意してください。
フィルター清掃:ホコリの目詰まりを解消
エアコン異音対策の基本はフィルター掃除です。
フィルターにホコリが詰まっていると先述の通り振動や風切り音の原因になるだけでなく、冷暖房効率も大幅に低下します。
メーカー各社も2週間に1度程度のフィルター清掃を推奨しており、定期的なお手入れがエアコン長持ちのコツです。
対策としては、まずエアコンの前面カバーを開けてフィルターを外し、掃除機でホコリをしっかり吸い取りましょう。
裏表から丁寧にホコリを除去し、水洗いできるタイプならシャワーで洗い流して陰干しします。
フィルターを綺麗にして元に戻すことで、カタカタという振動音や送風音が改善するケースは多々あります。
換気対策:室内の気圧調整でポコポコ音を防止
ポコポコと水が鳴る音には、室内外の気圧差を解消する簡単な対策が有効です。
換気扇を一時的に止めるか、エアコン運転中に窓を少し開けて空気の逃げ道を作ることで、排水ホースに空気が逆流するのを防げる場合があります。
実際、室内の別の経路から空気を取り入れられるようにすると、空気はホースではなく窓から出入りするようになりポコポコ音が収まることがあります。
特に密閉性の高い住宅では意識的に換気を行い、エアコン以外にも空気の通り道を確保してあげると良いでしょう。
また、排水ホースの先端に逆流防止弁(逆止弁)を取り付ける方法もあります。
市販の逆止弁(例えば因幡電機製「音止めちゃん」等)をホース先端に装着すれば、結露水はそのまま流して空気の逆流だけを防げるので、根本的な解決につながります。
ドレンホースの掃除:詰まりを簡単に解消
ドレンホースの詰まりが疑われる場合は、ホース内部の掃除を行いましょう。
エアコンの室外機側についている細いホース(先端が地面近くに出ています)をそっと外し、中の水や汚れを取り除きます。
具体的には、ホース先端をバケツに入れて軽く圧力をかけるか、市販のドレンホース用クリーナー(ポンプやサクション)で吸引してみてください。
泥や虫の死骸が吸い出され、水が勢いよく流れ出てくれば詰まり解消です。
ホースを掃除した後にエアコンを運転してみて、ポコポコ音が消えていれば原因はつまりだったことがわかります。
なお、ホース掃除の際は無理に奥まで器具を突っ込まないよう注意しましょう。
柔らかいホースが破損すると水漏れの原因となりますので、難しい場合は業者に任せるのも一つの手です。
部品の点検・固定:ルーバー調整やネジの締め直し
カタカタ・ガタガタ音など振動系の異音には、エアコン本体の取り付け状態のチェックも重要です。
室内機が壁にしっかり固定されていないと運転時に振動し、音が響くことがあります。
据付板のネジが緩んでいないか確認し、必要に応じて締め直しましょう。
また、前面パネルやルーバーなど可動部品の位置ズレがないか点検してください。
ルーバーの開閉時にキーキー音がする場合、軸部分に埃が溜まっていないかを確認し、埃をやさしく拭き取ります。
可能であれば軸にシリコングリースを極少量塗布すると、滑りが良くなり異音が軽減されることもあります。
ただし、モーター自体の劣化が原因で軋み音が出ている場合は個人では対処が難しいため、無理に分解せず専門の修理を検討しましょう。
以上の対策を試してみて、異音が解消したか確認してください。
フィルター清掃やホース点検で多くの軽度な異音トラブルは改善できます。
しかし、対処を行っても症状が続く場合、内部の汚れが蓄積していたり機械的な故障の可能性があります。
その場合は次に紹介するプロのエアコンクリーニングを検討しましょう。
それでも直らない場合はプロに依頼を!
上記の対策を試しても異音が収まらない時は、自分で対処できる範囲の限界かもしれません。
エアコン内部には素人では手が届かない部分や、専門知識がないと扱えない部品も多く存在します。
無理に分解や修理を試みると却って故障を悪化させたり、安全装置を傷つけてしまう恐れもあります。
例えば、ファンモーターの交換やコンプレッサーの不具合は専門的な工具と技術が必要で、一般の方が対処するのは困難です。
そんな時は無理をせず、エアコン掃除・修理のプロに任せるのが確実で安心です。
おそうじ革命のエアコンクリーニングが選ばれる理由
異音の原因が汚れにある場合、プロのエアコンクリーニングによって劇的な改善が期待できます。
ハウスクリーニング専門店「おそうじ革命」では、エアコンを分解して内部の隅々まで高圧洗浄する徹底的なクリーニングを行っています。
自分では掃除できないエアコン内部のカビやホコリも、プロの手にかかれば根こそぎ洗い流すことができます。
高圧洗浄によって熱交換器(アルミフィン)や送風ファンに付着した頑固な汚れも一掃されるため、異臭や風量低下が解消し、本来の冷暖房効率が甦ります。
実際に専門家の実験でも、汚れたエアコンをクリーニングすると運転効率が大幅に改善することが確認されています。
さらに、おそうじ革命ではエアコン内部の抗菌・防カビコートもオプションで提供しています。
クリーニング後に防カビ抗菌処理を施すことで、カビの再繁殖を抑え、キレイな状態が長持ちします。
これはアレルギーや喘息のあるご家庭には特に嬉しいポイントでしょう。
定期的にプロにクリーニングを依頼することで、エアコン内部の衛生を保ちつつ冷暖房効率も最適化できるため、結果的にエアコンの寿命を延ばすことにもつながります。
フィルター掃除を怠ったまま使い続けるとエアコンに余計な負荷がかかり寿命が縮む一因になるため、適切なお手入れとプロの点検が長持ちの秘訣です。
実際の口コミ・評価をご紹介
おそうじ革命のエアコンクリーニングを利用したお客様からは、多くの高評価の声が寄せられています。
その一部をご紹介します。
- 「細かい部分までキレイになってエアコンの効きが良くなった」
- 「カビ臭も消えてスッキリした」
- 「作業が早いし丁寧で文句のつけどころがない」
実際にクリーニング後は「嫌な臭いが取れた!冷房の効きが良くなった!」という喜びの声も多数報告されています。
また、サービス品質についても清掃技術の研修を受けたプロが対応するので安心、料金が明瞭で大手他社よりリーズナブルといった点が評価されています。
万一クリーニング後に不具合が見つかった場合でも、品質保証があり再施工などのアフターサポートも万全です。
全国350店舗以上を展開し(2025年現在)、累計15万件を超えるエアコン清掃実績を持つおそうじ革命ならではの信頼感があります。
プロに任せれば、しつこい異音の原因である内部汚れも安全に取り除いてもらえ、エアコンが新品同様によみがえるでしょう。
まとめ&お問い合わせ案内
エアコンから異音がする原因と対処法について解説してきました。
異音の種類ごとに様々な原因が考えられますが、共通して言えるのは放置せず早めに対処することの重要性です。
小さな異音でも放っておくと大きな故障につながりかねず、結果的に修理代や電気代が余計にかかってしまいます。
フィルター掃除や簡単な点検で改善できるケースもありますので、ぜひ定期的なエアコンメンテナンスを心がけましょう。
「一通り試してみたけど異音が直らない…」という場合は、迷わずプロに相談するのが得策です。
おそうじ革命のエアコンクリーニングなら、自分では手が届かない内部の汚れまで徹底洗浄し、異音の原因を根本から解消してくれます。
プロの確かな技術に任せれば安心ですし、エアコンをベストコンディションに保つことで快適さと省エネ効果を取り戻せます。
エアコンの異音にお困りの際は、おそうじ革命までお気軽にお問い合わせください。
専門スタッフが状況に応じた最適なサービスをご提案いたします。
お問い合わせはフリーダイヤル「0120-963-933(9:00-19:00)」または公式ウェブサイトのフォームから受付中です。
定期的なクリーニングのご依頼も歓迎しております。
エアコンの異音をスッキリ解消し、安心・快適な暮らしをサポートいたします!