知っていますか?エアコンに存在するノイズ
1.エアコンの異音は故障の合図?
エアコンを使用していると予期しない音を聞くことが有ります。本体や室外機からこの音は大丈夫なのだろうかと不安になるような異音が鳴っても大抵の場合は故障ではありません。故障の場合は、エアコンが上手く動かず冷暖房どちらの場合にも支障があります。ここでは、エアコンのノイズをメインにさまざまな音について言及していきます。
2.エアコンから聞こえる異音
特にノイズといわれる特殊な周波数のようなノイズは、インバーターエアコンに多いとされています。特に音楽をやっている人は、耳に障るような音が録音に入ったりするのでかなり気になる要因ではあります。はっきり言うと、このノイズは製品によります。もちろんノイズを軽減するアイテムなども存在しますが、場合によっては買い替えを検討するほど耳触りな音として聞こえる場合もあります。買い換える前にさまざまなノイズ軽減対策をすると思いますが、それでも製品によっては全く効果がない場合もありますので普段から音を気にされる方はノイズについて店頭でよく確認してから購入するようにしてください。
次にポコポコと水が流れるような音がする場合は、冷媒が詰まっていたり、ドレンから上手く水が排出されてない場合もこのような音がします。ドレンについては、自分で調整できることもありますがエアコンの専門業者に頼むことをお勧めします。いくら詰まっていてもむやみやたらに、配管を切断してしまうとエアコンそのものが機能しなくなります。その為、専門知識のあるクリーニングのプロに依頼することがエアコンを末永く使うことに繋がります。
そして、エアコン内部から「ミシッ」という音が鳴った場合も故障ではありません。エアコン内部の鉄板が温度差で音を立てるだけなのでこの音に対してはさほど心配する必要はありません。内部と外部の気温差で音が鳴るというパターンはエアコン以外の機器でもあり得るパターンであり、故障ではないことを忘れないでください。
最後に、ピキピキと音が鳴る場合は冷媒が上手く処理されておらず、溜まった水を目当てに虫が這いあがってきたりエアコンから氷が排出されるといったあまり出くわしたくはない現象が起きたりします。このような時は、冷媒そのものやエアコン内部に異常がある場合が多く素人では直すことができません。エアコンの専門業者に依頼してください。
3.買い替える前に確認を!
ノイズを低減するにはそれなりの装備が必要になり、費用も要ります。しかし、ノイズの低減に関してはその機種特有の音もあるため究極的には買い替えも一つの手段です。また、エアコンの音はノイズのみでなく本体や室外機からも音が鳴りますので、どの音が鳴ったら故障なのか判断しやすくもあります。音によって自分の生活の邪魔をされない製品選びをしましょう。