ペットの熱中症対策とエアコンクリーニングについて
こんにちは!KIREI produce広報部です。
2022年6月27日、気象庁から関東地方の梅雨明けが発表されました。
6月6日に梅雨入りが確認されてからちょうど3週間。晴れ間も多かった今年の梅雨は、史上1番目の短さだったそうです。
梅雨明け初日の東京都都心は、最高気温35℃。気温が35℃を超えると、熱中症への警戒が必要な「猛暑日」となります。
熱中症は室内であっても起こりうるもの。
屋根のある場所であっても、気温や湿度などが高い場合は体の体温調節に不具合が起き、大量の発汗や倦怠感に襲われ、下痢や嘔吐、意識の喪失、最悪の場合命を落としてしまうケースもあります。
熱中症は人間だけでなく、犬や猫などのペットにも起こります。
ワンちゃん猫ちゃんは人間のように汗をかくことができないため、人よりも体温調節が苦手です。
ペットの熱中症は年々増えており、獣医さんたちもペットたちの熱中症予防のために、夏場はエアコンを使って空調することを推奨しています。
しかし、私たち人間とワンちゃん猫ちゃんでは温度の感じ方が違います。
人間が涼しいと思う気温は、犬や猫にとっては冷えすぎor暑すぎの場合も。
また、エアコンから出る汚れた風が原因で体調を崩してしまう犬や猫もいます。
ワンちゃん猫ちゃんが夏場を快適に過ごすためにも、エアコンの温度設定に十分気をつけることと、エアコンを清潔に保つことは必要不可欠です・・・が、エアコンクリーニングをする際も要注意!エアコンクリーニングに使用した洗剤が原因で調子を崩してしまうペットも存在します。
今回の記事では、ペットの熱中症にスポットを当て、熱中症が疑われる症状や応急処置についてと、エアコンクリーニング業者を探す場合の注意点について詳しくご紹介したいと思います。
ワンちゃん猫ちゃんにエアコンは必需品
爬虫類などの変温動物は、周囲の気温に合わせて体温が変化します。
それに対して、哺乳類などの恒温動物は自ら熱を作り出し体温を一定に保っています。
人間は周囲の気温が高くなると、身体中の汗腺から汗を分泌して体を湿らせ、気化熱によって体温を冷ます仕組みが体に備わっています。
一方、犬や猫はこの汗腺が四肢の肉球周辺にしか存在せず、人間に比べて体の熱を放散しにくくなっています。
犬は体温を下げるための行為として、舌を出してハァハァと短い呼吸を繰り返す「パンディング」という習性を持っています。猫もパンディングを行うことがありますが、暑気が酷い場合は極度の興奮状態でなければ行わないため、犬よりも更に暑さに弱い傾向にあります。
パンディングなどの行為で放散できる熱の量にも限りがありますので、
暑さが体の熱放散システムのキャパをオーバーしてしまったとき、犬や猫も熱中症になると言われています。
ワンちゃん猫ちゃんが熱中症にならないようにするには、夏場など暑気の厳しい日にはエアコンをかけて温度調節をしてあげる必要があります。
ただし、犬も猫も人間とは熱の感じ方がまったく異なりますので、人間が「涼しくて快適」と思っている温度でも、ワンちゃん猫ちゃんにとっては冷やし過ぎの可能性もあります。
夏場の冷房による体調不良は人間だけでなく、ワンちゃん猫ちゃんにも起こります。
自律神経の乱れや、お腹の冷えによる下痢・嘔吐など、人間と同じように体調を崩してしまいますので、お部屋の冷やしすぎには十分ご注意を。
猫が快適に過ごすことができる室温は24〜26℃と言われています。ただし、長毛種短毛種など、猫の種族によって適温が異なる点にも要注意。また、猫ちゃんにもそれぞれ個性があり、暑さ寒さへの耐性がそれぞれ異なりますので、猫ちゃんの様子をしっかりと観察して適温を探ってあげるのが一番でしょう。
猫は部屋が暑すぎる、あるいは寒すぎる場合、適温の環境を求めて部屋の外に出ようとしたり、毛布などにくるまって寝ようとすることもありますので、猫ちゃんの様子が少しでもいつもと違う時は、室温を気にしてあげるようにしましょう。
また、部屋が冷え過ぎている場合に他の部屋へ避難することができるように、別の部屋への動線を確保してあげることも大切です。
喋ることができないワンちゃん猫ちゃんのためにも、一緒にいる間は定期的に様子を確かめて、お互いに快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。
◉犬・猫の熱中症はこんな症状
ワンちゃんの場合、熱中症になるといつもよりもパンディングのスピードが速くなり、呼吸が荒く心拍数も多くなります。
そのほか、舌や口の中が赤くなっていたり、よだれが増えたり、落ち着きのない様子を見せたりしている場合も要注意です。
熱中症がひどくなると、自分で水を飲むこともできなくなり、ふらふらしたりボーッとしたり、寝込んだまま立ち上がることが出来なくなったりします。
さらに重篤になると、血の混じった便をしたり、嘔吐や下痢を繰り返したり、筋肉の痙攣などの症状が表れ、次第に意識を失って呼びかけても反応しなくなります。
猫ちゃんの場合、なんとなくいつもより元気がないという状態からはじまり、次第に口で呼吸をするようになったり、犬のようにハァハァと激しくパンディングをするようになります。
猫の場合、調子の悪さに気づきにくいことが多く、知らぬ間に症状が重篤になっている場合もありますので特に注意が必要です。
熱中症がひどくなると、嘔吐や下痢をするようになり、最悪の場合は意識を失ってぐったりとしてしまいます。
◉ワンちゃん猫ちゃんが熱中症になったら 応急処置
ワンちゃん猫ちゃんが熱中症になったと疑われる場合は、獣医さんに連絡を取りつつ、応急的に体温を下げてあげる処置をしましょう。
風通しの良い涼しい場所に寝かせてあげてから、アイスバッグなどを首や大腿部などに当てて冷やしてあげましょう。
ただし、急激な温度の低下も血管を収縮させてしまうため危険です。
アイスバッグはタオルなどにくるんで、直接体に触れないように工夫してあげましょう。
水を飲むことができる場合は、水分を与えましょう。水分の摂取で体温を下げる効果も期待できます。
応急処置が済んだら、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。
エアコンの汚れがワンちゃん猫ちゃんの体調不良の原因に!?
エアコンは、部屋の空気をエアコンの本体に取り込んで空調し、再度お部屋へ送り返すことで室温を調整しています。
空気中には、人間の目には見えないほど小さな、カビの胞子、花粉、PM2.5、黄砂、建材のハウスダストなどが飛び交っており、エアコンもこれらの大気汚染物質を内部に取り込んでいます。
エアコンにはハウスダストを濾過するためのエアコンフィルターがついていますが、すべてのハウスダストを吸着できるわけではありません。
フィルターが濾し取りきれなかったカビやホコリは、エアコン内部に取り込まれ、少しずつ溜まっていきます。
ご存知の方も多いかと思いますが、カビ・ホコリなどのハウスダストは、粘膜の炎症や呼吸器症状を引き起こすアレルゲン物質です。
エアコン内部に溜まったこれらのアレルゲン物質は、エアコンの風とともに再び室内にばら撒かれてしまいます。
特にカビは、エアコン内部に溜まった水分や有機物を使って増殖するため、知らないうちにエアコンの中でどんどん増殖していきます。
エアコンを稼働すると、咳やくしゃみが出たり、目や鼻に違和感がある方は、目に見えないエアコンの内部がカビやホコリによって汚れてしまっている可能性大です。
そして、これらのハウスダストは、人間だけでなくワンちゃんや猫ちゃんのアレルギー症状を引き起こす原因になります。
猫にも花粉症はあると言われており、スギやヒノキ、ブタクサなどの季節性の花粉症を人間同様に発症することもあるようです。
猫の場合は鼻の奥、副鼻腔と呼ばれる部位の構造が人間よりも複雑であり、点鼻薬などをさすのが人よりも難しいといわれています。
人間もそうですが、花粉症は一度発症してしまうと大変です。毎年のように春先・秋口に内服薬、外用薬を駆使して花粉症とたたかわなければなりません。
ワンちゃん猫ちゃんのくしゃみが何日も連続して止まらない、目ヤニや鼻水が出る、鼻の周囲が腫れている、などの症状が出た場合は、アレルギーや風邪などの疾患にかかってしまった可能性が高いので、早めに獣医さんを受診しましょう。
化学洗剤にご注意を!
ワンちゃん猫ちゃんの熱中症予防のためには、エアコンによる空調が欠かせません。
しかし、そのエアコンがホコリやカビで汚れてしまっていると、吹き出す風にハウスダストが混じり、結果ワンちゃん猫ちゃんの体調不良の原因になってしまうこともあります。
人間&動物が快適に暮らすためにも、エアコンは折を見て定期的に、プロによる分解洗浄でキレイにしてあげた方が良いでしょう。
しかし、エアコンクリーニングの業者さんを探すときも要注意です。
一般的なエアコンクリーニングの業者さんは、エアコンの洗浄に強いアルカリ性洗剤を採用しているケースがよく見受けられます。
この洗剤はエアコンなどの機器の洗浄のために化学合成されたものなのですが、洗剤の成分が強いため、人によっては洗浄後のエアコンから出る風で粘膜や呼吸器に違和感が生じる場合あります。
直接吸い込むとむせてしまうほどの強力な洗剤なので、もちろんワンちゃん猫ちゃんにとっても無害ではありません。
特に犬や猫は人間よりも体が小さいため、人間にとっては大したことのない量の化学物質でもペットには危険な場合もあります。
◉化学物質でアクアリウムが全滅…。人の体にも負担が。
2022年6月初め、「蚊取りスプレーをワンプッシュしたらアクアリウム水槽のエビが全滅した」という衝撃のつぶやきがTwitterにあがりました。
その蚊取りスプレーは、ワンプッシュでお部屋全体を虫除けできるというもの。
高い防虫効果から近年人気が出ており、夏の間の必需品となりつつある商品ですが、一方でアクアリウムやビバリウムなどの水棲、半水棲のペットへの健康被害には注意が必要なようです。
特にミナミヌマエビなどの淡水のエビ類は水質の変化に非常に敏感であり、水が合わないと途端に調子を崩して死んでしまう事も珍しくありません。
殺虫剤やカビ取り剤などの化学薬品には、強い毒性のあるものも少なくなく、時には人にも健康上の悪影響が出る場合もあります。
特に業務用のエアコンクリーニング洗剤には強いアルカリ性の薬剤が使われており、多くのエアコンクリーニング業者さんがこれらの化学洗剤をエアコンクリーニング洗剤に採用しているケースが見受けられます。
業務用の洗剤は強力なものが多く、人が吸入するとむせてしまうものや、製品によっては洗浄後の汚水が、下水道に直接流すことのできない「産業廃棄物」になってしまうものもあります。
一方で、最近では天然由来の洗剤を使ってくれる業者さんも増えてきました。
化学洗剤による健康への影響や、ペットたちの体調が心配な方は、そういった業者さんを探してみると良いかもしれませんね。
安心安全!おそうじ革命のエコ洗剤
「家族や自分がアレルギー持ち」
「ペットへの影響が心配」
「妊娠中、または小さな子供がいるので、安全な洗剤を使って欲しい」
こういったお客様の声にお応えして、おそうじ革命ではエアコンクリーニングに100%天然成分でできたエコ洗剤を採用しています。
おそうじ革命のエコ洗剤は、医療や保育の現場で、衛生器具や哺乳瓶の消毒に使われていた洗剤をベースに開発したおそうじ革命オリジナル洗剤です。
洗剤の成分はすべて、ヤシやサトウキビなどの天然素材からつくられています。
おそうじ革命のエコ洗剤は生分解性、つまり生物が体内で代謝することができる性質を持っています。生分解性ですので、自然環境に与える影響もほとんどありません。
エアコンクリーニングで出た汚水は、使用した洗剤によっては、しっかり中和してからでないと下水道に直接流すことができません。
しかし、おそうじ革命のエコ洗剤であればそんな心配はご無用!
環境中で安全に代謝され循環しますので、地球にも優しい洗剤なのです!
地球に優しいけれど、洗浄力は強力!
研究に研究を重ねた結果、洗浄力と安全性の両方をしっかりと押さえた"いいとこ取り"の洗剤が完成しました!
最後に
2022年、関東地方の梅雨は史上最速で終了しました。
今年は梅雨明け初日から大変な暑さとなっており、エアコンなしで過ごすには危険な猛暑日となることも多くなっています。
エアコン解禁にあたってエアコンクリーニングをご検討中の方、エアコンクリーニングしたいけど家族やペットが心配、という方は、ぜひ一度おそうじ革命にご相談ください。
おそうじ革命では、皆様の不安を懇切丁寧にケアする、安心安全のエアコンクリーニングをご提供させていただいております。
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