ハウスクリーニングの料金相場や効果、業者の選び方を紹介
ハウスクリーニングの料金相場や効果、業者の選び方を紹介
ハウスクリーニングは、素人では難しい細部まで綺麗に掃除してくれるため、綺麗な家で気持ちよく過ごせるようになります。
忙しい現代では、家の掃除に時間をかけることが難しい方も多いかもしれません。
そのことでストレスや罪悪感を抱え続けているのは、精神衛生上よくありません。
また、自分流の掃除では、細部まで掃除が行き届かず、家を劣化させてしまったり、ハウスダストの原因になったりしてしまいます。
そんなときは、ハウスクリーニングを依頼するのもひとつの方法です。
今回は、ハウスクリーニングの料金相場やその効果、業者の選び方をご紹介します。
ご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
ハウスクリーニングとは
ハウスクリーニングはプロが家を美しく清掃してくれるサービスです。
頑固な汚れも専用の洗剤で落としてくれ、換気扇などの素人では難しい場所も綺麗にしてくれます。
共働きで忙しい、妊娠・出産でお掃除が負担、高齢になり掃除自体が難しいなど、お掃除の悩みを解決してくれます。
はじめて利用する方も、気後れせずに掃除の困りごとや希望を伝えましょう。
普段しっかり掃除をしている方も、業者の方の力を借りれば、「もっと綺麗にしたい」を叶えることができます。
ハウスクリーニングの費用相場と効果
清掃の費用は、清掃場所によって異なります。
広範囲でお願いしたいときは、水回りセットや定額サービスなどがないか、注文する業者の金額をチェックしてみましょう。
場所別の、おおよその費用相場と効果をご紹介します。
エアコン
エアコンは、「ハウスクリーニングといえばエアコン」というほど、大変なお掃除場所です。
高い場所にあるので、自分でできるのはフィルター掃除が精一杯ではないでしょうか。
月に一度フィルター清掃をしているという方でも、内部にも汚れがたまっているので、内部の汚れを落とすクリーニングをオススメします。
清掃後は嫌なニオイが消え、省エネ効果もあります。 汚れの原因は、タバコやカビ、キッチンから流れ込む油汚れ、ホコリなどです。
赤ちゃんや子供のいる家庭では、とくに気になる点でしょう。
カビがエアコン内で繁殖していたら、エアコンの風にカビが混入するかもしれません。
エアコン掃除の費用相場は、一般的なエアコンは12,000円ほど、大型のものは20,000円~30,000円ほどです。
室外機は別オプションで、3,000円~10,000円ほどです。 室外機は外にあるため、花粉や排気ガスの汚れがつきます。
室内には入ってきませんが、汚れがつくと、動きが鈍くなる可能性があります。
室外機も綺麗にしておくことでエアコンの効率も上がり、電気代も節約できます。
レンジフード
レンジフードは、業者によっては表面だけでなく、内部の汚れも清掃してくれます。
相場は15,000円ほどです。 清掃効果は吸引力を維持し、油の黄ばみ汚れを部屋につくのを予防してくれます。
頻度は、1年に1回ほどで大丈夫です。
普段から汚れ防止で効果的なのは、不織布フィルターです。
枠つきのものと、布をカットして磁石でとめるタイプのものがあります。
換気扇のサイズがよくわからない方は、カットするタイプのものが間違いありません。
茶色に汚れてきたら、交換しましょう。 頑固な汚れを防止してくれ、いざ業者に頼むとき、汚れが落としやすくてすみます。
キッチン
キッチンは物が多く、清掃場所が細分化されています。
オーブン、食洗器、冷蔵庫などです。 それぞれ10,000円ぐらいが費用相場です。
食洗器は毎日の皿洗いから解放されて便利な道具ですが、油や食べかす・洗剤の溶け残りが蓄積されていくので、定期的なお掃除が必要です。
放っておくと、カビが生えてしまうこともあります。
普段は乾燥させることや、ゴミ取りをすることを心がけましょう。
コンロ・蛇口・シンク・魚焼きグリル・トースター・レンジなど、小さいものはそれぞれ2,000円~3,000円ほどが相場です。
古いマンションでは、シンクがすぐに水垢で汚れます。 賃貸ではシンク交換も簡単にできるものではないので、悩みどころでしょう。
そんなときは、水垢防止のコーティングが有効です。
キッチンの一式がセットになったサービスもあります。 コーティングやセットサービスは業者によって違いますので、チェックしてみてください。
キッチンまわりがスッキリすると、調理時間が短縮でき、後片付けも楽になります。
また、細かな場所がピカピカだと、お料理自体がより楽しく感じられるようになるでしょう。
床
床のクリーニングは、1㎡あたり400円ほどが相場です。
ワックス塗布をする場合は、1㎡あたり600円ほどです。
ワックスは、小さな傷から床を守ってくれます。 また、ツヤがあるので、水拭きすると輝きます。
ワックスがけの注意点は、賃貸物件にお住まいなら、不動産会社に確認と許可が必要だということです。
報告せずにワックスをかけると、退去のときに原状回復の費用がかかるかもしれません。
自分でワックスがけをすると、ムラがでたり変色させたりと失敗することが多いです。
新しいワックスを塗るときは古いワックスをはがさないといけないので素人には難しく、
業者にお任せするのが無難です。 ここはプロにお任せして、床をピカピカにしてみてはいかがでしょうか。
窓ガラス
窓ガラスは、花粉・砂ぼこり・手垢などで汚れていきます。
ガラスが美しくピカピカだと、雨降りのときの水切りがよくなる効果があります。
費用は窓ガラス・網戸・雨戸と部位別でかかり、広くなるにつれて上がります。
費用相場は、窓ガラス1枚4,000円ほどです。
普段から汚れを防止したいときは、水垢防止コーティングをしてもらうと効果的です。
トイレ
トイレは黒ずみなど頑固な汚れがあり、日々の掃除も大変な場所です。
尿石は、ふつうの掃除では取るのが難しい汚れです。 相場は10,000円ほどで、換気扇やタンク内の清掃は、別料金で清掃してらえる業者があります。 清掃してもらうことにより、日々の掃除が簡単になり、ニオイの原因を取り除く効果があります。
浴室
浴室の清掃料金は、15,000円~25,000円ほどが相場です。
天井や壁、鏡、浴槽側も、清掃してもらえるか確認しておきましょう。
換気扇は別料金ですが、なかなかできない場所なので、徹底的にクリーニングしてもらうと、換気のよい状態を維持する効果があります。
洗面所
毎日使う洗面所は汚れやすく、歯磨き粉の飛び散りや水垢汚れがこびりつき、掃除が大変な場所です。
水垢をクリーニングでリセットしておくと、日々の掃除も楽になります。 相場は10,000円ほどです。
換気扇
換気扇は、ひとつで4,000円ほどが相場です。
お部屋、トイレ、浴室、キッチンなど数多くあるので、換気が悪いと感じるところから頼んでみてはいかがでようか。
ベランダ
意外と汚れるのが、ベランダです。 マンションの高層階であっても、土ぼこりで汚れます。
料金は広さによって違い、10,000円~30,000円ほどです。 床面や排水溝が綺麗になるので、水はけがよくなる効果があります。
ハウスクリーニング業者を選ぶときのチェックポイント
業者を選ぶときのチェックポイントは、主に3つです。
それは、料金・サービス内容・口コミです。 これらを比較して、納得できるところに依頼しましょう。
同じ清掃場所でも、料金によって、「ここまでしかできない」「ここもしてくれる」などの違いがあります。
料金とサービス内容をよく確認しておきましょう。
交通費や駐車場料金は、別途必要な業者もあります。 また、できるだけよい業者を見極めるには、口コミが参考になります。
まとめ
部屋が汚いのにお掃除ができないと、知らず知らずのうちに罪悪感がつのり、心が苦しくなります。 基本的に散らかっていても、
貴重品さえしまっておけば清掃してもらえるので、気負わずにハウスクリーニングを利用してみてはいかがでしょうか。
業者は専用の洗剤を使って清掃してくれるので、自分で清掃するよりも、綺麗な仕上がりにしてくれます。
清掃のトレーニングを受けたプロの仕事は、家具を傷つけることもなく安心です。
自分ではなかなか気づかない汚れを落としてくれるので、依頼する価値が十分にあります。
一度試してみて、よければ定期的に利用してみてください。
綺麗なお家では、家族みんなが気持ちよく、より笑顔で過ごすことができるようになるでしょう。