エアコンに必須?内部クリーンとはどんな機能か
1.内部クリーンとはどんな機能?
内部クリーン機能が付いているエアコンは珍しいものではなくなりました。家電量販店に行けば、安価なエアコン以外では割とみかける機能です。
しかし、この機能がエアコンに対して何をもたらすか具体的に説明できる人は少なく、間違った知識のままエアコンを使い続けている方も多いのが現実です。ここでは、内部クリーン機能について言及していきます。
2.内部クリーンの必要性
内部クリーンは簡単に言えば、エアコンが自動で内部清掃をする機能です。この内部清掃機能は、ちゃんと機能させておけばエアコンの性能は落ちず、カビだらけの風が発生することもありません。
エアコンも環境に左右されるものであり何よりも稼働している状態では、水が常に存在しているためカビが常時発生しやすくなっています。このカビがエアコンにとっては最大の敵であり、私たち人間にとってはアレルギーと病気の原因になります。
もし、エアコンの風に当たるたびにせき込む場合は、急いで病院に行き精密検査を受けてください。その場合は、既に症状が発生している可能性があり、自分自身が重症にならなくても家族全員が罹患している可能性があります。
内部クリーン機能が付いていれば、自分で掃除をする必要がないかと言われるとそうではありません。定期的なクリーニングはどんな機能がついていても行う必要があります。何故なら、埃やゴミを100%除去できる機能ではなくあくまで補助的なものだからです。
それでも内部クリーン機能がない機種に比べればカビの発生率やフィルター掃除の手間を極限まで減少させることが可能です。間違った節電知識でエアコンのコンセントをすぐ抜いてしまう人もいますが、エアコンに関してはそれはやめてください。内部クリーン機能が働かなくなるだけでなく、エアコンそのものへのダメージも大きくマイナスしかありません。
ちなみに長時間動かさない時間があっても毎日使う時期ならば、コンセントは抜かないほうが室外機・およびエアコンへのダメージが少なくなります。また、お掃除機能に関して言えばその音が騒音レベルに感じる方もいるのでタイマーなどで作動時間を設定すると音で悩まされることも減ります。
3.カビには相性抜群
エアコンの内部クリーン機能は、万能ではないが限りなく購入者のエアコンライフをクリーンにしてくれる便利機能です。また、カビに対してはかなりの有効性があります。もし、年中エアコンを使う場合、この機能が付いてないものを使用していれば、家族全員の健康のために買い替えか定期的なクリーニングを必ず行ってください。